紙の本
哲学は難しくない。
2015/10/06 16:49
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投稿者:キートン - この投稿者のレビュー一覧を見る
少し分厚いので怯んだが装丁と中のデザインが気にいったので思い切って購入。
時にコミカルに時にシニカルに独特の言い回しで様々なことを説いていく。
時にまわりくどくいような難解な表現もあるが全体的には平易で分かりやすいく日記のような形式なので1テーマほんの2.3ページなのも良い。
毎日、1テーマずつ読むくらいがちょうど良い。
時に思わず吹き出してしまったりそうだ!と膝を叩いてみたりう~んと唸ることもしばしば。
読後はすっきりすることが多い。なので毎日、適当なページを開いて読みたい一冊です。
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昔、ヘルマン・ヘッセの『幸福論』を読んだことがあり、そこから掴んだ幸福というイメージを、ぼくなりに消化して幸福を定義していました。それは「没時間性」でした。時間を忘れて打ち込んだときの幸せ感こそが幸福である、というものでした。そういうわけで、それ以来、幸福を論じる種類の本を避けていたのです、どうせ同じことを書いているかするんだろう、と思って。しかし、このアランの『幸福論』はずいぶん著名な作品だと知って、いつか読もうかなと思っていたら、個性あるおもしろい体裁の本としてこの村井章子さん訳のが出たんです。それで買って、長いこと本棚に横たわり、そして今回読みました。93章からなり、各章2~4ページくらいのボリュームです。でもって、たとえば、不機嫌と退屈と不幸の関連性などが何章かにまたがって書かれていて、そうだな、そうだな、といちいち腑に落ちる感じで読めるのです。うちの親父のことをドンピシャで言い当てている、と思いながら。まあ、それはいいですが。
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岩波の版も前に読んで好きだったけど、今回、日経BP社の版で読んでもシンプルな言葉で語られたアランの幸福論は、軽やかで力強かった。でも同時に感情がシンプルに語られ過ぎな印象も少し感じた。チャプター前のイラスト付きの言葉はない方が好きかも。
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読みやすい。確かにと思う反面、屁理屈のようにも聞こえる。節ごとに挿入される絵が謎。素直さを持って読めば身にしみるかもしれない。原著を読んだことがないからこれが本来のものなのかわからないが自己啓発本のように感じた。
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"以前岩波文庫でも購入していたものをまた買ってしまった。
読みやすくなっているが、場所をとる。
本棚にはコンパクトな方を残しておくことにする。"
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一言一句噛みしめるように丁寧に読みました。
時代が変わっても普遍的な、「人間はこれでいい」ことが書かれています。
あれ?私、なんかおかしくなっちゃった、、と追い詰められたときに、思い出して読みたい言葉がつまっています。
激動の時代を生きてこられたアラン先生から生まれた言葉は、今もこれからの時代にもずっと響くものがあると思います。
一番好きな言葉メモ
「愛してくれる人のためになしうる最善のことは、自らが幸福になることである」
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もともと日経ビジネスオンラインに連載されていた『毎日読むアラン「幸福論」』を書籍化したもの出そうで、1つ1つのお話が短いので読み易い。それに、どれも気持ちをちょっと楽観的にさせてくれるヒントを与えてくれます。
「もう深刻ぶるのはやめてのんきにやろう」という言葉、いいですね。
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パラパラっと読めて難しくないので雑誌感覚というかスナック感覚です。
しかし内容はしっかり哲学なので面白くどんどん読めます。
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悲しみとか苦しみの原因って、人間が考えているよりももっと単純で、人間がわざと難しくしてるだけ、って気がしてくる。
悲しいときとかに、定期的に読み返すと良い本だと思いました。
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池袋・梟書茶房で出会った本。
(全ての本にカバーが掛けられて売られており、あらすじで本を選ぶ体験かできる本屋)
名言が溢れ出す本。
心に残っているのは、No.63「雨が降ったら」の扉にある「あなたは、自分自身にとってかけがえのない友人にならなければいけない」。
この生きづらい時代、自分だけは、自分の味方でいなくては。