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遂にアレが復活したりしそうだったりします。
積み上げられて引っ張られてきた数々の謎が明らかになって、残すは最終決戦のみ。
ほぼ年に一巻の刊行ペースがそう感じさせるのかもしれませんが、ここまで来るのにとても長くかかったような印象です。
香椎と九世の正体も明らかになりましたが、残念なのは、最近は二人の絡みが初期程は無かったということですね。
つるんで行動しなければならない程香椎はもうよわっちく無いですし、コウナガトの過去等に話を持って行かれてしまっていたので仕方がないとは思うのですが……
桃源島に来たばかりのころ、二人で無茶していたのが懐かしいです。
二人が家族や仲間のいる場所で真実を知ったという描かれ方は、二人ぼっちのコウとナガトと好対照だと思いました。
ここのところ本当に色々と明かされて、今猛烈に、既刊を読み返したい衝動に駆られています。
それにしても、黒乃さんは本当に絵がお上手ですね!
香椎親子や桃夭と九世などは、彼らが血縁であるということが一目でわかる。
けど、確かに年齢の違いを見て取ることができる。
来春がとても楽しみです。