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中盤の論理ゲームは面白かった。
その他の部分も「なるほど」と思わせるものが多かったが、それだけ切り取って他校で活用することはできないだろう。
著者も最後に述べているように、これらの内容が中学校の段階から体系的に教えられているからこそできる。
とくに、モデル化の部分はもう少し具体例が欲しかった。ゲーム理論には紙面を割いているのにも関わらず、後半が尻すぼみで、途中で詳しく書くの面倒になったのかな?って思えるレベル。
こういった「正解のない問題に取り組むことって大切だよね」って内容、理屈では理解できるんだけど。。。
腑に落ちるレベルまで頭に入らない。
それはおそらく
「正解のない問題」を一般化する、いわゆるモデル化するのが困難だからだと思う。
実際に仕事をして、目の前に問題を与えられるまで、当事者意識をもって課題にぶつかるまで、理解ができないのではないか。
では、どうやって仕事をする前の段階でビジネス思考を育てて行くべきなのだろう??
誰か教えてほしい。
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中高一貫の私立早稲田高校の情報科で教えている「考えるための7つ道具」。
1.デジタル論理式(記号論理)、2.1行作文(議論の論理:考え方の作法)、3.ゲーム理論(同時&時間差ゲームの解き方)、4.マインドマップ、5.モデル化(図解モデルの基本)とシミュレーション(エクセル処理)、6.統計(正規分布、ベイズ推定、P値)、7.情報処理の道具としてのパソコン
単にテクニックや理論を教え、学ぶのではなく、教科学習の理屈を実用的な場面での応用につなげ、正解のない漠然とした問いに向き合うための思考方法を習得することを目指している意欲的な取り組みが素晴らしいと感じた。ただ、この本では入口を覗く程度ではあるが。。
意見には理由を添えること、4段論法のフォーマット、記号論理が正しい論理であることの正体と限界など、とても参考になった。
14-124
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わかりやすく書かれていて勉強になりました。こういう本を読むとこんな学校で授業を受けたかったなぁと思ってしまう。
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チェック項目3箇所。端的に言えば、情報科で何が変わるかというと、主役が変わります、逆説的な言い方ですが、これまでの授業では「教科の内容」すなわち「情報」が主役でした、それに対して、情報科の授業では、情報を扱う「自分」が主役になる。論理には4種類ある、記号論理、数学の論理、科学の論理、議論の論理。「疑え」ということを強調する人がいます、議論においては「前提を疑え、導出を疑え、結論を疑え」となるのでしょう、でも、それは的外れだと私は考えます、なぜなら、それをやり始めると、議論がいくらでも後退するからです、そして、生産性を失います。
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どうやって物事を考えたらいいのか。
論理とは何か。どう思考し、どう表せばいいのか。
考え方の基礎となり、
非常にわかりやすくまとめられた一冊。
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論理とは4つに分類できる。
記号論理、数学論理、化学論理、議論論理。
この中の記号論理と議論論理に焦点をあてた本。
とても分かりやすく、社会人にも大いに役立つ本。
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早稲田大学で数学と情報科の教諭をしている。高校に情報科という教科がある事を初めて知った。
また一般的に情報科とは、PCを触れるようになる、プログラムの基礎を学ぶ程度が殆どらしいが、早稲田高校では、情報をインプットしてアレンジしてアウトプットするするまでの一連の流れを扱う教科として教えている。
高校の授業で教えているので初歩的だが、範囲もかなり網羅的だと感じた。
考えるための7つの道具(ツール)
デジタルな論理式:論理の効用と限界を知る
考え方の作法:根拠も反論も一行
駆け引きの科学:ゲーム感覚でゲーム理論を楽しむ
最大の情報源は自分:マインドマップの使い方
自然現象社会現象をモデルできる:モデル化からシュミレーション
あいまいな化学:統計の勘所
コンピューター:あらゆる場所で使える道具
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高校の情報の授業といってもタカをくくっていたが、もし若いうちからこういった考え方や手法を身につけられたらとは思う。ただ読んでて相当頭痛くなった(笑)まさにもはや高校の時に数学の授業を受けてた感じ。
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最近の高校生はこんなことも勉強してるんだとびっくりした。統計もエクセルもかなり実践的。これは自分も頑張らねば。
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情報の授業だけでなく、総合でももちろん使えそうな内容。数学の授業にもっと頑張ってもらいたくもなる。論理式だなぁ。
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答えのある問題に向かうための論理式。
答えの無い問題に向かうための議論。
議論の本質をとらえるための事例が自分にはない視点だったなで面白かった。
あとは、ブログ書く人とかも参考になるかなと。
小論文にももちらん役立つ。
使えるシーンは多岐にわたるかと。
教材として参考にもしやすい。