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この天真爛漫な人への信頼と犬への愛情が、この破天荒な人生につながっている。たんたんと書いているけれど、本当に一歩間違えれば死ぬところを生きてきたのだと、深く驚いた。犬ぞりレースも一度見てみたいが、見るものではなくするものなんだろうな。
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犬ぞりのレースって、もっと長閑なものだと思っていた。キャンプ生活をしながらのレースで、自分用の他に 犬 のご飯も持ち運ばなくてはね。また、犬は自分で調理できないから、それもしなくては。さらには長時間走って疲れはてた犬のマッサージま
でも、
しかも、レースがないときだって、何十匹もの犬の世話とトレーニング。
比較したらアレだけど、自分で走るマラソンの方がよっぽど楽だな。
でも、この日本人女性は単身北米に乗り込んで、それをやってしまった。素晴らしい!
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犬ぞりレースに出走するなんて、とっても犬が好きな人なんだろうなあと思って読み始めると、現在、犬が26匹。食事の世話に、レースのトレーニングに、身の回りの世話で大忙しでした。加えてレースのエントリー料や装備にかかる現金収入を得るため仕事をしなければならず、犬が好きだけではこなせない生活だと思いました。レースに出場する前のハンドラー時代もまた寝る間も与えられないほどの仕事量。しかしながら、人見知りと自称しながらも人との情報交換、人の好意、人との信頼関係によって前進してきたことが良く分かり、決して後退の場面のないお話でありました。
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犬ぞりレースに魅せられ、カナダへと飛んだ著者。しかし現実は甘くなく、ベテラン犬ぞり師の元で修行し、犬の世話に追われる日々が何年も続く。レースの費用を稼ぐ為、オーストラリアに出稼ぎしたりと苦労ばかり。しかしそれだけの事をしてでも犬ぞりはすばらしいものだと著者は語る。その想いは、1600キロの道のりを犬ぞりで踏破するという日本人初の快挙へと繋がっていく。自分の夢に一直線な著者の姿が素晴らしい。
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地平線会議でお会いした本多さんがそのままあらわれてる本だった。すげー人だ、ホント。アンディタロットまで完走してしまった、本多さん。またお会いしてお話ししたい。
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植村直己さんの犬ぞり冒険記などは、過去のものとして読んできたところがあるけれど、これはまさに現代の話。
犬ぞりレースに参加するための資金集めとはいえ、今までやってきたアルバイトの種類と数に圧倒される。
現実に立ち向かってゆく情熱のコアな部分が十分伝わってきます。
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個人的には、犬ぞりレースには反対だ。レースに使用する犬達を道具としか考えて居ない現場が見え隠れするからだ。
しかし、作者の本多さんは、犬達を愛し、自然を愛し、自らも過酷な環境を、持ちまえのタフさと前向きな性格で果敢に歩んで行く。
彼女のような、マッシャーやハンドラーが増えれば良いなと思った。
ただし、文章は酷く下手で、読みにくく、意味が掴みにくい。