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なぜ韓国は中国についていくのか 日本人が知らない中韓連携の深層 みんなのレビュー
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紙の本
朴女史の歴史は、韓国の歴史
2014/09/18 20:04
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投稿者:愚犬転助 - この投稿者のレビュー一覧を見る
2010年代に突入して、韓国の対中傾斜はあからさまだ。そのうち中国に吸収されるのではないかと、一部の日本人は危惧しているが、どうやら両国の接近は歴史的宿命のようだ。著者によれば、冷戦が終わり、日本のバブルがはじけた1990年代にはじまっている。1960年代以後、国際的突出をつねに気にしていた日本は、迂闊で、やられっぱなしだった。
この本のおもしろいところは、朴大統領の歴史が韓国のあり方そのものであることを突いている点だ。彼女は、駆け出しのころから、中国にひたすら接近している。中華帝国を尊敬してやまない政治家が、ついに一国のトップに立ったということだ。巨大化する経済を背景にした中国の政治家の吸引力を恐るべしというべきか、韓国人の歴史的な業というべきか。いずれにせよ、対中接近の裏には、日本弱しという韓国人の見方がある 。
著者は、中国と朝鮮半島の関係は、朝鮮半島にとってかならずしも恵みのあるものではなかったと指摘している。にもかかわらず、だ。時代は日清戦争以前に戻りつつある。
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