紙の本
キャラクターが生き生きしています
2014/09/21 10:50
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投稿者:おこめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
テーマには重いものがかなり含まれているのですが、先を早く読みたくなる「不安」と「希望」がそこかしこにあって、ページをめくらせます。
自分も画家ですので、いろいろ考えさせられもしました。圧巻。女は強し
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良かった、ハッピーエンド。かな?
鉄治が泉の元から離れたあとは嫌な予感ばかりして、その割には残りのページ数が少なくて笑。八重子の死が分かった時は、すごくショックを受けている自分がいて、八重子が愛されキャラだったことに気づかされた。サクラもいて良かった。
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#bookoff
普通かな。。恋愛小説の気分ではなかったのと、そういう状況心境の時始まった恋って長続きしないよ私は…という個人的感想が散らついてしまった。
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うーん、いまいち。
主人公に共感できなかったなー。
八重子さんとサクラさんは良かったけど。とにかく普通だった。無駄に長いし
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鬼才と呼ばれる映画監督に熱望され、結婚した泉。だが、彼女を待っていたのは夫からのDVに恐怖に怯える日々だった。やがて泉はすべてを捨て身知らぬ街で生きる決心をする…。
人影の全くない街に、現実の生を捨てた泉と行き詰まりの鉄治。どこまで行っても不吉な予感が漂っていたのでこの結末は少し意外だった。
「虹の彼方」だったか、結末に納得できなかった作品を思い出してしまったのだが、本書は逆に結末に向かうにつれて現実味が出てきたのでよかった。
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どっしりと重みのある作品だったので読了した瞬間、体中の力が抜けた。夫からのDV(言葉の暴力を含む)をするというのは作中でも八重子が言っているがクズでしかない。ある男女に起きた事がきっかけで惹かれ合い、愛し合うというのは素敵な事だがこの作品は共依存のような気もしてならない。主人公に対し、ぶっきらぼうな八重子だがそんな八重子が居たからこそ、よかったのだろう。作品の最後の方は泣きながら読んでしまった。この2人のような燃える恋というものをしてみたい。自分の全てを捧げれるような恋愛がしたいとも思う。
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何をって訳でも無いけど、最後はきっと何か起こるのだろうと期待しながら読み進めたのですが…
あれ?これで終わり?
匿ってくれた女流画家さんもオカマのサクラさんもとっても良い人。
事件に巻き込まれた新聞記者さんとの恋もちゃんと成就して一件落着。
何か物足りない。。。
小池先生らしく無い物語でした。
DV受けてる女性は逃げるが勝ちって伝えたかったのかな?
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ありそうでない、なさそうである、
全体的にそんな感じ。
恋も日常も。
なので、映画化された理由がよくわかる。
小池真理子さんの中では好きなほう。
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DV、寂びれた街、逃げる男、画家、隠れる女、おかま、雨、映画監督、ちょっと現実から離れてゆっくり読みたい本です。
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夫のDVから逃げて、正体を隠してひっそりと暮らす…… 、悲壮な感じのスタートだったのに、優しい人たちに囲まれて穏やかな物語展開。
こんなに上手くいっていいのか。
夫ともあっさり離婚しちゃったし。
ただ、優しい物語なので、読んでて悪い気はしない。
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小池さんの長編は何か迫力がある。今回のはちょっとうまくいき過ぎ感はあったけど、泉の旦那さんの人間性が興味深い。
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やっぱり小池真理子作品は好き。
でも内容的には物足りない。
泉の絶望と鉄治の絶望。。。設定が弱いのかな?
そこまで悲観しなくてもなんとかなるんじゃないの?って感じ
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どこかで見たようなベタなストーリーだけど、なかなか好きな話でした。
先も読めて、最後も予想通り。
でも好きだなぁ〜
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全篇通して暗い。暗すぎる(;´Д`)
気分が落ちてる時に読むもんじゃないです。
殆ど恋愛小説っていうより、逃亡劇。
あと主人公が尽くし過ぎて、こういう不幸な尽くすタイプの女って身近にいるなあて思った。
八重子とサクラがいい味出してる、原田夏希チャン主演の映画の方を観たい!
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泉が追い詰められDV夫から逃げ出したところから始まる導入部が長く感じた。
鉄治と再会してからは、この2人どうなるんだろうと結末が気になってあっという間に読了。
バッドエンドもある作者さんだけに、終盤少しハラハラしました。
逃げてきた男女が惹かれあう過程と、DV夫との決着のつけ方が割とあっさり目なのが残念。