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文房具の国を走る“ふでいれ”から、ニョキっと出てきたのは、子どもたちが大好きな“赤色鉛筆”の“あかいろちゃん”!
子どもの頃はお絵描きの時に赤色鉛筆、たくさん使い、他の色鉛筆よりもピョコンと短くなりました。小学生の必需品でもありますよね、赤色鉛筆。
“ぶんぼうぐのくに”は、みんなのしたい事とできる事が完全に一致した、奇跡みたいな国。小さなモノたちがそれぞれに いきいきとしていて、それぞれのしたい事とできる事が完全に一致した世界だなんて…なんて素敵な世界! そんな素敵な世界をいきいき・のびのびと生きるあかいろちゃんや、文房具たちは、みんなとっても幸せそうに描かれています。
あかいろちゃんの旅のストーリーには直接関わってこないけれど、絵本のページの随所にあらわれる文房具たちは、とっても可愛いです。私は、ひょこひょこ歩き回っているクリップたちや、道にペタペタと可愛い絵柄を貼りまくっているシールがお気に入りです。
隅々まで絵を眺めて楽しめます。
ネタバレになってしまうので詳しくは書けませんが
ラストはキュンっと切ない。だけど、それでも幸せな気持ちがほわ~んと、心にひろがります。