紙の本
カワイイ!
2015/10/08 02:13
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投稿者:天空人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
こんなにも深いところまで日本の精神性を見抜き、かつ、愛してくださって入ることに驚きと尊敬を禁じえません。たいていの日本人より日本のことを深く洞察されているように感じました。
また、天皇陛下とお会いするときのエピソードはなんとも微笑ましいかぎりですね。
紙の本
「天正遣欧少年使節」とは
2020/07/04 14:02
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
積読本消化。外国人が語る日本礼賛本。当時ブームだった日本礼賛本は、自虐史観に囚われ自国の美点が見えなくなっていた日本人にとって、あらたな気づきとして一定の役割を果たしたと思いますが、今となっては・・・。ただ第4章は読む価値がありました。すなわち、伊東マンショに代表される「天正遣欧少年使節」の事績を詳説。少年にも関わらず、困難を極めた欧州行を成し遂げ、国賓級の待遇で歓迎を受け、大使としての役割を果たした使節団。著者は教科書でもっと詳しく採り上げるべきと提言していますが、暗記中心の学習では望み薄でしょう。
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よくこの手の本で取り上げられているエピソード(杉原千畝,エルトーゥルル号事件,いただきます,もったいないなど)が多い。特色としては,今上天皇についてや天正遣欧使節について書かれていることである。
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とにかく日本と日本人を褒めちぎっている。
もっと自分の国の歴史とか文化を知らなければならないと感じた。
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日本を褒める褒める本は数多く出版されているが、日本人による啓蒙書としてしか見れなかった。
しかし、欧州の小国、在日大使団団長の西洋人からなる日本論、日本人論は興味深いものがあった。
著者は日本の文化を理解し、尊敬の念を抱いてくれている。同時に、宗教的側面や、精神性をも汲み取っており、筆者の素養を感じることが出来た。
マンショに関する記述が後半は多かったが、総じて素晴らしい本であった。
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この本にも書いてあるとおり、自分も日本のことについてよくしらない一人(特に自分の場合、学生のころは歴史が不得意科目だった)。この本を読んでそれを強く実感した。そりゃ、尊敬されるよなと。はたしてその尊敬されるようなことをこれからの日本人もやっていけるかどうかが今後の課題なんだろうな。
伊東マンショなんて人物を初めて知った。今から400年以上も前にローマへ行って、日本に帰ってきた人の一人らしい。でも、これはむしろヴァリニャーノという海外から来た司祭のほうがすごい気もしなくはない。
後、日本が負けた戦後、GHQによって靖国神社が焼き払われそうになったり、日本の文字をかな漢字をなくしてローマ字にされそうになったんだとか。ローマ字ってどうなんだ。英語にするならともかく。
トルコが親日というのは聞いたことがあったけど、その理由を初めて知った。エルトゥールル号遭難事件というのがきっかけらしい。外国人が今以上に珍しい時代にそんなことがあったのかと。
後、日本書紀について、名前はよく聞いたことあったけど、これも全然中身は知らなかった自分(多分、歴史の授業で習ったんだろうけど)。日本にもアダムとイブみたいな人がいたのか。イザナギとイザナミというらしい。このへんぐらいは日本人としてもっと勉強しておいたほうがいいのかも。
ところで、著者は集団的自衛権についてはどう思ってるんだろう。書いていそうで最後まで言及されてなかった。現在の政治問題だからあえて書かなかったのかな。読んで見る限り反対なような気はするけど。
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書かれている文章を額面通り受け取るか、それとも、その奥にあるものを読み取ろうとするかで、この本の意味は随分と違ってくる気がしますが、とりあえず、額面通り受け取るのが、素直な読み方だと思います。
この本に書かれている天正遣欧使節団の話と、天皇の話は、現代に生きる日本人が知っておかなければならないことだと思います。
が、ちょっと日本人全体を褒めすぎな感はあります。
おそらく、著者が接する人たちのレベルが高いために、日本の印象が高ぶれしているのだと思います。
平均的な日本人との間には、大きな差があるように思いました。
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外国駐在大使の視点で、日本特有の美点を解説してくれる本。
こう書くと、良くある?日本礼賛の本に近いものがあるが、他とはことなる特徴として、
・天正遣欧少年使節をはじめ、戦国のヨーロッパ使節の困難を日本人に知って欲しいという思いから、丸々一章を使う。
・昨今の中韓問題に対して、外国人大使の目から忌憚ない持論を明記する。
という点があり、客観性を弱まるものの、著者の思いは伝わる本でした。
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親日家で駐日大使、こういう方がおられるのは本当に嬉しく有り難い。天皇陛下への敬意と心酔に充ち満ちており、日本の報道では触れられないような事も多少書かれてある。また、伊東マンショら遣欧使節団について一章を割いて記述されており、著者がどれだけ心酔しているかが窺える。
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駐日外国大使の団長マンリオ・カデロ氏が書いた本。靖国神社などナーバスな点にも外国人の視点から鋭く言及されている。一部盲目的な中国人や韓国人にも読んで欲しいな。