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母は高卒、父は普通の営業マン、といった理系とは縁のなさそうな家庭で、算数の得意な子供に育てたいという母の思いで独自の算数教育に取り組み、算数オリンピックで金メダルを取るまでに子供を育てたという話。
こういう、普通の家庭で子供をここまで育てた、というお話はいいですね。ポイントは、母が算数が得意でないことから、いっしょに楽しみながら算数の勉強に取り組んできた、といったところかと思います。母がおもしろおかしく算数の問題を出すのに子供が食いついてきたようです。こういうの、重要なんでしょうね。おかたくやってしまうと子供はついてこないのでしょう。あと、恐らく、大好きなお母さんが算数に一生懸命に取り組んでいるので、子供も食いついてくるのでしょう。
あと、”子供がヤル気になるほめ言葉ですが、「お母さんわからないの。算数得意でしょ。教えて頂戴。」これに尽きるようです。”だそうです。
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面白い算数の問題を出すことで子どもが算数好きになった、という話は興味深かった。けれど、「親の働きかけがなければオリンピックで金は取れなかった」と書いてあるのを読むと、プレッシャーを感じる。算数が得意にならなかったら親の責任?個人の体験記は面白いけれど、再現性、効果のあるやり方かどうかは分からないので、メソッドを学んでいきたい。
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体験談は参考程度、ではあるけれど、この方の文章は楽しく読めて良かった。普通といいつつ力入れてるな~ではあるけど、もちろん。
以下、メモ
・算数を得意にするために必要なのは「笑いと面白さ」
・スーパー、外食で計算
・ジャガイモキャッチボール、手足スケールで重さ長さを体感
・食べ物切り分けで分数、%
・おもしろ算数クイズ:面白く、正誤にこだわらず、考える振りで子どもに考えてもらう、マイブームに関連付ける
例
「プールで水着忘れた子が20%、裸で入るのは何人?」
「10人並んでいる右から7人は虫歯がたくさん、左から5人は白髪たくさん、虫歯で白髪があるのは何人?」
「バスの乗り降り人数(+運転手)」
「豚山さんが子ども10人のTシャツ洗うの忘れ、たんすに2枚。何枚隣の家から借りればいい?」
体重の差、年齢の差
・体験学習、ホワイトボード、囲碁、空手、科学館や博物館の会員、
・2進数手遊び
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ジュニア算数オリンピック金メダリストの母親がどうように子供を算数好きに育てたかの話。
母親が高卒で職場で算数ができないことで恥をかき、子供には絶対その苦労をさせたくないと思い赤ちゃんの時からあらゆる手段で数字を身近に楽しく学ばせてたそう。
すごいなぁと思うと同時に素質があるんだろうなとも思えるし個人一人の能力が開花されるまでの過程は自分的なふうんという感想程度になってしまったのが正直なところ。