紙の本
少し難解だけど
2018/10/17 23:58
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投稿者:taro - この投稿者のレビュー一覧を見る
詩と漫画は相性がいい
電子書籍
読み返していて気がつく奥深さ
2018/10/02 23:42
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投稿者:大豆 - この投稿者のレビュー一覧を見る
初期の頃から読んでいましたが、最初は「好きな詩人さんたちが出てくるファンタジー」くらいの感覚で読んでいました。
9巻まで読んで、テーマがハッキリと分かってくると、ただ面白がっていた所や、そういう世界設定なのだと軽く考えていたところにちゃんと意味が見出されてきて、すごく良く出来たお話だなと思います。
もちろん詩人や作家さんたちのことを知っていたら面白い部分もありますが、そんなに知らなくても楽しめると思います。
私もこの作品を読み始めた時は、萩原朔太郎について、教科書程度の知識しかありませんでした。
何となくで読み続けていた作品だったのに、今とてもハマっております。
読み返せば読み返すほどに新しい発見があるので、また1巻から読み返したいと思います。
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個人的にすっっごく引き込まれる世界観ーーーっっすごく堪らない。こういうの堪らない。本誌追いかけたいくらいには惹かれる…!
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“「今のなし!
なしなし!詩なんてもう書きません」
「そうなの?」
「書きませんよ
こんなの考えてるから頭がおかしくなっていくんです
それに日々退屈で世がなべて事もなさすぎて
おれはもう昔みたいにぽかーんと気絶して息をすうはあすうはあ繰り返すばかりです
何の気力もわかない…
そういうことを手紙で訴えたのに 訴えたのにあなたは返事をよこさない
おれはもう神経が…衰弱する一方で…はぁん…」”[P.12]
蟲師目当てで買ったアフタヌーンで一目惚れした作品。
不思議な世界観に、気持ちいいくらいに狂ってる人達が出て来て、何を言ってるかたまに分からない(小声)ところがたいへん好き。
表紙花びら食むってるんですね、ウジ虫かと思ってぎょっとした。
ぐうるさんの頭半分が無くなってからの展開が本当凄い。嫌な夢の中のようでぞくぞくする。
朔の表情の揺れ動きが本当に良い。
“「それはほんとうなの朔くん」
「ほんとうもなにもおれは歩いてるじゃないか」
「それはほんとうなの朔くん」
「それ さっきも言ったよ」
「それはほんとうなの朔くん」
「全部ほんとうだよ おれがほんとうだと思ったらぜんぶほんとうだよ」
「それはほんとうなの朔くん」
「だからぁ!」
「それはほんとうなの朔くん」
「………ううん 妄想……」”
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短歌・俳句・詩歌好きにおススメ!
虚実織り交ぜた、狂気の世界(あくまでフィクション)
朔(萩原朔太郎)の狂いっぷりに拍手(ぱちぱちぱち)
白さん(北原白秋)の才能と顔と台詞に唖然。
犀くん(室尾犀星)の顔がない!!(まず、そこ!)
いろんな方の代表作掲載。有名どころ満載で唾垂もの。
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神経衰弱な萩原朔太郎、年中女に囲まれている北原白秋、顔が忘れられた室生犀星。彼らがいるのは太陽も月も東と西の天気屋が出すような、不思議な街。
実際に起こっていることなのか、朔太郎の幻覚なのか、区別がつかなくてわかりにくくて、なんじゃこりゃ…と思っているうちに読み終わってしまう不思議な話。とても怖い世界なのに覗いてしまう、そんな魅力に引きずり込まれた。
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文学ネタのマンガはストレイドッグ含め複数読んでいるが、こんなに笑えるのはない。
近代詩歌もっとちゃんと読んでおけば良かったと後悔することしきり。
これ、どのくらいのリテラシーがあると面白いのかよく分からない。私は半分くらいの作家の名前は知っていて、残りは有名な作品をいくつか読んだくらい。
まあ朔太郎がヒドイ(笑)
朔太郎の娘さんの父の話も読んだことあって、イメージはあるけど。
これからあの詩が生まれるのかとか、色々考えてしまう。
そんな読み方しなくても面白いのかは分からぬ。
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作家にとって、居心地が良かったのは、明治~昭和初期なのかな、と空想する。
□街に住まわせて、さらに居心地よくさせたのが、このマンガ。
正直、この時代の作家の本なんて読んでないし、教科書でしか知らないけれど。
朔太郎のダメなおぼっちゃま風な感じが良いね。白秋の非否人ぶりが良い。もう一人の行方不明者の今後が気になる。
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近代詩歌俳句を著者を絡めて擬人化という実験的な漫画だが、前作に感じた人間の精神みたいなのを鋭く描いているのは変わらなくて、近代文学知識0の私でも十分面白かった。
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すごい!!近代詩ってさっぱり読んだことなかったんだけど、それでも全然おもしろかったし、こんなの読んじゃったら元の詩の方にも手出すしかないよ 14/5/11
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凄いというか、凄まじい内容だった。
登場する作家達の名前はおおよそ知っているものの、作品は未読なので、多分マンガの意図の半分も理解できていない。 でも、狂ってるとは思うw
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たまたま蟲師が掲載されたアフタを買ったときに読んだ。
カラー絵はデジタルじゃない方が作品の雰囲気にあっていると思うので、
ジャケ買いは難しいかな。
ネーム多いの疲れるけど、イイ感じに病み漫画嫌いじゃない。
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耽美趣味のフォロワーさんがオススメされていたので買ってしまったこの本。ものすごく好き嫌いが分かれそうな本だと思いますが、私は何故か好きでした。
朔太郎といえば学生時代に猫町を読んだきりで、だけど猫町を読んだときの「なんだか怖い」イメージは間違っていなかったのかなと。
あと人でなし色男の白秋先生が!まさか郷里の偉人がこんなとこでこんなキャラになっているとは(笑)個人的にはそれだけでも買った甲斐がありました。
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近代文学もっと嗜んでおけばもっと楽しめただろうな…!
でも文学家の歪んだ精神世界は見ていて好きです。
好き嫌いは分かれると思います。
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近代詩も近代文学も疎いので読みながらぐぎぎしたけど面白かったです。漫画での精神表現ってこれくらい自由でいいのか!すごい!と感動しました。