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書店は知のワンダーランドだ。ぶらりと立ち寄った本屋で偶然で出会ったのが今回の本だ。快眠とは程遠い睡眠が多いだけに気になって手に取り買った。
誰も教えてくれなかった睡眠の基本と応用と書かれているように、睡眠は必要賦活なのはわかるがどうやって快適な睡眠を得られるのか。1日7,8時間睡眠が理想だとよく言われるが著者曰く、最適な睡眠時間は人によって違う。それに睡眠の質をあげて寝不足を解消する方向で考えるのがよいとも述べている。
著者はかつて会社勤めで睡眠がなかなかとれない経験をしてきて今では、「快眠ショップ sono boom ソーノボン」と言う会社を立ち上げて、睡眠の重要性を説いている。行って見れば「睡眠伝道師」といった所か。
第1に重要な点は、寝室をいかに快適にするかと述べている。散らかり放題の寝室では、落ち着いて寝られない。ほこりがたまっていては体内に「ほこり貯金」がたまりいつか飽和状態になって体に異常をきたす、快眠ができないので万年寝不足族としてさえない人生を送るなど様々な面で不利益を被る。
眠くなるまで寝室に入らない。寝室は寝るための場所であって何かをするための場所ではないと述べている。例外が「夜のコミュニケーション」だそうだ。
あるページを開いて「何だ、これは」と思った。それは「オキロー」。ムーンムーンと言う会社が作った光目覚ましの製品名だ。思わず「オキローでオキヨー」なんて表現が浮かんだ。オヤジギャグだなと思ったが、目覚ましの心地悪い音を聞いて目覚めるよりも、光を浴びて起きた方が体に良いとある。ただ、2万円相当するので高いと思ったが、セットした時間に合わせて光が徐々に明るくなっていく仕掛けになっているので自然に目覚めるのにはいいのかな。
他にも日中の過ごし方、朝ご飯の摂り方など快眠につながる話題が載っている。特に暑い夏をどう快適に過ごすかと言うのも一つのテーマだな。
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寝るときまで寝室に入らないことで、寝室が恋しくなるようにする
起きたら光を浴びる(×光を浴びて起きる)
寝室は緑とか青系がいい
右側を下にして寝ると内臓への負荷が少ない
うつ伏せも精神的に安心できて良い
寝る前にお風呂で体温を上げておくといい
ゆっくり浸かるといい
熱すぎるお湯は交感神経を刺激するため逆効果
疲れをとるには炭酸系の入浴剤
寝る前に読書はリラックス効果
ストーリーや内容がどっちでもいい本の方が興奮しなくていい
写真集とかいいかも
ストレッチも血流を促進できるためリラックスできる上、血流に乗って成長ホルモンが全身に行き渡り回復できる
成長ホルモンを出すために軽い筋トレもいい(無酸素運動の方がいい)
タンパク質をとると眠くなるので、プロテインはいいのでは?
夜の19〜21時が一日のうちで最も体温が高く運動に向いている時間帯
【気持ちいい朝】
リズム良く、テンポ良く動くと目が覚める
歯磨きでも歩行でもなんでも
前日に起きる時間をイメージして、その通りに起きる(二度寝、スヌーズは禁止)
毎日同じ時間に起きる
睡眠不足は昼寝で吸収
起きたら白湯を飲んで体温を上げる
で、朝飯を食らう
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人は人生の実に「1/4」程度を睡眠時間に費やすにもかかわらず、睡眠に関する知識を持ち合わせた人は非常に少ない。質の高い睡眠を取れるかが人生のパフォーマンスの良し悪しに直結することを理解し、正しい「眠るための技法」を学びましょう!といった内容。
確かに「眠る」ということに関しては、義務教育で教えてくれるわけでも無し、自ら学ぼうとしない限り、なーんも知らないまま。このような本で、一度理解を深めておくのは、非常に重要だな、と思いました。
以下参考になった点、引用、自己解釈含む。
・眠ることは楽しいこと。楽しむぞー!という気持ちがまずもって大事。
・寝室は寝る為の最高の舞台としなければならない。そのための舞台演出には細心の注意を払う。また、寝る為の舞台では、寝ること以外のことは行わないという割り切り、寝室に入る=寝るという切り替え、が大事。
・何よりもまず大事なのは光のコントロール。人は、朝起きて光を浴びてから、14~16時間後程度に眠くなるホルモンが出始める。またこのホルモンは暗くなることによって分泌が加速される。
・従って、より良い睡眠を引き起こす為には、朝起きて直ぐに光をしっかりと浴び、夜ホルモンが分泌される準備をすること。寝る前段階では、間接照明にするなど、浴びる光量を調整する。パソコンや携帯等のブルーライトも、睡眠ホルモン分泌を阻害する要因となりうるので注意。
・光のコントロールという点では、ベッドはなるべく窓際から離すのが正解。季節によって、光の入り込む時間が異なるため、睡眠のリズムが崩される。これが季節の変わり目に体調を崩しやすい要因の1つ。
