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鷲田小弥太さんの著作は2作目。
哲学者が書く自己啓発本みたいな感じなのですが
自己啓発本はあまり好きではないのですが
この人の本は読みやすく(いやな雑みがないと
いうか。本質的であるとか)面白いと思います。
○自分で考えることの大切さ
○教養の大切さ
○モラトリアムを見直す
○思考を「アート」から「テクノロジー」へ
○読書の方法
○書くことの大切さ
思考の方法論と、御作法等々。
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ひとことで言えば「読んで、書け」。「古典は読まなくていい」ってのがちょっとイガイ。学生向けで20年前の本の改訂のようだが、内容的には古い。役に立たないという事はないが、「現在に注意深くあれ」と説教するなら、自書の改訂をもうちょっと何とかすべきでは?といいたくなる。
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たまたま書店で赤い表紙が目に入ったので読んでみました。思考したものをどの段階で書き始めればよいのかや、書くことによって思考がどうなっていくのかということについて、深く掘り下げてみようという発想を今まで持っていなかったということが、この本に出会って分かりました。はからずも「思考」と「書く」の関連性の一端を知り、そのことに意識的になれたのが収穫でした。
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2014年の45冊目です。
「自分で考える」というフレーズと「技術」というフレーズが目を引きました。
最近職場に配属されてくる若手社員の「考えてます?」と言いたくなるような言動を見ながら、どうすることもできず、不思議なことだと嘆かわしくなる己に嘆き、己自身考える力の不足を自認せざる負えない状況です。
そんな中で、少しでも”考える力”の向上に結び付くヒントを拾えないかt読み通しました。
かなり難かし本だと読み始めは感じました。
著者は「鷲田小彌太」という哲学者の方で、非常にたくさんの著作があります。
考える=思考する力は、書く力である。頭の中でふわふわしている考えは、書くことで初めて形になり表出する。書く力が無ければ、思考は成立しない。という主旨の論がありますが、全く持って同感ですね。言葉による思考の表出の方法もあるが、書くことには、及ばないとしている。それも分かるような気がします。
確かに話していると自分が言いたかったこと結論はどこに行くのか分からなくなることがあります。思考を話すことが阻害している感じがします。
たくさんの考え方=思考が文章として表現されています。一見すると難解な印象を受けますが、なんか久しぶりに脳細胞をかなり稼働させて理解に挑みましたので、読みごたえはありました。
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若干、頭が硬いかなぁ、少し古い印象がするなぁと思ったら、著者がけっこう高齢でした。
ためになる部分は少なくないとは思います。
払ってもいい金額:600円
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自分で考える時の条件や必要なことは細かく説明されている。例えば小論文の書き方など。しかし実際に考えるやり方がよくわからない。
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自分で考える時代が始まった
→自分で考えるとは、相手の立場に立って考えること
限界を超えることこそ知の在り方だ
→専門外も学んでいくべきだ
自分のもの(有知)から始めよう
→現有知に対する信頼と、自分の現有知を疑うことは、矛盾しない。
暗記魔という天才よ、さようなら
→コンピューターに代わる。我らにできることは、データを使って考えること。
よく生きるために必要な「常識」
→教養を身に付ける
思考の「アート」から「テクノロジー」へ
→本人の知的努力などたかが知れている。思考の技術を獲得する環境、条件を整えることの方が大切
ケチる人は思考でもケチる
①どんな情報でも手に入る環境ー東京
②知識や情報の獲得には身銭を切る
③獲得した情報を管理するー本、ファイル
④書く場所ー身の丈に合ったもの
⑤暇を獲得するー時間を合理的に管理する
⑥根気ー習慣
⑦リラックスー自分なりの方法