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紙の本
宝石やお金は、使いようによって、その人の知性が問われる。
2022/06/05 19:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
1) 人は、持てば持つ程欲しくなるとよく言われるが、高価な宝石や大金がどんなにあっても、満たされない人というのは、いつでも何かしらの心の空洞化が起きているのだろう。
2) その心の空洞化を埋めるために、宝石を買いまくり、結婚相手を次々と取り替える、、、。バーバラ・ハットンやウインザー公爵夫人のような生き方は、どうにも好きになれない。
3) そんな女性たちとは、全く違った人生を送ったのは、マリー・ボナパルトである。ナポレオン皇帝の血を引き、父親ロラン・ボナパルトは地理学者、夫のゲオルギオスはギリシャ王子、マリー自身は精神分析学者である。
4) 生後一ヶ月で母親と死別したマリーは、子供時代を、現代は歴史的建造物に認定され、シャングリ・ラ ホテル パリとなっている豪華な館で、金銀に囲まれた生活を送っていたが、幸せとは程遠いものだった。
5) しかし、マリーは、お金を散財することで不幸せを埋めることをしなかった。自分に投資をして、精神分析学者になることによって、自分の人生を豊かにして満たしていくのだ。
6) 祖父から莫大な遺産を受け継いだマリーは、その資金を提供して、自身の診察所に来る患者のために送迎車を出したり、パリに精神分析学の研究機関を設立したりしている。
7) 語学にも堪能だったマリーは、フロイトの著書や文献をフランス語に訳してもいる。
8) さらに、ナチスから、フロイトだけでなく二百人ものユダヤ人を救出するということもしている。
9) マリーはまた、彼女自身の最も大事な仕事であるギリシャ王妃としての公務も立派にこなしている。
10) 八十歳まで生きたマリーは、この世を去るときに、決して後悔することなく満ち足りて旅だったと想像できる。
紙の本
カルティエ
2019/09/01 19:39
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投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれあり。
カルティエをめぐる物語。
グレース・ケリーやウィンザー公爵夫人、ジャンヌ・トゥーサンなど・・・
一つだけカルティエ持ってますが大事にしようと思いました。
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