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読み終わった瞬間、そんなーーー!!!と叫びました。やだー、こんな終わり方は、いーやーだーーー!!!
ほんとに、彼女の言うとおり、この関係は単なる共依存ですよ。恋ではないです。
懺悔の気持ちでそばになんて、誰もいて欲しくないですよ。
彼女が好きになったからこそ、狐さんは仮面を取って、苦手なものにまで立ち向かったのに、このあんぽんたんな主人公は、なんも分かってませんよ…。
人を好きになる、というのは、献身の多さで決まるものではないです。
そばにいて、気が休まって、等身大の自分でいられて、甘えられて…それでいてときめくことが出来るのが恋であり、愛なんですよ。
狐さんと揚羽さんの間には、ときめき、という最も大事な要素が欠けている。
まだ恋に疎い主人公は、そこに気づいていないんだな。これでは、結局頑張った狐さんが振られて終わり、ということですよ。なんて哀れな狐さん。
続編があるそうですが、狐さん、諦めずに主人公にもう一度アタックしてくれ…ないのかな…orz
違うお相手になっちゃうのかな…それは嫌だなぁ…。
あんぽんたんな点を除けば、主人公のことは可愛らしくて気に入ってるのです、私。
あと、これ読んでると、ほんと奈良行きたくなりますね!森見登美彦氏の小説読んだ後に、京都に行きたくなるくらい、奈良行きたいです!!
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結末には納得いかん!って読了後ショックを受けてます。
でもそんなふうな結末を選んだ主人公にちょっと愛しさを感じたりするんだけど・・・でもなぁ・・・(-_-;)
あとは、奈良の散策が楽しそう♪前半は奈良の色んなところが出てくるので、京都よりも奈良に行ってみたくなりました。
あとは、狐さんとの掛け合いも楽しかった!
そんなわけで、納得いかないけど★は3つで!
豆を手にすれば恋愛成就という噂がある東大寺二月堂の節分に出かけた女子大生の「私」は、狐のお面に着流し姿の奇妙な青年「狐さん」に出会い・・・
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真面目な女子大生の私が、謎の狐のお面をかぶった男と、綺麗な揚羽さんという女性に会ってドタバタする物語。
奈良のお寺のお祭りや伝統行事も登場する。
落ちが少し物足りないかなー。
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狐さんがとても魅力的で、読んでいる側も狐さんに惹かれて恋をしながら読める作品。
途中から主人公の考え方に共感できなくなっちゃう部分がすごく勿体無い。狐のお面や奈良の行事の題材はすごく良いのに、狐さんが主人公のことをどう思ってるのか本人の口から聞かないまま自己完結してお別れしてしまって、本当にそんな結末で良いのか疑問だった。狐さんもその結末は不本意だったんじゃないかなと思う。
ハッピーエンドだったら物凄く大好きな作品になったんだろうなって思うから、本当に主人公と狐さんにくっついてほしかった。ちょっと惜しい作品。
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なんで、どうしてそこまでして想いを伝えないの!
と、声を大にして言ってやりたい…。
狐さんは君を想っていると思うのに、揚羽さんの存在は確かにあるが、何も伝えずにというのは、あそこまでしているのに、返って卑怯だ。と、思ってしまった。
奈良の風景やまつりごとのシーンはとても面白かっただけに、「恋都」の狐さんになりきらなかったのが残念。
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女子大生と謎の男狐さんと揚羽さんの恋のお話に奈良のお寺の行事の話を絡めて。途中まで面白かったのに、最後が「は?」てなりました。なんだかなぁ。なんでそんな落ちに?がっかりです。
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えー?こんな終わり方ってあり?まぁ現実にはこの主人公の女の子のように独りよがりに判断してしまう事もあるだろうけど、なんだか後味悪いなあ。それまでは、それ程は盛り上がらなかったけれど奈良の自社仏閣に纏わる話に、そこそこ興味が湧いて読んでたけれど…。他の方々の感想を見てみると、同じ様な感じ方なのでホッとしたりして。
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初めは奈良の説明ばっかで微妙だったけど、
池の中とバレンタイン以降は
神様出てきたり人間関係に動きがあったりで面白かったかな。
章変わりで主人公いきなり自分の恋心自覚してたけど...
恋心の自覚は全体的に見て描写が少なかった。
これがきっかけなんだろーなって思えるところがあるだけ。
そして、、、狐のお面の理由は読めたけど
主人公の恋路は読めなかった...外れた...。
現実ではあるあるな結末なのかもしれないけど、
なんだか飛び飛び、ちぐはぐ。主人公の心と行動の過程が隙間だらけ。主人公の成長というよりは盲目になっただけというか。ヒステリックというか。
これ続きあるみたい?!
狐の続きよりも、私は主人公の続きが気になるよー
主人公の名前も出てきてないけど...
