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紙の本
海上はちょっと遠い
2014/02/21 06:06
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投稿者:あさり - この投稿者のレビュー一覧を見る
東日本大震災では、自衛隊の活動がかなり注目を集めました。
テレビや雑誌などでも、その様子が出ていましたが、おおくは陸上での活動が中心でした。
この本は、海上自衛隊の活動を、指揮者の見聞・言動メモで示したものです。全編がまさにメモを書き起こしたというものになっていて、整理・整形はされていませんが、すくなくとも何がどう動いていたのかの一端を知ることができます。中には、艦艇が活動海域で浮遊物により故障が発生したことも記録されていて、ほとんどそのような話を具体的に目にしたことが無かったので、そういう細かいところでの驚きがあります。
著者も、あくまでもこれは記録としては一部であり、しかも指揮者ということで前線の記録ではないと書かれています。
自衛隊という組織には、色んな立場の人がいるわけで、そのそれぞれに何をどうしていたのかというのは興味があります。特に指揮者のことは、そしてその当事者からのことは、なかなか一般に知られる機会は無いように思いますので、足がかり的1冊だと思いました。
できれば、「幕僚」という立場の方の報告、そして陸海空それぞれに、整理された記録・報告も読んでみたいものです。
メモ的ではあっても、記録を読めたということではこの1冊は評価できます。一方で、メモの域を出ないというところで、ぜひ補完本も期待したいところをこめて、1点減点してみました。
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