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紙の本
生活の土台として
2017/06/10 15:55
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さまさま - この投稿者のレビュー一覧を見る
堅苦しい敬語指南書ではありません。
日常会話を対象とした表現力向上本です。
敬語を使っているんだけど、なにか「よそよそしい」人っていませんか?
「そつなく話しているんだけど、うまくTPOに合致していないなぁ。浮いているよな。」
「表の顔と裏の顔と違うんじゃないの?」
と、心の狭い私は思ってしまいます。
逆に、年下に「ご苦労様です」なんて言われると
「おいおい、上から目線かよ」
と、またしても心の狭い私は思ってしまいます。
この本では、
嫌みにならず、スマートに相手に敬意を示す言葉遣いの具体例が示されています。
目立たないけど、相手にマイナス印象を持たれない
空気のような「言い回し」を習得したい人にはお勧めの本です。
紙の本
辞書代わりになる座右の一書
2020/01/11 18:01
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
主にはビジネス向け、その他にも様々なシーンで有効な言い回しが紹介されています。ここで紹介されている表現を使えているなぁ、というのもあれば、誤用しているものもあったりで、非常に有意義な一書でした。
中でも国語的に正しくない表現に『申し訳ございません』が挙げられていました。『申し訳』は『申し訳ない』が正しい表現であり、『申し訳ございません』と言うならば、『申し訳ないことでございます』が正解と解説されています。『とんでもございません』も同様。
日本語って難しいです。
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