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地元の自治体が空港はいらないなんて言い出すのはきわめて異例だった。
大阪市の本丸は交通局、地下鉄とバスの改革だった。
役所は基本的に上から外から、言われたらやるという体質。
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おそらく存在はするが、どのようにつけてよいのかわからない力。その一つに「改革力」というものもあるだろう。本書は、橋下徹氏とともに大阪の改革に携わっていた上山氏の本である。
本書では、大阪の改革を例にどのように計画し、遂行していったかを書かれている。地方自治体の政策とはいいながらも、ものすごく企業経営のようなことをしているなと思ってしまう内容である。一つのミッションについて、どのようなタスクをおいて実行していくか。ダイナミックに展開されている。
ただ、この本を読んでも改革力というものは身に付くわけではないと思う。
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橋下改革のブレーンによる本。橋下改革は賛否渦巻いているが、問題の分析や解決の手法は参考になった。関西州を「かっこいい」EUになぞらえ、大阪=ドイツ、京都=フランス、兵庫=イギリスと三都を大国になぞらえたのは面白い。
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大阪府、大阪市での改革を例に改革について論じている。
改革に段階があるというところに、なるほどと合点がいった。ミクロ、メゾ、マクロ ですね。
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第1章 これが改革だ!―橋下・大阪改革の舞台裏
「チェンジ・マネジメント」
公共機関の改革は実はダイナミック
情報公開のチカラ
路線転換の流儀ー躊躇せず決断、じっくり実行
改革のドミノ
第2章 何を改革するのか―マッキンゼー流、分析と着眼のポイント
マッキンゼーのアプローチ
顧客目線で事業を整理、調査する
使えるデータはどこにでもある
縦のものを横にする
他業界に学ぶ
第3章 どうすれば改革は成功するのか―情熱と冷静な判断
そもそもなぜ改革が必要なのか
改革と改善の違い
改革は組織の慣性との戦い
シュリンク・トゥー・グロー
改革が人材を育てる
第4章 改革チームをどう動かすか―リーダーとメンバーの条件
改革リーダーに求められる条件
チームの力を引き出す
事実と数字を集める仕事
楽しい改革