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育児って大変、でも。
育児に奮闘中の日々。
いわゆる「魔の二歳児」を前にし、なぜ私は自らこんな大変なことを引き受けてしまったんだ.....と、頭を抱えてしまうことも多々ある。
真面目にやろうとすればするほど上手くいかない現実に、全てを投げ出してしまいたい時もある。
そんな時は他の人、いや、もっと本能のままに生きる他の動物のことでも考えるとしよう。
もしかしたらそこに、悩みの解決方法でも載っているかもしれない。
ちょっと、覗いてみよう......。
第1章では「オス」にとっての悲しい真実が。
「オスの機能を極めると、、オスは大きくなる必要がないと言える。(中略)オスは、メスに精子を与えるためにある。そう考えればその機能に特化したチョウチンアンコウのオスは、まさに男の中の男といえるだろう。」
夫に、パートナーに、イライラしているお母さん方!
そんなものだと、笑ってやりましょう。
そうすれば、怒ってばかりのイライラママでなくなるかもしれません。
さて、育児に頑張りたくても仕事で疲れて帰ってきて、妻にため息をつかれるお父さん方!
例えばゴリラのオスは、子供に社会のルールを教える役割を担っている。
甲斐甲斐しく世話を焼くことはなかなか難しいかもしれない。
けれども自分もその大事な役割を担っているんだと思えば、自尊心だって満たされる、はず。
メスはもちろん卵、つまり子供を産む性であることは間違いない。
対してオスはメスに頭から食われてしまったり、巣を追い出されたり、散々な一生だ。
しかし、それも全て愛するメスと、大事な子供のため。
ちょっとばかり不器用なだけで。
メスはメスで、苦労が多い。
苦労は計り知れない。
だが、とにもかくにも、失敗しながらであっても子供を育てているのであれば、とりあえず良しとしよう。
礼儀正しく、頭も良く、スポーツもよくできてコミュニケーションも.....人間の知能は様々な欲望をも生み出した。
だからその膨大な情報量に押しつぶされそうになる。
もっと気持ちを楽に、楽に。
なんていっておきながら私は子供を叱りつけつつ、これを書いている。
休憩しながら、笑いながら。
そしてちょっとだけ(?)オスにありがとうを。
気持ちが晴れたら、また頑張ろう。