電子書籍
気持ちの持ち方を再確認
2020/08/14 09:00
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投稿者:sas - この投稿者のレビュー一覧を見る
何かと「不安」が付きまといがちな今の世の中において、気持ちをどのように持つかを「くすり箱」と称した本です。
どれもこれも至極当たり前のことなのですが、あらためて読むことで「そうだよなぁ」と再確認できました。
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心のくすりに読みたい本
2016/01/02 22:55
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投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
枡野さんの本を読むと心が癒される。
ハウツー本とは全く違う。だが、人生のテクストというものがあるとすれば、こういう本を言うのだろうなあと、どの作品を読んでも思わされる。
禅の教えがそういうものなのだろうが、その教えを枡野さんが噛み砕いて優しく、読書に生きるヒントを与えてくれているように思える。
心のくすりは、私達一人一人が人生の中で作りだし、時には人に与え、時には人からいただき、時には自分に与えるもの。
作中でも言われている。心の中で目指していることにたどり着くことが大切である。
生きる上で疲れたら、この本をくすりにして健康を取り戻せそうだ。
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心の持ち方は、自分次第で変われる。
著者の書を時々、読んでは何とか不安の芽を摘んで頑張って行かなくちゃと思わせてもらってる。
・悩みより動く
・人は人、自分は自分
・ねばならないと思わないこと
・前向きな人と一緒にいること
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幸せは誰もが平等に持っていて、
周りにはたくさん落ちている。
その幸せを見つけ出す力。
その力を養っていくことこそが、
人間としての成長なのです。
幸せとは自身の心にこそ宿っている。
(桝野俊明/住職・庭園デザイナー
『人生のくすり箱』より)
* * *
あなたにとって
「豊かな生活」とは何ですか?
そんな質問をされたことがある
わたしにとって豊かさとは……
“何かを得ること”ではなく
いまあるものに感謝して
「このままでいい」
「いまがいい」
と感じられることだ、と答えた
自分が足りていると知る
感謝の気持ちを忘れないでいる
ありのままを認める
ありのままでいられる
豊かさも幸せも
いまここにある
小さなことに喜びを感じて
おだやかなココロでいたい
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タイトルのとおり、ふと訪れる不安や知らず知らずに持ってしまっていたこだわりを捨て、今を思い残すことなく生きましょうという本。
これを読むと座禅を組んだあとの清々しさが得られます。
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この本を読んで思った事。
錬金術って、全ての物質を
私達が欲する<金>に変える技術(魔術?)だと言うけれど
それって、物質的なモノじゃなく、
ただの言葉を
人の心から淀みを消し去る事が可能な言葉に変える術の事だと言っても過言ではない気がする。
金の言葉。
年を重ねてからの悩みや不安は実際深い。
もはや逃亡もリセットも引きこもりも不可能。
行く手にはにやにやと<死>が待ってるだけであり、
「ここに来るまでになんとか解決してこいや。」
と、脅しをかけてくる。
そうだ、
もう悩みや不安から逃げてはいられない。
真っ向から勝負するしかないのだ。
でも、
枡野住職のお話を聞いていると、
空っぽだった右手に敵をなぎ倒す<武器>がわらわらと現れてくる様だった。
金ピカに光る勇者の剣、の様な…(笑
言葉、と言う実体も無きただ意志を伝えるツールから、
頼もしい武器が生まれた。
これを錬金術といわずして何と言う…?
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人生には不安が付きもの。そんな不安を軽くする、あるいはうまく付き合っていくにはどうすればよいのかについて優しい筆致で書かれています。書かれていることひとつひとつが、そうだよなあと納得させられます。読みやすい良い本です。