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多分、自分がこれまで読んだ本の中で、もっとも読むのが苦痛だった本。文体がライ麦畑を捕まえてみたいな、口語体で読みにくく、なおかつ分量が多いのに、結末は大しておもしろくもなかった。
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久々にこの作者の本を手にしてみた!理由は厚さに惹かれて。だけど思った以上に読みやすく、2日で読破してしまった。が、帯のコメント通り、あとでもう一度読み直すことにする。ストーリーは、音楽誌に評論を掲載している洋楽通の鈴木誠、という男性の目線で書かれるフェーズと、それ以外の、登場人物が質問に応えているような、語り口のフェーズが交互に流れて展開されていく。ある事件が起き、次第にこれは警察で聴取されているのかなぁ、と思いながら読む。んーでもストーリーの展開は明らかだし(←この時点で騙されてるw)この厚さいります?とか疑問抱きつつ読んでいくと、、最後に明かされる意外な事実が!!驚きもあるけど、感動に近いかも。この事実を把握したうえで二回目に読むときは、泣けそう。
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読み始めの頃はこういう自分だけしか見えなくなっちゃうのがやっぱりストーカーになるのか、みたいに考えていた。だから、この結末は想像していなかった。読み始めと終わりでは、この小説に対するイメージが一変。ビートルズ、借りてきちゃいました。
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テーマは「無償の愛」といった所でしょうか。
どこかで読んだ事のあるミステリー小説。
パッと頭に浮かぶ「容疑者Xの献身」にも似たような内容。この本がミステリーであることを知って読むと面白さが半減するかも知れない。
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あぁ〜、こっちかぁぁぁってのが読後の一声。
だんだん疲れてくる独白文。
チラチラと顔を出す矛盾。
端々で感じた違和感は、こういう伏線だったわけですね。
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久しぶりに心が震える作品に出会えました。最後の最後までどんでん返しが繰り返され、物の見事にストーリーにはまり込みました。これを愛と読むか狂気と読むかは読者に依るんだろうけれど、どちらにせよ哀しいラブストーリー。
そして個人的には、井上夢人にハマるきっかけになった一冊です。
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文章の整合性でわかるトリックではなかったので、最後のどんでん返しは、ミステリー小説としてはずるい。
そして長い。ストーカーエピソードももっといろいろ盛り上がりがないと、退屈してしまいますw
最後は鈴木誠がかわいそうだった。せつない〜
あんな相手に全てを捧げなくてもよかったのに。
特別な、地獄のような人生を送ってきた鈴木誠にはそれだけの価値があったんでしょう。
そして、本当に相手を守るという理由だったとして、盗撮や盗聴をしてたってやっぱり行き過ぎでしょ〜という腑に落ちない部分も。
まとまらないけれど、通勤3日で読み終えたのは面白かったということだと思う。
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http://takotakora.at.webry.info/201411/article_7.html
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物語の意外な結末というか構成にはちょっと驚かされたけど、
全体的に暗い話で、個人的に救われない結末が苦手だったかな。
本文の大半を占めるインタビュー形式の部分、
臨場感というかリアリティーを演出したいのは分かるんだけど、
質問返しみたいのがなんだかうんざりしてしまった・・・。
決してつまらなかったわけではないんだけど。
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読み進めていくとかなりホラー感が漂う作品。
主人公が容貌魁偉という設定もさることながら、ストーカーっぷりは、読み進めるのをためらうくらいの描写。
だけど、最後の最後のどんでん返しには驚いた。
驚くととともに、その純情を思うと、かなり涙が出そうになる作品だった。
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読後感がたまらなく重たい。これだけ思いを募らせた登場人物たち。犯人の変貌ぶりは本の世界にのめりこませるに十分だった。ただ、少し物語がくどく、わざとらしすぎるように感じてしまった。
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ビートルズの題名にひかれて読み始めた本。正直、ビートルズのアルバムでもラバーソウルはあまり印象になく詩の意味を考えながら読むことはできなかった。緻密に計算されていて構成もよく素晴らしいミステリーなのだろうけど、ストーカーの鈴木誠の考え、行動がこれでもかこれでもかと言わんばかりに繰り返され不快な思いがずっと続く。ラストはどんでん返しというが途中で犯人の想像がつく。わたしは読み返すことはない。
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ラバーソウル聞きながら本屋さんうろうろしてたら平積みされてた出会いの一冊!ビートルズのアルバム、ラバーソウルの収録曲が各章のタイトルで、他にもたくさんビートルズの話が出てきます。最後まで読むと、そのタイトルの意味がわかってふわっと鳥肌立ちました。今度はラバーソウル収録曲以外に登場する曲も聞きながら再読する予定です。
あ!ラバーソウルは各曲の歌詞の意味知ってた方が断然おもしろいと思います!
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読者は「すずきまこと」の手のひらで踊る。彼は喉の渇きを泥水でもいいから潤したかったのだろう。悲しいハッピーエンドな作品。
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泣きたいのに涙は出ない
そんなもどかしくて切なくて
心臓をギュッと掴まれるラスト。
いやあ、普通に終わらないとは思ったけどさぁ。
本当にわがままなのかもしれないが
井上夢人の新作をもっともっと読みたいなあ。