紙の本
母の愛が大きすぎる
2016/10/03 21:10
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
庭の大きな樫の木と無限の大きさの母の愛。
どんどん成長する我が子、手がかかっても反抗されても変わらず愛するのは母親だから。
母の愛が大きすぎて重たい絵本。
水彩の淡く繊細な絵がとても美しい一冊です。
紙の本
何といってもいせひでこの絵がいい。
2015/12/26 17:57
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投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
抒情的で美しさにあふれた繊細な絵が、こもりうたのやさしいテーマを描き出す。
「だいじなだいじなわたしのあかちゃん あなたのことがだいすきよ…」 作中繰り返されるこもりうたは母親のやさしい思いの表れ。男の子が大きくなり、やんちゃになって、昼間は怒ることがあっても、夜にはこのこもりうたを歌う母親の気持ちに変わりはない。
背景には、四季折々のかしの木の姿。その存在感の大きさ、見事さ。どのページをとっても美しく、見ごたえのある絵に見入ってしまう。
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美容師さんに教えてもらった絵本。
詩のような、文章。命がめぐる様子がわかります。
いせひでこさんの絵がとってもぴったりな絵本です。
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◆きっかけ
クーヨン2014年6月号 2016/6/1
◆感想
いせひでこさんの美しく優しい絵。モタさんのテンポ良く優しい訳文。読んでいて優しい気持ちになる。娘がもう少し大きくなったらまた読み聞かせたい。
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親にとって子どもはいくつになっても子ども。
大事に育てられた子どもは、
自分に子どもが出来た時、
親からもらった愛情を子どもに与えられるのだろう。
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男の子が産まれた方へプレゼントしたい一冊。いせひでこさんの絵がまた素敵だ。
文章訳の細谷亮太先生の作品も今後読んでみたい!
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子をもつ親の気持ちが 溢れんばかりに表現されています。愛しい我が子を思う気持ちは、幾年月が流れても、生まれてきた頃の想い出とともに 心のなかに灯され続けます。その思いは 巣立っていった子どもたちの心へと繋がっていく・・・。 <いせひでこ>さんの絵は、心にしみじみと染みわたるような 静かな感動にひたされます。
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ロバート・マンチの「Love you forever」は、アメリカで広く知られている作品だそうで、日本でも、1997年に発売されているそうですが、本書は、文章と絵を新たに書き直した、新装版といったところでしょうか。
少し調べてみたら、本書では、日本とアメリカの文化の違いを考慮した文章に変わっているそうで、元の絵本には、既に眠っているお子さんを抱き上げる表現があり、それに、あまりピンとこないものがあったのか、本書では、日本式の異なる表現に変わっていて、それが、より共感しやすいように思われました。
それから、物語の内容について、私にはシンプルに思われたのですが、実際に子育て中の方からしたら、とても大きな励みと感動を覚えるのは、分かるような気がします。
それは、今現在を生きることも大切だけれど、先の見えない親御さんの気持ちを察するに、本書では、ささやかな未来の幸せを見せてくれているからだと思います。
小さいときも大きくなってからも、心に抱くのは、同じ子守歌で、お子さんが大きくなってからの、
『こころで ゆらゆら だっこ ひとり しずかに おもいます』
には、お母さんだけでなく、お子さんの心にも響くものが、きっとあると思いますし、この場面の、「いせひでこ」さんの、かしの木の根元に、ひとり腰掛けるお母さんの切ない絵は、頑張っているお母さんに寄り添ってくれているようにも、感じられました。
そして、その子守歌の思いは、お子さんに引き継がれ、その思いの意味する深さを、真に実感したときの行動は、恩返しのようにも思われて、今度はお母さんがその愛情に包まれて、やがてはお子さんのお子さんへと、それが、ずっと受け継がれてゆく物語には、普遍性の素晴らしさを感じ、様々な意見があるのかもしれませんが、これで励みになる方がいらっしゃるのなら、それでいいのではないかと、私は思いました。
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『ラブ・ユー・フォーエバー』のいせひでこ版。
母は涙腺緩む本だが子ども側は呪詛にも捉えかねない、と思ってみたり。
子育て時を懐かしむ私は絵の情感も相まって涙腺緩みっぱなし、甘やかな言葉は心地いいのよね。