電子書籍
素晴らしかった
2020/10/25 23:45
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投稿者:りき - この投稿者のレビュー一覧を見る
和久井のような掴みどころのない浮世離れした人物が好き。彼の視点で綴られる蓮見への想いや過去の話に胸を打たれた。不器用な愛情表現がかわいいのに切ない。
電子書籍
切ない
2020/03/30 10:24
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投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
カバー絵が好きな作者さんだったので購入しました。
和久井のおじさんの話など結構辛い話も盛り込ま絵れておりそれでもハッピーエンドでくっつくので安堵して読みました。
電子書籍
しっとり静かな背景
2021/05/02 16:01
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投稿者:KoLe - この投稿者のレビュー一覧を見る
同級生が大人になってやっと気づいたカップルの話といえばありがちですが、古い一軒家と裏庭の池の不気味な雰囲気が話に深みを加えています。不気味さは受けの過去やトラウマと結びついていて、それを乗り越えて幸せになっていく過程がうまく盛り込まれています。タイトルにある、綴っていたノートの事は話を半ば過ぎた頃に出てくるので、それまで首を傾げていました。表紙絵が素晴らしいです。
紙の本
もどかしい恋愛
2016/06/29 08:31
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投稿者:tix - この投稿者のレビュー一覧を見る
あらすじから、普通に受け→攻めの片思いが実る話かと思っていましたが、
実際に読んでみると、予想の斜め上を行く展開でした。
全編書きおろしですが、前後編に分かれており、
前半【恋の棘】は攻めの蓮見視点。
後半【恋を綴る人】は受けの和久井視点です。
それを知って『ああ、両片思いなのね』と思いましたが、それもちょっと違う。。
これ以上書くとネタバレになるので書きませんが、
『もどかしい(焦れったい)恋愛、不器用な恋心』
こんなキーワードに反応する方にはオススメの作品です♪
和久井の一風変わった性格のおかげで、
恋愛の王道とはちょっと違った展開を見せつつも、
切なさあり、優しさありの、じわっと沁みるようなお話です。
電子書籍
私には難しい作品だった
2019/09/13 22:06
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投稿者:きたさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
解りやすいBL作品では無かった。なんか回りくどいって言うのか…作品中の受にしても攻にしても感情の起伏が無く淡々と物語が進んで私も淡々と読んでたら気が付いたら身体の関係に入ってた。
私の読解力が足りないのかな…
紙の本
神視点というか…
2018/05/31 21:53
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
杉原さんの文章を読んでいると、なんというか薄い幕を垂らした舞台を見ているような感覚に陥ってしまいます。
攻め目線でかかれているはずなのに、攻めの熱量というのもが全く感じられずに、第三者のように思えるというか。
攻め視点であるにも関わらず、受けのことを推測する文章が多いことと、自分(今回は攻め)の気持ちを自らが把握しきれていないことによること、そして激情型でなくて、ある程度理性的な人物が視点を担当することが多いからなのか…。
それぞれ視点が微妙で、いまいち入り込めませんでした。
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とても静かなお話でしたね。 あの竜神様と少女のお話はちょっとゾッとするけれど、好きですね。 ゆっくりとした関係性だったのに、突然の恋愛変換にちょっと戸惑いを感じながらも、受の気持ちにジレジレだったんですが、それも仕方がないのかな~と思って後半の受視点を読んでいたんですが、 ラスト手前の受の "うれしかったからだ" という文を読んだ時にホロリと流れましたね。 そんな事も気づけなかった受にと気づけてよかったねという気持ちがいっぱいでした。
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繊細、丁寧な文章で蓮見(攻)視点と和久井(受)視点のお話が描かれているなぁと思いました。
お母さん気質の蓮見がどうしてか構いたくてしょうがなくなる和久井に対して、気づかぬうちに育てていた恋心を自覚して、それを受け入れる和久井。
前半の蓮見視点で2人がくっついたのかと思いきや、後半の和久井視点では、和久井はどうして蓮見とこうなったのかわからない、だけど蓮見は手放したくないという複雑な気持ちを抱えながら蓮見との関係を続けているという感じで、体はくっついてるけど心はまだ(和久井的には)くっついてないという2人。
蓮見はたぶん、そういう和久井のことをちゃんとわかっていてなお和久井との関係を進めていってるんだろうなぁ。
自分は好きだから和久井の傍にいたい、それから一応自分は和久井にとって特別な位置にいるっていう自負もあたりして。
蓮見からみても、読んでいる私から見ても、和久井は蓮見のことすきだろ!って思うのですが、和久井は和久井なりに自分のバックボーン的な部分の関係で、自分の中の感情を自分自身で受け入れたり理解することができなくて苦しんでいるところが、結構切ない。
蓮見が気になって、自分のものにしておきたくて蓮見の記録をつけていたりするのに、その行動に名前をつけられない。
でも、最後の最後で、和久井が心の中にあった大切な気持ちをちゃんと導き出せるシーンにはすごくじーんとしてしまいました。
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すごくまどろっこしい気持ちにさせられるけど、不思議と退屈にはならない話。じわじわと萌えがやってきます!