作者が気分屋さんなのか
あるいは描きたいものが先行しすぎて過程を省いちゃったのか
っていう印象を持ってしまった
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奈良の女子大に通う主人公は、講義をサボり、東大寺二月堂で行われる豆まきに参加することに。そこで出会ったのは、狐の面を被った風変わりな男と、美人で気の強そうな女性。主人公は二人に着いて行き、なんだかんだで晩御飯までご馳走になることに。狐さんと行動を共にするうちに、主人公は徐々に惹かれていく………のか?
と、こちらが疑問に思うほどゆったりとしたペースでなかなか進展はなかったです。しかし、後半はけっこうなシリアスっぷりで切ない展開に。
狐さんのキャラクターもファンタジーっぽくて、いい味を出していたけど、肝心の主人公があまり好きにはなれなかった。
多分読んだ方はわかると思うのですが、彼女の行動のせいであまりに狐さんが可哀想でした。本人の気持ちを差し置いてのあの行動は、余計なお世話というものだと思います。(あまり書くとネタバレになるのではっきりと書けませんが)
例えば、よくドラマの好きな人を取り合うシーンとかで「お前のほうが相応しいから譲る」とか、「先に好きになったのはあいつだから身を引く」なんてシーンがありますが、そんな都合は“好きな人”にとってはどうでもいいことです。
ドラマや小説だから映えるけど、実際の恋愛だったらうざいだろうなぁと思いました。
余談ですが、舞台が奈良ということで、親近感がありました。主人公の大学も「奈良のリケジョで女子大といえば、あの大学かな」と想像しながら読めた。通学事情から、私も奈良の大和西大寺には乗り換えに使うので、今度奈良を探検してみようと思いました。
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奈良の女子大に通う二年生の「私」は恋愛成就の効果があると言われる鈴を手にいれるため東大寺二月堂で行われる豆まきに参加する。そこで「私」は料理上手で面倒見の良い女性、揚羽と着流し姿で、マジックが上手く、物知りだが、顔にはいつも紙製の狐のお面を被る男性、通称 狐さんに出会う。
そして「私」は狐さんと触れ合ううちに彼に好意を抱くようになる。
これはそんな「私」と変人、狐さんとの恋を描く物語。
私はこの作品を以前から読みたいと思っていたが、中々読めずにいた。このためやっと読めて良かった。また奈良の祭りについての記述が細かく書かれていて、そんな祭りがあるのかと興味深かった。
狐さんがお面を被っている理由について知ったときには成る程なと感じた。また自分が思い描いていたラストとは大きく違っており、恋愛について描いた作品でこういう終わり方をするものもあるのだなと感じた。欲を言えばもう少し登場人物が出てきても良かったのではないかと思う。
これは「私」のある一つの恋を描いた作品、しかしこの恋は余りにも衝撃的で、生涯忘れられないものとなる。
貴方もきっとこの作品に化かされる。
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奈良に住んでたので懐かしーと思いながら読んだ。奈良の空気すきだし、京都じゃなくて奈良が舞台の小説は珍しい気がするしいいと思うんだけど、お話の展開に面白さは感じなかったなあ。
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狐さんの言葉が屁理屈で良い。なるほどと思えるから。最後、え?それで終わりな終わり方だったので、次巻どうなるのか…?期待はせずとも気になる
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奈良の大学に通う女子大生が主人公。奈良のお寺の豆まきに参加することで、狐のお面をかぶった「狐さん」と綺麗な女性揚羽さんに出会う。いろいろなイベントで狐さんと揚羽さんに出会いその交流を描くもの。
読むのは何回めか。文章とか奈良の景色とかは好きなのだけど、どうしても最後の主人公の決意に納得できない。確かに揚羽さんは狐さんにとって大事な人だろうけど、今までしなかった整形をしたり、狐さんが変わってきているという揚羽さんの言葉は一体…。私にはそんなことできないな。狐さんのキャラはとても良い。続きが気になる、読みたい。
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冬の奈良のお寺の行事をまわるお話...かな?奈良へは東大寺にしか行ったことがないので、お寺行事を読むのはちょっとした脳内旅行で楽しめました。主人公の「私」と狐さんと揚羽さん。恋愛小説になりつつあったのに最後は「⁉︎⁉︎⁉︎」でした。顔を隠してる人はだいたいイケメンですね笑
途中采女神社で不思議体験。神社の池がみんながみんなそうならおもしろいのに‼︎でも鹿にタックルされたのはなぜだろう⁇奈良に行きたくなりました。
h28.5.5
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初めましての作家さん。
舞台は奈良。20年間彼氏なしの女子大生が恋愛成就を願って
訪れた豆まきイベントで、落とした鈴を拾ってくれた狐面の男。
出会いのシチュエーションはバッチリだったのに
奈良のイベント解説を絡めたイベント巡りが長すぎて
気付いたら恋愛モード全開になっていた。
一番大事な恋の初め部分が描かれてない。
ドキっとする瞬間とか、戸惑いとか葛藤を無視して
いきなり切ない乙女の心理描写されてもついていけない。
しかも、結末は予想外で、何をしたかったのかがわからない。
酷い消化不良を起こした感じです。