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言いたいことはありきたりだが、よくわかる。可能ならば、私は出来るだけ働かないオジサンのままで居続けたい。
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現実の「働かないオジサン」をどう理解し、うまくやっていけばよいか。
示唆するものがあることを期待して読んだ。
働く人を、会社へのコミット度合い、イキイキと「いい顔」で働く度合いで、会社人間型、社外充実型、組織埋め込み型、無気力型、に分類していて、なるほど、と思わせる内容だったけれど。
現実の「働かないオジサン」は、きれいに分類におさまらないことがわかった。
現実の「働かないオジサン」は、ぼくの見るところによる「働かないオジサン」なのであって、「働かないオジサン」にしてしまっているぼくのほうに問題があるのではないか。
そう思ってしまった。
この本は、自分が働かないオジサンにならないために読む自己啓発本だと、解釈しています。
最後に、働かないオジサンにならないための7か条が挙げられているけれど、第1条から、困ってしまった・・・。
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今は人生100年時代って言われているけど、
この本が出版された当時は人生80年って言われていたんだ。
10年経っていないのにな〜
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心の定年。
会社員人生は大きく分けると、入社してから仕事を通じて自立していく時期と、組織での仕事に一定の目処がついてから自分の在り方を考える時期がある。
後者の通過儀礼 自分自身が老いることや死ぬことを意識してどのような距離感で組織とつきあっていくか
2回生きる人生
社会とつながれば生涯現役
x(自分の特技)× y(社会の要請・顧客のニーズ)
個人事業主=社会とのつながり 強い
サラリーマン=社会とのつながり 弱い
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「働かない」人については、働かない人の個人の問題にしがちですが、実は組織の問題である点を、うまく説明していると思います。
自分の経験でいえば、昨年、PTAの役員を経験したことで、とくに悩むことなく、この本でいうところの「こころの定年」を乗り越えることができたように思います。
PTAの役員を経験することで、サラリーマン人生を終えた後の自分の姿が見えてきましたし、仕事やプライベートにおける自分のスタンスを確認できました。
そういう意味では、この本が役に立った、というわけではありませんが、自分がやってきたことが間違いではなかったことは確認でき、ホッとしました。
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この本は、リアリティーに溢れる。自覚し成長している人のための本だろう。故に使えないオジサンは逆に手を取らないのではないかと思ってしまう。
30代で使えないオジさんの烙印を押され、ウツっぽくなっていた自分を振り返ると、思い当たる点がたくさんあるのと、抜け出す為のキッカケが本にあった通りでこの本の内容にはとても共感出来きた。今もイロイロと迷う訳だが、考え続ける、考え抜くクセを持って何事も乗り越える事で、使えないオジさんから脱出出来るのだと改めて確信した。
使えないオジさんの発生は構造問題だとして、この原因を示した上で、豊富な抜け出た人の例を挙げるという流れは気持ち良いし、納得感がある。
40年前の日本の下町、商店街のいい顔をしたオジさんたち。彼らの幸福と今の我々を比べた時に、何を得て、何を失ったのか。もう一度考え直してもいいと思った。自己承認欲求を SNS から得ている現代人の自分としても。
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タイトルに惹かれて読んでみましたが、ちょうど30代中盤以降のサラリーマンが読むと、感じるところがあります。こころの定年の時期に自己を見つめ直すきっかけとなる本でした。
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○ビジネスに関する著作の多い、ライターの楠木氏の作品。
○どこにでもいる「働かないオジサン」について、そのメカニズムを明らかにし、どうしたらそうならなくて済むのかという方法を紹介したモノ。
○てっきり、個人のモチベーションや資質の問題かと思っていたら、意外と、社会全体の構造要因も影響しているというところが印象的。
○自分も、このままノホホンとしていたら、いつか「働かないオジサン」になってしまうなぁと、若干の危機感を持った。
○その意味で、ターニングポイントが何時訪れても困らないよう、意識的に仕事をしてみたい。
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うーん、シンプルでわかりやすいが、ちょっと分析や事例が軽すぎる印象を受けた。
最初の10ページを読めば十分という印象。
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http://store.toyokeizai.net/books/9784492223444/ ,
http://blog.livedoor.jp/kusunoki224/
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「いい顔」のオジサンを、探せ!
イキイキとしてオジサンはいるのか?
どうしたら、いい顔して働けるのか?
など書いてある。
オジサンへの批判じゃなくて
もっといい顔で働くにはどうするかってこと。
いい顔で働いてる人って
いるかなと、周りを見渡してみる、
いい顔つきの人、数人いるな。
いつも、姿勢がよくて覇気があり
顔つきがいい。
そもそも自分が
いい顔して働けてないのが問題かも。
この本すごい参考になるな。
会社辞めたい、といってた人にも貸したら
考え方ちょっと変わった、
割り切りも必要かも、と言ってた。
組織や会社に任せるだけじゃなく
自分から変えていかなきゃね。
生活も考えも。
それで、将来が決まるのかなと。
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働かないというか、働かない社会人の分類。
大きく4種類に分類されていたが、頷ける点も多く、また、その原因に目が向けられつつ、気を付けていける点が記載されているのが参考になる。
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思った以上に良い本でした。
本書中に心の定年と記載があるように、今後のキャリアをどう組み立てようかとちょっと戸惑いがある中、軽い気持ちで読みましたが、若手会社員の方が読んでも有益だと思われる内容でした。
日本的会社構造の中での会社員としての将来像を想像しつつ、どのような心積りで仕事および会社と向き合うかで、イキイキと仕事をできるか、そうではなくなってしまうかということが非常にわかりやすく示されています。
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働かないオジサンへの批判本ではない。それを生み出している会社や本人達の要因は考える書。一時点のオジサンの状況をみて判断するのは速いが、オジサン達も自分の存在意義を見出すことができずに揺れ動くことは確かにある。それだけで、高い給料をもらい続けられるほど、余裕のある会社はなくなりつつあるが。
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身の回りに絶対いる、働かないオジさん。
残念ながら、働かないオジさんには誰もがなりうる。
なぜなら、属人的問題だけでなく構造的問題も絡んでいるから。
そして、働かないオジさん自身も苦しんでいる!
