紙の本
サラリーマンにもためになる。
2015/03/02 22:27
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投稿者:ういっす - この投稿者のレビュー一覧を見る
意識を高く持ち、準備することの大切さを説いた本。著者は野球選手なので具体例は野球ばかりだが、サラリーマンも得るところがたくさんある本である。
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エースでも四番でもないと自分の立場を客観的に知り、そこからレギュラーを掴むためにすべきことをこなす。自分を客観的に見ること自体が そもそも 難しいが宮本選手はそこが優れているのかなと。
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前作、『歩』よりももっともっと野球の技術的な話で、そういう話が読みたかったのではないひとからしたらちょっと退屈してしまう本でした。
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著者の宮本の事は、以前野村元監督がリーダーの資質を持つ選手として稲葉とともに取り上げていた。
WBCやオリンピックチームをまとめていた選手の初めての著書なので楽しみにしていたが、ちょっとだけ期待はずれ。
気づく、気づかせる、守る、攻める、人生の5つ項目にわけ、それぞれにおいて『意識の持ち方』の重要性を書きたいようだが、本を書くことに慣れていないせいなのか、自分の事を書いているかと思ったら、他の選手のことが出てきたりと、内容があっちにとびこっちにとんで集中しづらい。
野村監督の教えに基いて、名脇役に徹することでプロ野球選手としての自分の生き場を見つけた話しは有名。
高校時代一人でやっていたシャドー守備には驚く。夜一人にグランドに出て、アウトカウント、ランナーなどの条件を想定し、打球が飛んできたことをイメージして守備動作だけを行なう練習らしい。さすがに色々考えて練習してる。
レギュラーになる選手となれない選手の大きな違いとして『失敗への対処』をあげている。なれない選手は自分のスタイルにこだわりすぎるあまり変化できない。少ない成功体験にこだわって変化を恐れてしまう。レギュラーになる選手は失敗を認め自らが変わるらしい。
身体能力の高くない自分は、4番打者やエースと違い人を見下ろして野球をしたことはない。その分人より野球がうまくなりたいという気持ちが強く、常にうまくなることに意識を於いてきたことが、40を超えるまで長く野球を続けられた理由と自己分析している。
代打になった頃、宮本に当てた川藤のアドバイス。『期待されていたらレギュラーで使われとる。期待されてないから代打なんや。期待されてないから気楽にいけ。』 ただのアホではない。
もうすこし論点を絞って、著者得意の『守備』にフォーカスした本を一冊を読んでみたい。
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スポーツ選手はよく「楽しむ」というけれど、宮本さんは、「プロになってから一度も楽しんだことはない」と言い切る。”仕事”としての野球に取り組むため、最も意識したのが”意識”。気づき、気づかせる。
野球の細かいプレーには詳しくないが、ディティールにまで意識を配り、疎かにしない。サッカーは勿論、大きく言うと人生にまでつながる。
そして重要なのは自己分析。一流選手は皆それを言う。
僕も心がけようとおもう。ありがとう。
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元ヤクルトスワローズの内野手である、宮本慎也氏が語る一冊。10代の頃はヤクルトスワローズファンだったので宮本選手の存在は知っていた。そして、宮本選手のファンだった。プレイスタイルがかっこよく、ファインプレーをする度にかっこよく感じた。野球というスポーツを通し、宮本選手の素晴らしさを知っていたがこの本を読む事によってもっと素晴らしい選手だった事がわかる。リーダーというポジションは宮本氏のような人が向くのだろう。宮本氏の他者(他選手など)に対する気配りを見習い、活かしていきたい。
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プロフェッショナルとして「仕事」である野球に向かう姿勢が書かれた本。上手くいかない時、自分の力では及ばない人や状況に直面した時にどう対処していくか、そのための「意識」が実体験を混ぜながら述べられていた。「エースで四番」ではない多くの人にとって気付かされることが多い本ではないかと思う。
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野球以外にも活用できる内容。
そして実名出して厳しいことも書かれているのが
野球ファンには面白かった。
特に村中投手の件・・・。
宮本さんのユニフォーム姿、早く見たいなあ。
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著者が仕事として野球に取り組むなかでつねに「意識」を高く持ち続けることを心がけていました。
意識を高くもって練習を積み重ねて体に染み込ませるほど、無意識のうちにも素晴らしいプレーが飛び出すということです。
