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実践訴訟戦術 弁護士はみんな悩んでいる みんなのレビュー
- 東京弁護士会春秋会 (編)
- 税込価格:2,530円(23pt)
- 出版社:民事法研究会
- 発売日:2014/02/12
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紙の本
☆実践訴訟戦術☆
2024/04/18 00:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
法廷マナー、訴状・答弁書の書き方、尋問の手法、控訴の留意点、依頼者との関係のあり方、和解のための段取り等のノウハウを、若手・中堅・ベテランが新人弁護士の質問に答える形で開示しており、座談会に参加しているような感じで学ぶことができます。
( ..)φメモメモ
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【内容証明】
法的効果の足跡を残す(意思表示の到達等)、裁判外交渉に内容証明は有効。相手方回答期限は10日前後が目安か。
内容証明郵便の留置期間が満了した時点で意思到達が認められる〔最判H10.6.11〕
急ぎでもなければ、普通郵便で十分。
文書として出す以上、文面上の事実は裏どりを! また、請求内容は相場観を持って!
【裁判外交渉】
長期訴訟を避ける有効手段として活用したい。そのためには、自分達の持ち駒をよく精査すること!
【裁判上の和解】
無暗に飛びつくな! 和解締結の意図をまず検討しろ!
【訴状】
正確さの担保は、文献や経験豊富な者のセカンドオピニオンでカバー。
あまりに正確さに拘りすぎると、《巧遅は拙速に如かず》状態に・・・
法律構成はブレず、事実はよく吟味する。
最低限:欠席判決が出せる状態
要件事実を意識して、淡々と書く!
12ポイント、1行37文字、26行
有効な証拠は、訴状段階で提示してしまう。
【答弁書】
答弁内容は「追って主張する」として検討時間を稼ぐのも妙手
認否はきちんと見られていると心得よ!
「不知」は、自分の支配領域外の事象に初めて使える。
「おおむね認める」≒細部に反論の余地を残した上で認める。
ストーリーを示す必要はあるが、冗長になってはダメ!
《ストーリー+法的抗弁》が書けて及第点
【主張】
主張:事実を提示すること。
【立証】
立証:主張した事実の存在/不存在を証明すること。
【要件事実】
訴状、答弁書、準備書面、どこであれ必須!
【間接事実】
要件事実があって、間接事実が初めて生きてくる。意外と重要。
【証拠】
材料は手広く集め、取捨選択して利用する。
有利な証拠は提示し、不利な証拠は吟味の上でリスク回避として出さない。
有利不利どちらにも傾く証拠は、やはりリスク回避として積極的には出さない。
証拠は、提出のタイミングが命!
【証拠説明書】
証拠説明書の立証趣旨は簡潔かつ丁寧に!
【陳述書】
尋問短縮のツールとして見られ、証拠としてはそれほど重要視されない。
相手が出した陳述書は、反対尋問構成のチャンス!
【人証】
書証があればそこで大体の結論が出てしまう。人証はあくまで確認の意味になりがち。しかし、非訟事件では有意義な一面も持つ。
証人は、要証事実と照らし合わせて選任すべし!
【尋問】
尋問は事前準備(尋問メモ、想定問答、尋問テスト等)が重要!
主尋問≒立証
反対尋問≒弾劾(信用性の減殺)
尋問の上達方法:実際の尋問を見てみる。場数を踏む。練習する。
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