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やっぱり児童書の森絵都さんがすき!
と、再認識。中学生へ進学したクラスメイトひとりひとりの心情を丁寧に描いている。
人間関係が少しずつ煩わしいものどと気づいたり、男女のあれこれに敏感になったり、家庭環境でイライラしたり、本当色々だよねっていうのが詰まった前編。
読み切るのが惜しくてひとりひとりのお話にとても時間をかけて読みました。後期も楽しみ!
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短編連作。中学生。中学1年生1クラスの春~夏。周りにの人たちにはいろんな背景があるってわかったら、少し優しくなれる気がする。
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中学生の青春や悩みなどを描いているのだが自分もこんな感じだttなと懐かしく感じる。多感な時期という事もあり、クラスや友人関係、身嗜みなど悩む事もたくさん。等身大でありのままの中学生をリアルにそして、さわやかに表現をされている。前期を読了したので後期をこのまま、読んでいきたい。
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中学1年A組24人のクラスメイトそれぞれを主人公にした24のストーリー。子どもじゃないけど、大人でもない。そんな特別な時間の中の、出会いや悩みや行き違いを温かく描く。
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中学に入学した1年A組の生徒24人をそれぞれ主人公にした連作短編集。前期はまず12人。
クラスに初めて入る日の不安やドキドキ、友だちとの関係、部活、恋愛、、、色々な出来事・思いが短いけれども丁寧に描写されていて、微笑ましく、眩しい。。
残り12人もどんな思いで中学1年を過ごしているのか、後期も楽しみ。
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やっぱり森絵都好きだなあ…。特にこういう世代の愉快な話が好きだ。
中学1年生、入学から進級まで、クラスメイト24人・24編の短編集。
どんなに完璧に見えても、どんなに地味でも、それぞれエピソードがあるもので…。
吉田くんおもしろいな。そしてとりあえずヒロくんめんどくせえ!
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中学一年生A組24人それぞれの話し。前期は12人。
2014.6.24
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日本のYA文学をきりひらいてきた森絵都が、直木賞受賞後はじめて描く中学生群像。中学1年生24人のクラスメイトたち、その1人1人を主人公にした24のストーリーで思春期の1年間を描いた連作短編集。前期・後期の全2巻。 うれしい出会いや、ささいなきっかけの仲違い、初めての恋のときめき、仲間はずれの不安、自意識過剰の恥ずかしさや、通じあった気持ちのあたたかさ。子どもじゃないけど大人でもない、そんな特別な時間の中にいる中学生たちの1年間。だれもが身にしみるリアル。シリアスなのに笑えて、コミカルなのにしみじみとしたユーモアでくるんだ作品集。
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小学校を卒業し、中学に入学するというのは、子どもたちにとって特別なことだろう。知っているメンバーも多いとはいえ、きのうまでとはまるで違う世界に放り出されたような心許なさや、いままで知らなかった世界を知ることができるわくわく感が入り交じって、複雑な心持ちでいることと思う。そんな24人がバトンタッチするようにひとりずつ主人公になっていく物語である。人間関係とクラスでの立ち位置を確保するのが彼らにとってどれほど大切なことかがわかるし、クラスという世界がすべての中学生の、まだまだ子どもに見えても大人顔負け、あるいは大人以上の生存競争の激しさに目を瞠ったりもする。24人の彼らが振り返って懐かしいと思えればいいな、と思わされる一冊である。
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そうそう、こういう森絵都さんを待ってたんです!!
久々のYA作品で懐かしいやら嬉しいやら。
笑える部分とチクっとくる部分のバランスが絶妙。
中1のクラスの生徒それぞれの短編か繋がっていくのですが、人によって考え方も敏感な部分も違って、ここまで書き分けられるってやっぱりすごいと唸りっぱなし。
ただ、これが今の中学生のリアルかといわれるも疑問が。
『カラフル』や『つきのふね』をリアルタイムで読んでいた世代から抜け出ていないというか…。
でも、今も昔も中学生のリアルって、根底は似たようなものなのかもしれませんね。
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このちゃんが給食をおかわり…まるでうちのこのみじゃん(~_~;)
本人に読ませねば!
てか、文庫本になったら買おう。
吉田くんがよかった。
後期も図書館に予約しよう。
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森絵都さんのYAにどっぷりつかった中学生時代。
YA作品はいまも好きで、とり上げられた本やきになったものは定期的にチェックしているけど、こんなに、ほっとしたのは久しぶり。
今の中高生のリアルを追いかけたら、(しょうがないのはわかるんだけど)SNSツールの使い方にずっともにょるものが多くて…
だけどこの作品は、いつの時代の子も感じる繊細な思いを大事に掬っていて懐かしさも感じつつ、きっと今の中高生にも響くと思った。
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前半終わりました。
今中学生だけど、共感できるとことできないところがあったかも(..)
少し大袈裟のような気がするけど、登場人物と一緒にドキドキしたりワクワクしたりできる本です。
後半に期待!
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冒頭───
若草色の風が吹きぬける四月、それまで二つに結っていた髪をポニーテールにまとめて、千鶴は中学生になった。
中学生なんて、なるときは、だれでもなる。地元の公立中学校だから、新入生の半数は知った顔。そう考えると気もらくで、入学の日もとくに緊張しなかったけれど、唯一、クラス発表のときだけは胸がどきどきした。
小学生から中学生になったばかりの24人の生徒たち。
大人と子供の狭間の中で、揺れ動くそれぞれの心情。
みんな色々な悩みを抱えているんだよなあ。
24人いれば24通りの悩みや葛藤がある。
24人分の個性がある。
それがぶつかりあうのがクラスであり、それが交差しあうのがクラスメイトである。
森絵都は、優しい眼差しで24人の子供たちを見つめる。
中学生になったのを契機に変わろうとする生徒たち。
或いは生徒たちの間に自然と変化は訪れる。
小学校の時は感じなかった些細なことでも、中学生になれば心の奥にずしんと重くのしかかってくる問題も多い。
それでも森絵都は、苦しく悩んでいる生徒たちの未来に明るい希望を提示する。
生徒たちはたくさんの壁にぶつかりながらも、それを乗り越えていくだろう。
良い話ではあるのだが、ハーフ美少女のアリスが一年生で好きな男の子に告白したり、後編になって、それを諦め高校生と付き合い出したりなどというのを聞くと、やはり今の中学生は僕らの時代と全く違うものという気がする。
そりゃあ、色気づく年頃だから、好きになったり、仄かな恋心みたいなものはあったけれど、それを実際に面と向かって告白するなどというのは、卒業式近くまでできなかったな。
なにせ、そんな“付き合い”なんて始めたら、みんなに冷やかされるのがおちで、恥ずかしかったからね。
ましてや中学一年生の女子が高校生の男子と付き合うなんてさ。
でも、森絵都の話は安心して楽しく読める。
児童文学やYA分野の他の本も読んでみたいという気にさせられた。
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森さん久しぶりのYA。クラスのひとりひとり、全員のストーリーを描くって、なかなかの力技。こういうやりかただと、視点もできごとも拡散するから、物語としては薄味にはなるけれど、なかなか楽しめた。
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中学一年生になったばかりのクラス24人の1人1人の話。前期、後期12人。中学生の時こんな悩みもあったなと懐かしく感じました。後期も楽しみ。