紙の本
行動経済学、マーケティングの実践~エッセイ風味~
2015/09/29 23:07
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投稿者:ペンギンゴコロ - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者がはさんだ小ネタをどこまで再現するか・・・翻訳ならではの悩みですが、この本は内容を邪魔せず、読みやすかったです。
それにしても、出てきた企業名のほとんどは馴染みがあり、流通業界がボーダーレスであることを実感しました。20年前なら、米国の流通業は日本の10年先を行っていましたが、現在は同じ問題を抱えているように思います。
2年前ロサンゼルスでブラックフライデーに遭遇しましたが、以前にくらべると盛り上がっていないようでした。売れない時代にどうやってモノを売るのか・・・この難しい問題解決のヒントになりそうな一冊です。
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2014.07.04 パコさんの講演に言ったことがあり、以前から読もうと思っていた。ショッパーマーケティングの専門家であるパコさんの洞察はとても面白いが、この本に関してはクライアントとの守秘義務の問題があるのか、あまり具体的な例が紹介されておらず少し残念。
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なかなかに分厚いが、筆者の経験というか、自慢話が多く回りくどい感が…アメリカの筆者に多い書き方のように(あくまで自分は)感じた。しかし、まあ買い物するときってよく考えられているんだなあと実感。この領域は行動科学に近いのでしょうか、観察にまさる観察はなし、みたいな感想を持ちました。
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ショッピングの秘訣は人間観察である、というまぁちょっと考えれば当たり前なんだけれども、当たり前にできていないことについて。
事例の紹介が翻訳本特有(だと僕は思うのだけれど)の冗長さがあって、若干まどろっこしいけれど、示唆に富むことに変わりはない。商売をやる上では一度読んでみて損はないと思う。
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やたら長いだけでそれほど面白くない。今読むともう時代遅れになっている部分も多い。事例もアメリカ中心で、時々日本のものもあるが、それでもあまり親しめない。もうちょっと整理してあればよかった。日本語に訳すときに、詳しく解説を加えられると、素晴らしい訳本になると思う。
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マーケティング、ターゲティング、マーチャンダイジング等々。
社会心理学、行動学、生物学、等々。
小売に従事するものなら、一読して損はない一冊。
ただ、百貨店や大型複合商業施設などでの実例が多く、全ての小売に向いているとは言い難い。
しかしながら、根本的な部分はかなり網羅されている。
目配り、気配り、心配り。
まとめると、日本のおもてなし文化がどの国にも通じ、またそれがショッピングをする顧客への王道なのだと改めて思う。
もう一度読み返しても良いなと思えました。
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読みにくくて、辛かった。
ダラダラいろんな調査結果や調査後にアドバイスしたところどうなっか、自慢?が書かれていて、内容が
あちこち行ってて結局何が言いたいのか掴みにくくてイライラした。
ただ、人とぶつかられると買い物を諦めるとか、店内のどこに何があるのか分かりにくいと買い物を諦めるとか、棚の下の方に陳列しているものはなかなか買わないといった、膨大な調査を基にした、消費者の行動や、著者の視点からの解決策などはおもしろかった。
日本の消費者にも全く通じない話ではないので、大いに参考になるとは思う。
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小売店への売上効率改善アドバイスを生業とする著者が研究した内容をまとめた本。
店内でのお客様の様子を徹底的に観察し、普段の店舗運営からは気づかないような改善ポイントまで洗い出す。
冗談まじりに語られるため楽しく読めるが、逆に要点のみを把握したい人にはちょっと面倒に感じるかも。
小売店運営で改善案さえ浮かばなくなったら読み返したい一冊。お客様目線の重要性を思い出させてくれる。
自治医大店 田崎
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やはり自分は、ビジネス本との相性が良くない。題名に釣られて購入したが、「なぜこの店で買ってしまうのか?」の問いに、ハッキリとした回答が書かれていない。
実際英語の題名は、「Why we buy?」。つまり、「なぜ買ってしまうのか?」。「この店で」とは書いていない。
「この店で」の部分に惹かれる読者が多いと思われる事から、それに答えていないこの本への評価は高くならないと思われる。
最近のビジネス翻訳本は、訳がこなれていない部分が目立つし、文字(頁数)の割に内容がついていってない部分が多いと思っているのだが、残念ながら、今回もその思いを新たにするに過ぎなかった……
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自分の提供するサービスのターゲットが、どのようにサービスを使うのか。想定してないアンチパターンを紹介しながら、観察を元にサービスをつくる、もしくは作り直すヒントを得た。
・人間には腕は2つしか無い
・人間は前向きの目がついてて前に進む
という当たり前のことも想定できていないショッピングモール、というのが表現としても面白かった。
残念なのは、後半部分、学びがあまり得られなかった。