本書は、意識を高く持つことで、無意識でプレーすることを目指した著者の野球人生をまとめた1冊です。
詳細なレビューはこちらです↓
http://maemuki-blog.com/?p=3200
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本屋で見つけて、「はじめに」を読んでみた。前職の上司が宮本とかかわりのある人だったので勝手に親しみがあった(笑)。意外にも、と言ったら失礼かもしれないが、しっかりした文章を書く人だなーと思い、読んでみたくなったので購入。
2000本安打した人、くらいは知ってたけど、本当に努力の人なんだなと思った。体格に恵まれてるわけでもない、他のプロ野球選手と比べたら特筆すべき能力があるわけでもない。でもきちんと自分で考えて、できうる限りの「準備」をして、24時間常に野球のことを考える。そして自分で気づいて、修正して・・・の繰り返し。
これはなかなかできないわ。サッカーの本田も言ってたけど「きちんと準備すること」が大事。簡単なようでいて難しい。
PL学園での練習やプロ野球での小ネタもかなりたくさん出てきて、野球をやってる人は特に楽しめる内容だと思う。旦那にも読ませよう。
しかしながら「男なら」みたいな子育て方針には「今どき!?」と思ってギョッとした。私はあんまりそういう固定観念を植え付けたくないなあ。
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「意識が変われば、人は大きく成長する」
プロ野球で19年活躍。重い言葉です。
結果がすべてのプロの世界。
サラリーマンの私などまだまだアマチュアなのかも。
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プロ野球の世界で、
長い間、ひとつの場所で戦い続けるというのは、
なかなか難しいことだと思います。
それだけでもシンプルにすごい人だ。
実際に読んでみて、さらにすごいと思ったのは、
たくさんの人から気づきを得ている点。
ご自身も書いておられましたが、
同じ場面に出くわしても気づけるかどうかは本人次第。
ぼやーっと過ごしていれば気づけるはずはない。
私自身、どれだけの人に影響を受けてきたかしら。
新書1冊にまとめられるほど思い出せない。
それは、私自身の問題。
きっといろいろ教わっているはずなのに、
それがきちんと残っていないということなのだろう。
このあたりがプロとの大きな差なのだろうなぁ。
反省。
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その道でプロとなるためには常にその仕事や物事に対して意識を持って取り組むこと、と言う当たり前だけどなかなか難しいことを、自身の現役時代の経験談から引用して記している。
怪我をしない、元気でいることと食欲の連関についてもちらっと書かれていて興味深かった。
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良書。特に守備について書かれた第3章は読み応えがあった。
以下、印象に残ったところのメモ。
・ノムさんは特定のコーチや選手と飲みに行くことは一切無かった(不協和音を生まないように)
・北京はやはり若手との間に溝があった。ダルビッシュをはじめもっと対話をすべきだった
・バレンティンは根は悪い奴ではない。ホームラン記録保持者にふさわしい人格を身につけて欲しい
・青木とは喧嘩したけど、青木側が反省して食事をして和解
・守備率よりも守備機会を重視。セリーグではトップの自負はあるが、RFで5以上を安定して出していた小坂には敵わなかったと思っている
・送球の際の指先の感覚だけは他の選手よりも優れていた。変な握りでも指先の力の入れ方で修正する。同じ感覚を持っていたのはチーム内でおそらく古田のみ
・PL中村監督の言葉「ベーズは動かない」。カットプレーにおけるベースの位置は反復練習で身に着ける。カットプレーの際にベースをどれくらい見るかでその選手の力量が分かる
・プロに入って最も守備で戸惑ったのはナイターでのフライ
・苦手だった投手は中日の鈴木義広
・息子には台所に立つな、小便する時は立ってしろと教育^^;
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『意識力』/宮本慎也
NPBのヤクルトスワローズのレジェンドの一人である著者が語る心の持ち方。
近年はヘッドコーチとしてチームをまとめていましたが、プレーヤーとしてもその姿勢は超一流だったのではないでしょうか。
キャッチボール一つとっても、そこに宿る「意識」
「意識」をする、しないでは、もたらされる結果に雲泥の差がある。
それは、日常生活のあらゆる場面でも同じことがいえる。けど、「意識」することはできても、それを「意識し続ける」ことが難しい。それを完璧に自分のルーティンにできれば、自分のレベルというものも、一段も二段も上にいけると思う。
著者はまた、
p185
基礎体力を向上させなければ、技術パフォーマンスも上がってこない。
とも言っており、これも、スポーツ以外でも同じことがいえる。基礎体力にあたる土台をいかに築き、固めるか。土台がグラグラな状態ではいかに技術があっても、継続的に力を発揮することは難しい。
この書籍にはそんな、基礎的なことをやりつづけるには、そして、その結果を導くための方法や心構えがまとめられている。