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人口の減少傾向の反面、マンション着工は止まず、総住宅戸数も増える一方なので、いずれバブルが弾けるように、住宅価格(特に賃貸)の下落が起こるのでは?
不動産経営が素人業界だという指摘に納得。経営感覚なく、建築や投資の営業マンに進められるままに建ててしまった大家さんが多い→なるほど。マクロでは中長期で厳しい市場と思っていたけど、ミクロで考えると、むしろチャンスがある市場かも。
本の前半はまるまるマーケティング、それも基本中の基本のターゲッティングの話。
・購買や入居の決定権は、85%を女性が握っている
・だれにも空かれる部屋というのは、だれからも好かれない
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不動産業界を建築、管理、販売と渡り歩いて、現在は賃貸マンションの空室改善士や不動産コンサルタント等を生業とする女性著者のハウツー本。
不動産経営は、たくさんのリスクが存在するけど、なかでも空室リスクは大家さんにとって肌身にひしひしと感じるリスクのひとつ。
しかし、そのリスクも大家さんの努力や目のつけかたを養えば、かなり軽減できるし、管理会社に任せきりのその他大勢の大家さんの中で、一人勝ちできる強みにもなり得る。
空室対策としての著書は数えきれないくらい出版されているけど、この本の主張するものは「女性目線!」。
賃貸する部屋を決めるとき、女性は圧倒的に強いのは有名な事実で、夫婦で探しにくるときはもちろん、息子の部屋を決めるのも母親の意見が強かったり、彼女が喜びそうだからと決めたり、この本には書かれていなかったけど、女の子を誘って喜びそうだなという思いから部屋を決めることは多い。
そこに目をつけた著者が、女性目線でのリフォームやモデル部屋の作り方、部屋を見に来て10秒で決めてしまうインパクトをもった部屋をつくろうと提案している。
また、新築として建てるなら、市場調査は自分でしっかりやるか、信頼できるコンサルタントを味方につけるか、いずれにせよ、建築屋だけがもうかって空室ばかりになることが予想されるような建物にしてはいけない。
投資は自己責任!
不動産会社に任せきりにしていては、実際に赤字になったからといっても誰も責任をとってはくれない。
不動産経営者である大家さんが、しっかりそのことを自覚して勉強していかないといけない。
女性目線というのは確かに利にかなっているが、リフォーム費用に関しても費用耐果ををしっかり考えて経営する必要がある。
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さいたま市に無く、所沢から来た本。
ポイントは、女性目線でポイントを絞ったリフォーム。
この本は、買わない。