・ムーンムーンという、光目覚まし時計がある。セットした起床時間に合わせて、光の量をどんどん上げてくれる目覚まし時計。
・人は眠っているときに体温を下げるように出来ている。日中にフル稼働した細胞のオーバーヒートを避けるイメージ。寝ている間に、コップ一杯程度の汗をかくのは、体温調整をしようとしている顕著な事象。
・体温が下がる過程の中で、眠りに落ちやすい。従って、寝る前に一度体温を上げておくと、眠りやすくなる。睡眠前には、熱すぎない湯船にゆったりと浸かり、体温を上げておくのが良い。逆に熱いシャワーを短時間で浴びると、細胞が活性化して眠りにくくなるので注意。
・横向きに寝る場合は、身体の右側を下にして寝る方が臓器に負担がかかりにくい。
・睡眠前のストレッチは快眠に効果的。血行を良くすることで、睡眠中に分泌される成長ホルモンが体中にいきわたりやすくなり、翌日の疲労回復度が全く違ったものになる。
・寝付けない時には、耳タブのマッサージが有効。自律神経を整えるツボがたくさんある。上下に引っ張るだけでも効果が実感できるはず。
・カフェインは飲んだ後30~40分後に効き始め、4~5時間持続する。寝る時間から逆算して、カフェインを取らないように心掛ける。逆に、短時間の昼寝をしたい場合は、カフェインを取って直ぐに寝るのも手。
・疲労回��をしてくれる成長ホルモンをよりよく分泌させるためには、筋トレがおすすめ。筋トレをすると、壊れた細胞を復活させようと、成長ホルモンが分泌される。
・どんなに眠くても、朝起きる時間は一定にする。すると生活にリズムが出来るようになり、安定した快眠が取りやすくなる。快適な睡眠は、朝の起床時間のコントロールから。
・二度寝三度寝を計算に入れて、起きる時間の30~60分前から目覚ましをかける人がいるがこれは間違い。人は朝起きるべき時間を細胞レベルで感じ取って起きる機能が備わっており、起きる時間に合わせて細胞を目覚めさせる準備を行っているが、二度寝三度寝をしてしまうと、何時に起きるべきなのかが、わからなくなり、寝起き準備が整えられずに、起床時に倦怠感が増してしまう。起きるべき時間に合わせて、きっちりと起きること。
・目覚めはコップ1杯の白湯がおすすめ。目覚め後にすぎに、加糖ジュースやコーヒーを飲むのは、整備された車に悪質なガソリンを入れるようなもの。
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2014年の63冊目です。
神経伝達物質のメラトニンとセロトニンは互いに変化し合っているらしく、昼間はセロトニンで夜はメラトニンになるらしい。ふむふむ。
眠ることに関する技法がたくさんの視点で紹介されている。
ハーブや寝る前のストレッチなど、、、。エアー式で高さが調節できる枕は、使ってみたい。今は、完全にお薬に頼っている自分の睡眠が、自然な動物としての営みに戻る日が果たしてあるのだろうか?
耳つぼマッサージで、自律神経がコントロールできると書いてある。耳タブをそれとなく引っ張ってみるが、、、。そうは簡単に効果は現れず。自分の生活のパターンを「レッド・オーシャン」タイプから「ブルー・オーシャン」タイプへ変えることも提案されている。企業戦略を示す言葉ですが、朝、誰にも邪魔されずに集中できる時間を持とうという考え方です。これは、大いに賛同できますね。いつも6時半ぐらいに出勤してますが、もっと早く出勤したいぐらいですよ。
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情報が広くて、次々変わる感じがしたので、読んでいてふと、何を言いたいんだ?って思うところもありましたが、自分の生活に取り入れられそうな内容はありました。よく寝られるよう環境を整え、朝起きてすぐの行動を変えてみようと思います。ルーティーンが大事なようなので、なるべく同じ時間に習慣化できるように努力したいと思います。筋トレをしたり、スマホを見るのをやめたり、眠くなるまでベッドに入らないなど。朝は白湯を飲み、光を浴びること。元気に仕事するために、よく寝たー!と感じるために、やってみようと思います。
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①寝室の整え方は?
・整理整頓されて心地よい空間にする
・ベッドは窓から離れた場所
・青色寝具は眠りを深くする
・こまめな掃除
・枕の高さ調整
②寝る前の準備は?
・眠くなるまで寝室に入らない
・入浴剤を使って、38-40℃×20分
・入眠用音楽、アロマ
・ストレッチ
・就寝1-2時間前にハーブティー
③快眠、よい目覚め方法は?
・頭寒足熱
・照明時計
・温湿度調整
・耳つぼマッサージが自律神経を整える
④仮眠のコツは?
・15時までに15-20分の仮眠
・アイマスク
⑤気づき
・シルクのパジャマ
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アリガチなタイトル詐欺。年収はあまり言及してない。ようは満足な睡眠をとろう。というだけ。目新しい情報はあまりない。