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読み進めるほどに、先がどうなるのかにワクワクすると言うより、よからぬ物が待ち受けているような漠然とした不安が募ってくるのに、読むのが止まらない。
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父親が自殺した。
残されたコンピュータの中には裕子がいた。
単なるプログラムなのか、意識が宿っているのか...
展開遅っ。
下巻に続く。
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"記憶の果て"(上)(下) 浦賀和宏著 講談社文庫(2014/03発売)
(1998/02発売 講談社ノベルス、2001/08発売 講談社文庫)
・・・第5回メフィスト賞受賞作。自殺した父親の部屋のパソコンを立ち上げた高校生安藤直樹は、
そこに”裕子”と名乗る人工知能を発見する。
人間の物らしき記憶を持つ裕子を調査するうちに直樹は自分の過去とも直面する。
”裕子”の正体とは?
・・・”裕子”の正体はともかく、安藤直樹の過去については実際にありそうな話なんで痛々しい。
・・・あと、この作品には”キーボードのないライディーン”という珍妙な曲も登場します。
(実際に登場人物が演奏していた)
想像を絶するとはまさにこのことやねぇ・・・。
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何とか我慢して読んだ。
つまらん。
展開がノロすぎ。
下巻がとんでもなく面白いことを期待。
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主人公の父親が自殺したところから物語がはじまる。主人公が自殺した父の部屋でコンピュータを見つけ、興味本位で起動すると黒い画面に表示される「あなたは誰」の文字。そして主人公はコンピュータの中の存在「裕子」とキーボードを通して会話を始める。裕子とは一体何なのか、誰なのか…
なんとか読了。展開がゆっくりめ。
1998年の話らしく、微妙に今とは感覚が違う部分もありますが、自分の打ち込んだ文章に自然な日本語であたかも自分で考えて返事をしているかのような裕子、果たして彼女に意識はあるのか?物語の中で直樹と金子の会話の中にもありますが、それを確かめることはできない、しかしそれは人間同士でも同じこと。そう考えると人間も超高度なAIとして考えられるんじゃないかなんてふわふわと考えてしまいました。
そんな中で、母親から直樹は父親と元妻の子だということ、また、直樹には18歳年上の姉「裕子」がいた事を知らされる。自殺した時期的にこの姉が直樹の母親っぽい感じがチラつかされてるがどうなんでしょう。ここらへんの告白は面白かった!
下巻に期待