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ふんわり、まったり、ゆったり、そんな緩い形容詞がしっくり来る内容
表紙を飾っている、もとかの容姿がこの漫画の雰囲気を見事に表している
これまでに読んできた、食ジャンルの漫画とは一味違いそう、と初見で感じて購入したが、読んでみて、自分の勘が当たっていた、と確信できるモノだった
食べる事や、作る事でなく、人が食事をするために集まる『場所』に焦点を当てている点が良い
食材の味そのものだけで心の傷を癒すのでなく、その食事をする場所が引き寄せ、結び、固める縁が人に救いを齎してくれる、そう語ってくるような優しいストーリーは温かい
地球だろうと、宇宙であろうと、優しい食を提供してくれる店は貴重
料理を作る様、出来上がった食事の描写、食べる者の笑顔、それらで漫画読みの腹を満たしてくれるだけでなく、心を満たしてくれるのが、私の考える面白い食漫画であるので、この『モトカノ食堂』はちょっと当てはまらないが、少し侘しさを覚えている際の一人呑みのお供にはピッタリのように思えた
同時に、大井先生の他の作品を読みたい、とも思わせる
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宇宙の片隅にある妙齢の女将が店主の深●食堂といったかんじでしょうか。人情味溢れる人間模様が、宇宙を舞台に繰り広げられます。
テンポが良くて、すべての話が面白い。
出てくる料理も宇宙らしく想像がつかない料理ばかりなのに、何処か懐かしくとてもとても美味しそうに感じます。
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元カノが店主やってたり、食堂を舞台に妙なロマンスが繰り広げられるストーリーなのかと思ったらまさかのSF。表紙を見れば確かに分かりますが、やっぱりタイトルから感じるインパクトが…