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小松左京の「猫の首」が一番面白かったけど、猫好きにはちょっと・・・な内容だったりと。何かと猫好き感を欠いた猫アンソロジーでした。けれど梅崎春生からの流れが素晴らしかったので☆4。
普通に猫好きのほんわか感を味わいたい方はエッセイ編をおすすめします。
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猫がテーマのアンソロジー。
森茉莉さんの作品を「これはだれだ…」と考えながら読む読書第二回 舳徹冶が三好達治なのはすぐわかるけど、甍平四郎が室生犀星なのは描写からはわかるけど名前が! 原型とどめてなさすぎて‼ 茉莉先生の名前改編の基準がわかりません
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ごく最近の言い回しですが、ファッション猫好きアンソロジーだろうとしか。この中じゃ星新一しか解ってないだろうな…。
「どんぐりと山猫」読んだのが小学校以来でそれはそれで懐かしくて良かったです。小松左京も、過激なトムとジェリーであって、猫好きの為でもなんでもない。
星新一と、表紙の絵が良かったので★3つで…。
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猫好きでも文壇界で身内受けすると思われる小説集。内情が分かる人ならもっと楽しめるんだろう。雲とトンガの描写、宮沢賢治のオノマトペ、小松左京のスリルに星を。宮沢賢治の作品にハズレを感じたことはないが、白いきのこがやる変な楽隊が今回特によかった。
美しい猫だったろう雲の日常の姿、性格が分かる描写が微笑ましく、また美しい兄の容姿と引き比べられた妹猫トンガの切なさに少し悲しくなるものの、いなくなった兄猫を探すようなトンガの仕草に家族ってものを考えてしまう。