紙の本
思い出話とか自慢話
2020/11/15 22:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:FA - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者は東大卒の朝日新聞特別編集委員だそうだ。
自身が新聞記者をやっていた時の経験や思い出をたっぷりと披歴されてます。それはそれでいいのですけど、間近で見ていて感じたことを記事に書いてきたのであろうかと思ってしまった。結構、格好良く書いてます。この作品では有能な官房長官だと書いてますが、その時に本当にそう思っていたのだろうか。
つまり、”御隠居様”の思い出話とか自慢話を聞いてあげている感じ。
菅義偉官房長官(2014年当時)のインタービューがなければ、こんな作品、読まないです、申し訳ございませんが。
投稿元:
レビューを見る
菅義偉官房長官のインタビュー目当て。朝日新聞出版から出版をされているが内容的には意外とまとも。一つ言いたいのは菅直人と菅義偉の見分けがつかない文章の書き方はやめてほしい。菅(直)とか菅(義)または官房長官とかつけるくらいの配慮はしてほしかった。菅直人は無能なので著者の文章の前後を読めばどちらの事かはわかるが…。内閣官房長官という仕事はやはり、有能で弁が立ち、頭の回転が速い人ではないと勤まらない。菅官房長官のキレ味の良さがやはり素晴らしい。
投稿元:
レビューを見る
【読書その220】官房長官という政権の要をクローズアップした政治学の本。
長年の取材によって得られた豊富な情報に基づき書かれており、政権のスポークスマンという官房長官の仕事内容に迫る。
投稿元:
レビューを見る
期待外れ。業界人には新鮮味はない。企画自体は面白いので、もう少し面白くできたのではないかと思わせてしまう残念な一冊。
投稿元:
レビューを見る
霞が関の調整役と関連して危機管理も重要な仕事。
菅さんは塩崎さんと対照的な経歴だから、長続きする。
後藤田さんのおかげで、不安定な中曽根内閣は安定した。
危機管理もばっちりだった。
歴代最高の官房長官は後藤田さん。情報収集力と分析力。
官邸3ポスト(首相、官房長官、官房副長官)をやったことがあるのは竹下さんと安倍さんだけ。
投稿元:
レビューを見る
これまでになんとなく感じていたことを、本書で確認できた。どういった組織にも「官房長官」的な役割を担う人材が必要だということだ。官房長官がいなければ、政治が機能しない。この意味では、国・法人・団体は同様なのではないかと思っていた。スポークスマン、調整役が主な役目だが、その能力は一朝一夕には身に付かない。本書からは、情報の収集力・分析力、傾聴力、危機管理力が求められる力と読めとれた。加えて、胆力とバランス感覚が重要とあった。
投稿元:
レビューを見る
興味深く読んだ.首相との距離感として子分型,兄貴分型,友達型に3パターンに分けて解説.
「首相への誘惑」が出てくるというのは理解できる.勘違いせずに職務を全うできるかは大事.
ベスト3として後藤田正晴,福田康夫,大平正芳を挙げている.小泉政権の時の福田官房長官は確かにバランスよかっなと感じる.現在の菅官房長官もたたき上げだけあり,なかなかかな.