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キューバ危機はベルリンにおけるケネディの優柔不断さが招いた・・・ということだろうか。
この2巻のおもしろさは、徹底した調査とデータ、それと作者の観察力が、1961年の世界をドラマチックに体験させてくれることだろう。
ケネディも最初は人気だけの若造だったけど、一年後にはそれなりに成長した。
役者すべての人となりが目に浮かぶ。
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下巻ではベルリンの壁建設と、その後の対立を描く。
特に1961年8月13日のベルリンの壁建設に向けた
分刻みの展開には、その記載の細やかさ丁寧さに
驚かされ、引き込まれるとともに、
ウルブリヒトの緻密な計画と読みには恐れ入る。
またその後のエピソードについても非常に臨場感があり、
実感を伴って読み込める。全体がキューバ危機へと繋がる
エピソードゼロとしての意味合いでも
納得できるものであり、非常に興味深い。
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ベルリンの壁建設前後のベルリンを巡るケネディvsフルシチョフの攻防が楽しめます。
ケネディが当初弱腰で最後に強気になった歴史は知りませんでした…
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キューバ・ミサイル危機の前年、東西分断を象徴する「壁」の建設が始まった。ケネディ・フルシチョフ交渉の舞台裏とは? 最新資料と取材により、米記者が「決定的な一年間」を追う。
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・ケネディはフルシチョフにベルリン境界線を閉鎖するフリーハンドを与え、それと交換に、ソ連は西ベルリンの自由を侵害したり西側同盟諸国のベルリンへのアクセスを妨害したりしなことを保証した
・ベルリンの壁―自由の国の指導者たちが手をこまねいているとき、自由のないシステムがどのようなことをやってのけるかを象徴的に示す構造物として、三十年にわたり、存在した