紙の本
ほっこりできる店
2015/06/20 02:56
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投稿者:ルイス - この投稿者のレビュー一覧を見る
このタイトルのせいか手に取った瞬間は正直あまり好きになれないかもしれないと感じたのですが読んでみると、なかなか良かったです。
短編連作小説で冬のおでんから始まり最後の七作目は夏のゴーヤで楽しく終わりました。
日本酒はダメで、せいぜいワインくらいしか楽しめない自分でも、女店主と常連客とのさりげない会話にほっこりさせられました。
特に汗かき職人さんの話は最近の行き過ぎなまでの潔癖を求める風潮に少し釘を刺した感じが、うんうんと頷けるところが多く女店主である美音の職人への心遣いにも感心しました。
電子書籍
なんかあたたかい
2022/10/08 23:08
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでいて、ホッとしました……あたたかい、というのが、感想です。安い価格でも、それに見合った料理を出さなければ、ぼったくり。なるほどねえ。だから、この居酒屋には、良い人ばかり集まるのか……。
紙の本
はらへり度上昇。
2016/07/23 18:22
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投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
出てくる料理もお酒もおいしそうで、読んでいるうちにおなかがすいてくる、じつにダイエットの敵のような本(笑)。
設定してある背景をほとんど見せずに、居酒屋の中のやりとりでほとんどを成り立たせている話の運びもうまい。
恋愛色があまりないので、香月日輪氏の「妖怪アパート」シリーズの好きな人ならはまる可能性大。
紙の本
悪質バーに読ませたい
2015/10/27 01:35
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投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
安い価格でも、それに見合った料理を出さなければ、ぼったくり。なるほど、そうだ。だから、この居酒屋には良い呑べえばかりが集まる。気軽に読めて、心が温まる。燗酒だね。
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亡くなった両親から継いだ店「ぼったくり」を
切り盛りする美音・馨姉妹と、お客さんとの話。
料理に人情に、いい感じ。
うちの近くにもこんなお店があったらなぁ。
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最初から最後まで、美味しそうな料理とあたたかい下町人情満載で、読んでるうちにほっこり幸せな気分になってくる。ごちそうさまでした。
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大人のラノベ感覚でさくっと読める。こういう感じの行きつけの呑み屋を一軒くらい持っておきたいと思ってしまう。各話の最後のコラムも秀逸。
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「みをつくし」現代版。
両親を亡くし、居酒屋を妹ときりもりする女将が、
近所の人々と触れ合う。常連になりつつある、ひとりの男性とちょっとずつ近づいていく、みたいな。
続編ありっぽい。
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下町の商店街にある居酒屋「ぼったくり」。
おいしそうな料理にお酒…。
お腹が空いたり、料理を作りたくなる小説でした。おつまみ素麺、簡単そうで作ってみたい。
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面白かった。
父親から継いだ居酒屋の女主人の話。
色々なお客さんやお料理が登場します。
謎のお客様は何者なのか気になります。
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下町の商店街にある居酒屋「ぼったくり」
ほのぼのとした中で様々な人間模様が描き出されていて、こんな居酒屋で楽しみたいなと思いました。
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ほんのり、ほんわか本でにゃ
おいしいものが食べたくなるにゃ
とても優しい気持ちになれる本ですが、物語としては、あまりに平凡すぎて、こんな本作っていいの?とさえ思うにゃん。
でも、その平凡さがこの本の魅力なのかもしれないにゃ。
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本当にサラッと読めた一冊。美味そうな家庭料理がたくさん出てくるけど、食事シーン以外はあまり残らないかな。暇があれば続編も読むかな、といったところ。
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食前・食後に読むのはおすすめしない。理由は読んでいるとすごくお腹がすくから。それぐらい美味しそうな『居酒屋 ぼったくり』という料理店(居酒屋)だが、人情味のある居酒屋でぼったくりという店名とのギャップがある。挿絵があり、そのイラストがまた食欲をそそる。美味しいお酒の情報を書いてあり、酒好きにはたまらない情報である。しかし、禁酒中のためお取り寄せをして飲む事が出来ないのでおみやげ的な感じで知人宅に持参をしてみたい。まったりした作風がとても良い。
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題名に惹かれて、書店でふらっと。
東京のとある下町にある居酒屋、
店名は「ぼったくり」となんとも物騒な感じ。
そこに集まってくるのは、優しい常連たち、
そして、美味しい料理とほっこりのエピソード。
冬から夏にかけての半年間、全部で7編、
季節は、お酒でも料理でも感じることができます。
そんな店を切り盛りするのは、20代の姉妹。
一見、ほんわかとした感じで切り盛りしていますが、、
そこは一国一城の主のこともあるのか、
内に秘めたる“人としての強さ”も魅力的です。
“相手を貶めることで自分の優位を保とうとする
人間なんて腐るほど見てきている。”
こんなお店であれば、通いつめたくもなる、
体だけではなく、心が栄養を求めた時も、なんて。