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この顔ぶれを選んだ基準っていったい何? まったく不思議な取り合わせに思える。ダントツで説得力があるのは西原理恵子さん。よく知っているいつもの話ではあるのだけれど。
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内田樹先生のいうところの既存のものが壊れても、ありものを使って危機を回避し、生き延びることができる力が生きる力なのかなと思います。結果的に、それが生きる力があるってことだったと、あとづけで評価されるような力であることに納得です。
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わかっているようで、つかみどころのない言葉ってあるものです。
「生きる力」とか「人間力」とかもその類。
・できあいのシステムが壊れても生き延びることのできる力
・自分の人生を自分で決めて進んでいく力
内田樹、乙武洋匡、有川浩 他4名が、それぞれの「生きる力」を語っています。
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「7人の識者に聞きました」と書いてあるように、作家や教育者冒険家などの方々にまずは子どもたちに向けて「生きる力とは?」にそれぞれが思うところを述べている。難しい言葉遣いや言い回しもあるが、子供向けの文章にはルビがふってある・行間が広め、フォントサイズが大きめ、なので読みやすい。私自身が学習指導要領に書かれている「生きる力」とは、結局どういうことが言いたいのか?と疑問を持ったので、書名に惹かれて読んでみた。指導要領に書かれていることを学校でどのように教えていくのかという事はわからなかったが、「生きる力」をどのように捉えるか、については概ね自分が考えていることと一致しており、ちょっとほっとした。
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今社会の様々な分野で活躍している7名の方が「生きる力とは」というアプローチでそれぞれの考えを述べている。中でも、偏った家庭で育った西原恵理子さんの価値観が独特。賛否両論あるとは思うけど、昔の良妻賢母論だけでなく彼女のような現実を生き抜く価値観を堂々と言える人がもっと増えて欲しい。
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昔教科書で見た内田樹さんが含まれていたので手にとった。生きる力とはをテーマに7人の著名人が各々の主張を提示。
個人的には高濱さんが主張する「もめごとは肥やし科」と「異性を学ぶ科」が現在自分に内在する不安を最も解消した。私は失敗が怖い、負の感情に苦しみたくないという理由でもめごとを事前に避ける傾向がある。高濱さんが言うところの"つまらない大人"になっている。けど高濱さんが主張するように、避けていつまでも外に原因を求めていては問題を解決することも自己成長することもできない。不器用でも問題に立ち向かえば少なくとも問題解決の可能性が高まる。結果的に「生きる力」も高められる。もめごと発生の確率を下げるための対策だけでなく、もめごとが発生した場合に自分はどう行動するかも考え想像し、その状況に陥った場合に対処できるようにしたい。
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「生きる力」について7人の識者が語る。なかなかの人たちが集まっているのでどの人もおもしろかったが、内田樹が一番響いた。自力でシステムを作り出すこと。その通りだな。
ほとんど同じ内容を子ども用のページと大人用のページに分け、子ども用にはできるだけやさしく、大人用には詳しく書いているが、内田さんだけは区別なし。大人も子どもも同じ言葉。だな。それでいい気がする。