↓以下要約↓
【序章】「働かないオジサン」は未来の自分自身
そうならないために、「自分の代わりがいない」という確信を持つためのビジョンを持ち努力すること。
「こうした仕事をやりたい!」と言えること。
自らの個性を活かして働くこと。
【第一章】あなたの隣の働かないオジサン
「いい顔」で働けない = 「働かないオジサン」
商店街の働かないオジサンとサラリーマンの働かないオジサンには大きな違いあり。顔つき。
人の表情が輝いたり魅力的になるのは、相対的な役職を上昇させたり、合理的な思考を高めることから生まれるものではないのだろう。
働かないオジサンは、個人の資質というより、構造的な問題。
働かないオジサン自身も苦しい。
◆働かないオジサンへの対処法
①無気力タイプ
特徴 若い頃は一生懸命だったが、入社後の人事評価や生活環境の変化などで、自分と会社との間に生じた溝を修復できなくなった。
対策 関わらない! こちらのモチベーション下がる どういう理由で活力を失ったかを知っとくのは将来の自分のためになる
②批判評論家タイプ
特徴 批判するが自分では動かない かつては出世ルートに乗っていると思っていたが、どこかで挫折した経験のある人が少なくない 自分には力量があるのだと周囲に示したい心情がうかがわれる
対策 ヨイショして機嫌良くしてもらう ただ、彼らの言動によってこちらの仕事が増えるのであれば対応策必要 上司と相談して、一定のルールを作って彼に申し渡す、仕事の範囲を明確にするなど。 攻撃は得意でも守備は弱い人が多い。口は達者でも社内で権限を持っているわけではないので、淡々と対応策を。
③定年前嘱託タイプ
自分の立場はわかっているはずたが、自身の中で切り替えができない。異動した心境、現在の仕事への見解、仕事での自分の機能発揮についての認識、残りの会社人生をどう過ごしたいか。
対策 本人の話を徹底して聞くこと それから対応策 なぜ自分のことを分かってくれないのだろうという気持ちを抱えていること多い
現在の仕事の重要性を話し、期待する仕事のレベルを明確に示すこと。そのうえで、そのレベルが達せなければ再度の配置転換もあり得ることを付け加える。硬軟両様の対応。
④団体行動タイプ
特徴 自分では仕事をやっていると思っている。ただ本音では、もはや会社から期待されていないことに気づいている。そのために、仕事へのモチベーション下がり、職務範囲を無難にこなせばよいと自分本位になりがち。いつも同じメンバーで群れてサボりがち。
上司の言うことはそのまま受け入れ、部下や後輩に対する態度と大きく異なっている。
特徴 会社以外のことには関心薄く、居場���も持っていないので、一緒に働く仲間から認めてほしいという気持ちは人一倍強い。彼らを持ち上げて、周囲と協調して機嫌良く仕事をしてもらえれば、自分たちの仕事も助かる。(だいたいヒマ)
ただ、会社の中の自分の立場には敏感なので、出世した同期の話などはしないほうが良い。
【第二章】働かないおじさんを生む会社の仕組み
新卒一括採用とピラミッド構造が働かないオジサンを生み出す。管理職への道から外れた者が、出向や働かないオジサンへ。
・新卒一括採用とメンバーシップ契約。社員「全員」に「一体感」を持たせる組織運営
未経験者に色んな職種を経験させながら、適材適所を図ることが可能な合理的な制度。
↑
↓
欧米の 一対一の労働契約 少数のエリート社員が、多くのノンエリート社員を引っ張っていく
・ピラミッド構造は変更できるのか
結論は難しい。組織設計のはじめの一歩は、プログラムとヒエラルキー。
ヒエラルキーとは、、
実務層がルーチンワークの精確な遂行
ミドル層が現在の業務の例外処理判断
トップ層が長期の戦略思考
・なぜ働かないオジサンの給与が高いのか
若い頃にモーレツに働いた 貢献度高 賃金低
50になり逆転。
中高年社員は会社に対して、過去の実績に基づく、何らかの既得権的なものを持っている。
現在の貢献を正確に評価する時価評価ではない。
組織の中での一定のポジションがある種の安心感を生んだり、全員参加型の組織運営を可能にする源泉になっている。
【じゃあ私達はどうしたら良い?】
40歳 管理職前後で働き方の変革が必要
★自分を変えるのではなく、自分と組織との関係を変える
★自分の得意分野を把握する 今の仕事から、何ができないか?
★社会のニーズを把握する
25-40 組織の中で一緒に働く仲間や顧客に役立つ自分をどう作り上げていくか 成長の後押し
40- 自分自身が老いることを意識、どのような距離で組織と向き合っていくか
「満たされない」気持ちにどう対処するか。