社会人となった今も、大学時代からの親友であり一風変わったところのある和久井の世話を焼いてしまう蓮見視点で描かれた「恋の棘」。
ほっとけない和久井の生活ぶりが克明に描かれていて、蓮見の心境がよくわかります。和久井はホンモノの天然で思わず笑ってしまうところもあるのですが、実はその裏には切実な孤独と寂しさが潜んでいて、徐々に胸にずっしりきます。
そんな和久井をずっと支え続けてきた蓮見が男前で、ほんとにステキ。
愛するということも愛されるということも知らなかった和久井にめちゃくちゃ振り回されてる蓮見の人生。でも蓮見も無意識のうちに和久井に相当惚れてしまっているのが伝わってきて、Hシーンはとてもいい萌えが。
「恋を綴るひと」は和久井でした。寂しい幼少時代のせいで抜け落ちた感情があることが切なくて。
でも、赤裸々な「蓮見記録」とか、二人の会話とか、微笑ましくてキュンとさせられました。
いろんなものを二人で乗り越えて幸せに暮らして欲しいなと思えるエンディング。
しっとり萌えるエロスで、いい話でした。
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今読み途中ですが、、なんだか読みづらい本です。
現代のびーえるぼんを読んでる、というよりは、昔の文学作品を読んでる様な。。
杉原さんの他の作品は大好きなんだけど、このお話は何故か読みづらい。
また読み終わったらレビューし直します。
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キャラ文庫は最初のカラー絵が2枚あるのでとってもお得な気がしますね…!玄関先に佇む和久井のイラストは想像通りの姿です。生活能力のない受けは最高に可愛いですが、和久井のような人格だと付き合えるのは蓮見しかいないと確信。蓮見記録つけるのもすごいけど、自分の気持ちや行動の理由がわからないところは変に感心してしまった。池のお話はぞくっときたけれど、2人のやりとりを見ていて、やっぱり付き合ってるんじゃん!と言いたい友人の1人になった気分でした。
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静かに、淡々と物語がすすむ。盛り上がなくて読み進むのに時間がかかった。受けと攻めの温度差っていうか、伝わってない感スゴイ。エッチシーンも盛り上がらない・・・。受けが静かすぎるからか?面白くないわけじゃないんだけど。
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葛西さんの表紙で、もうなんていうか、薄幸キャラなのわかりますw(だがそれがいい)
世話焼き(蓮見)と生活能力低めな不思議ちゃん(和久井)、って言う、私の好きな設定CP!和久井の飄々とした態度には実は過去の出来事がトラウマになっていて...。
両片思いの不憫受け。
割と淡々と進んでいくけど、進むにつれて重々しくなってくる。二人ともちょっと捉えどころがないキャラクターなので、なんていうか...つかみが弱さはあるかもしれない。
幼少期の和久井は、実の父親に浮気の末の子と疎まれて(実際は違うのを知っているのにもかかわらず)、母親も浮気は実際にあったことなので、後ろめたさからか味方になれず、そんな時に男からいたずらをされて...。(この経験から、EDに...)
世間体を気にする家柄もあり、家で居場所がなくなり父親の兄?弟?(どっちだったかな...)の叔父に預けられる。
必要以上に関わってこない叔父との距離が心地よく、いつしか恋心を抱くようになり...。告白するも受け入れてもらえず離れて暮らすようになる。
ひょんなことから、彼と住んでいた家に戻ってみると、彼は近所の池の事故で亡くなった後だった。そして、母親の相手がこの叔父だったことを知る...。
重い...w だがそれがいい(2回目)
蓮見との出来事を逐一ノートにしたためていて、(それがタイトルの恋を綴る、になるんだね)あさっての方向にいっちゃってる和久井が怖かわいいw 自覚のある蓮見マニアw 一応、見られたら引かれるってのはわかってるのね...。
全体的に水っぽいテーマもあってか、しっとりして、読後感もよかった。
人嫌いで、時折奇妙なことを呟く幻想小説家の和久井。その世話を焼くのは大学時代からの親友・蓮見だ。興味はないと言うくせに、和久井は蓮見の訪問を待っている。こいつ自覚はないけど、俺が好きなんじゃないのか...?けれどある日、彼女ができたと告げると、態度が一変!!「小説の参考にするから彼女のように抱いてくれ」と求められ...!?