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割と軽く読めるので「あぽやん」は好き。
でも内容は軽くはないんだよね。
会社の更生法適用による経費節減・リストラ。
そして仕事上の悩みからうつ状態になる社員。
考えさせられる内容だけど、それでも軽く読めるというのは登場人物の性格設定かな。
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親会社の破綻により、営業所が廃止されることに…そして、ハリキリ遠藤君が、まさかの出社拒否になるとは‧˚₊*̥(* ⁰̷̴͈꒨⁰̷̴͈)‧˚₊*̥あぽやんも、この第3弾で完結なみたいです。
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あぽやんの続編。親会社の大日本航空の経営破綻や空港所の閉鎖などの諸問題の中で遠藤が心のバランスを崩し、出社できなくなってしまう。遠藤の不在の中、奮闘する空港所のセンダーたちの様子が生き生きと描かれていてよかった。
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6人の視点で描かれる空港にまつわるお仕事小説。削れる仕事を探すよう言われる遠藤だが、お客様に楽しく旅にでかけてもらうため、サービスの提供の仕方に悩む。そして遂に会社に出勤することを体が拒むように。
「そんなくだらないサービスをするんじゃない。他にやることあるだろ」というお客様の言葉にそう言う人もいそうだなと納得してしまいました。こういった言葉を浴びせられ心の病になり、仕事以外のことはふつうにできるけど、仕事はできないという人と仕事をした経験があるので読んでいて遠藤にいらついてしまいました。こんな短期間に復帰とか難しいんじゃないかなと思いました。
気の流れがみえるマッサージ師(時々代打占い師)の光春がいい味を出していた気がしました。
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前索とは打って変わって重苦しい雰囲気が漂います。
でも、登場人物に救われるかな。
連作の短編で物語は進んでいくのは変わらないですが、新たに登場した人が、別の物語ではこんなところで登場と、世間は狭いという感じですね。
新たに登場したマッサージ師兼占い師の光春が重要な役割をはたしています。
もう少しこの後が気になります。
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重たく感じるのは、やたらとはなしに現実味を感じてしまうからなのか。
とある航空会社の倒産からスタートする話は、途中幾度もシリーズのノリに戻ろうとするのだが、どうにも戻れない。それでも、足掻いて足掻いて、現実を見つめ続けるから、少しだけ未来や他人が見えてくる。
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シリーズ3作目。親会社の大航の業績不振にともなうリストラの一環で、大航ツーリストの成田空港所の閉鎖が決まった。それまでの3ヶ月間の話。
今回はそんなピンチに立ち向かう遠藤が、精神的ストレスにより、ついにダウンしてしまう。
今までの2作と違うところは、遠藤の視点だけでなく、章ごとに主人公が変わり、物語が進んでいくというところ。部下の妹的存在の篠田や、意外といいヤツだった同期の須永、物語のキーパーソン今泉、そして空港内に務めるマッサージ師・赤坂光春氏のアシスタントの四十路の女性・陶子、など。
語り手が変わることで、物語が俯瞰で見れて、厚みが増す。
面白いのがそのマッサージ師兼占い師も務める光春氏がどの物語にも登場し、重要なエッセンスとなっているところだ。
職場の皆と、そしてお客様の笑顔を守ろうと奮起する遠藤と、彼を支える仲間達。嫌な奴だな、と思った人も、それぞれ抱える過去や事情があったり、一筋縄では行かない生の人間が描かれているところが魅力。本当に設定も緻密だし、人間模様が実にリアル。思わず彼らに会いに空港に行きたくなる。
個人的には、遠藤と森尾、もう少し発展しても良かったのにな、と思う。
これは続編に期待。出るといいな。
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シリーズ3作目。JALの会社更生法の後に書かれており、今作でも親会社の経営破綻に翻弄されるあぽやん達の姿が描かれている。
センダー経験者として、今も旅行関係の仕事に携わるものとして、会社がどんな状態であっても、何を一番大切にしなければならないのか?改めて考えさせられる内容だった。
人員整理で、これまで通りのサービス継続が困難になったことに悩み、精神を病んでしまった遠藤。休職した遠藤の復帰を待ち望む仲間達や、空港で働く人達の様子が描かれる。
お客様を無事に出発させることが、どんなに大変なことなのか?多くの人に知ってもらいたいけど、このシリーズはもう終わりなのかなぁ。
遠藤も1作目からは信じられないくらいのあぽやんに成長してしまったし…終わるとしたら、少し残念…
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あぽやん第3弾にして最終巻(でしょうね)。
前作を読んで随分経ってます。果たしてついて行けるかと思いましたが、読んでるうちに少しずつ記憶が戻ってきました。
「今回は話が重いな」などと考えながら読んでました。何せ現実同様の舞台の航空会社が更生法を申請し、さらにあの元気者の主人公・遠藤が鬱で出社拒否になってしまうのですから。
もっとも昔の1,2作目の自分のレビューを見たら「奇抜なタイトルから軽いものという印象があるのだが、読んだら意外に軽くなかった」と書いているので、これで「重い」と書くのも3回目になってしまうのですが。
如何に行き届いたサービスをするか。それが主要なテーマになって居ますが、個人的には「う~~ん」。
過去3度海外ツアーに参加したのですが、そのたびに「手のかからない夫婦」と添乗員さんに言われました。時間やルールは守る、自由時間は勝手に遊んでる。ホテルなどでの少々のトラブルも楽しんで、添乗員さんにクレームや要求を挙げない。
そういう私からすれば、新野さんの描くサービスは過剰に思え、むしろ重苦しく感じるものも多いのですが。
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好きで読んでいるシリーズ最終巻。
親会社の経営不振、破綻に端を発した空港の混乱を描いたストーリー。現実的だけど、少し落とし所の座りが悪かったかな。
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160213 中央図書館
ココロの病というのは、やっかいなもの。これくらい簡単に処理できるのなら、いいのだけど。
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んー、よかった〜って終わりだったけどこんなものなのかしら?こんなに打ち込める仕事があるのは羨ましい。そして森尾さんが遠藤のことちゃんと好きでいてくれて嬉しくなった。