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稲盛和夫氏の著書はいくつか読み有益だったので購入。
熱い、シンプル、効果的といった印象。仕事、人生に対する心の在り方、態度について述べている。非常に共感する面が多いが、合わない人もいるだろう。
当たり前のことだが、表現が過激で個性が強いので、穏やかに読みたい人には不向きかな。
いくつか日々意識して取り組みたい言葉があるので要メモ。
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2014年11月18日 『ビジネス書』と一言で表すにはもったいない理想的な生き方を説いた一冊!
同じ内容の事が繰り返し書いてあったものの、『さすが!』という部分が多々あり、とても感銘を受けました。とくに『成果の方程式』は納得せざるを得ませんでした。いつも鞄に入れておきたい一冊でした。!
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面白かった。
幾つか既に知っている物もあったが、改めて学ばせて貰った。
認識を新たにしたものを幾つか。
渦の中心になれ。
ベテランだから中心になる訳ではない、問題意識があるからそこに人が集まり、渦が出来る。
公私のけじめを大切にする。
役得は人を卑しくする、人間の欲には限りが無い。
楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する。
人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力。
考え方ぎマイナスだと全てマイナス。
能力や弁舌ではなく、考え方をもってリーダーを選ぶ。
小善は大悪に似たり。
社員を大事にするとは優しく接するということではなく、厳しく叱ってでもそだてなければならない。
能力を未来進行形でとらえる。
今出来ないことを出来ないと諦めず、その目標に対応できるようになるまで高める。
調和の感覚のない人間に不良や異常は発見出来ない。
整理整頓は調和の感覚、それに違和感を感じない人間には、何かがおかしいと気づけない。
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京セラ 稲盛和夫さんの哲学書
こういう指針があると迷わなくていいよね社員は・・
経営者は血反吐を吐いて自己を律することが必要だけど
ドラッカーの言葉をかりれば「真摯なれ」ということなんだろう。で土俵際で相撲は取らず、土俵の真ん中で必死となり相撲をとる。
もちろん土俵の真ん中で取るためには、余力と準備が絶対に不可欠。女神には前髪しかない。
利他的行為と偽善の差は?
アガペーを会社の人間に注げるか?
う〜ん 自分って器量が狭い
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大半は「魂」「気構え」的な話で、“信者”でない自分には「ふーん」ってな感じで読んでいったんだけど、「第3章 京セラは一人一人が経営者」はさすが、の内容だった。4章もグッとくる内容が多い。「よく吉野家に行って牛丼の並を食べるわけです」って二つの意味で感心。一つは、どんなに偉くなってもコスパとかにこだわる点。そして、もう一つは、齢をとっても凄い経営者っていくつになっても肉を食うんだな(笑)、とあらためて感じた点。でも、やっぱ稲盛氏の本だと『実学』の方が好きかな。
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稲盛さんの経営哲学の本質が凝縮されている感じ。
人生の豊かさは仕事に打ち込むことで生まれる
労働を通じてこそ真の人格が形成される
日々の創意工夫が地味な努力の積み重ねを支える
→成長
率先垂範
常に創造的な仕事(やり方)
明確な目標→自ら燃える
毎日の小さな「創意工夫」の積み重ねが偉大な技術開発へとつながっていく;自ら窮地に追い込んで苦しみながらも与えられた課題を解決するということで,1つ1つの経験が自信となって蓄積される。独創性というと難しく思えるが,毎日の創意工夫の積み重ねなのです。ちょっとした工夫や改善を連綿と続けていくことが,偉大な開発,偉大な技術へとつながっていく。
潜在意識にまで透徹する強い持続した願望を持つ:どんな課題であってもまず,「何としてもやり遂げたい」という思いを心に強烈に描く。
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成功者のセオリーなので否定のしようがないけれど、この社長と一緒に働きたくない。環境がどうあれ、うまくいかないのは努力と信心が足りないといわれ続けるだろうと思う。
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京セラのフィロソフィに興味があって読んでみた。前に読んだ”生き方”をより細かく解説したような感じでなかなか興味深かった。基本は仏教の思想を元にしているが、ポイントで自らの解釈で決断してきている。内容的には重複しているところが多々見受けられるが、そこはとても伝えたいポイントだと感じた。リーダー論や経営に迷ったときに、一度は読んでおいたほうが良い1冊。
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一言で言うと「全力で考えろ!」
己の人生を!
仕事を!!
そして会社を!!!
著者の人生と経験から、その思考のとっかかりになる事をまとめたのが本書である。
何を考えているかが人生を作る。
本書は経営者向けの側面もあるのだが、社会人として、人として生きていく為の思考の出発点をこの本から学ぶのだ。
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いい本に出会いました。京セラ名誉会長の稲森和夫氏の「京セラ・フィロソフィ(=哲学)」です。
この本の内容を端的に紹介すると、稲盛さんが京セラを「京都一・日本一・世界一の企業」にするにはどうしたらいいのか、苦悶と熟考のうえ結論を出した哲学である。
1959年の創業時、資本金300万円、従業員28名で始めた会社を当時、経営の経験のなかった稲盛さんが「どうしたら、正しい判断をし、会社を発展させることができるのだろう」と悩んだ末にたどり着いたのか「人間として何が正しいのか」を貫くことだった。
だれもが、子供のころ学校の先生から教えられるプリミティブ(=原始的な)な倫理観、「欲張るな」「騙してはいけない」「うそを言うな」「正直であれ」という普遍的な倫理観に基づいて、すべてのことを判断することにした。
それを稲盛さん風に経営哲学として、まとめたのが「京セラ・フィロソフィ」である。
まず、「経営者はそのもの自身、立派な考え方を持っていないといけない。そうでないと決して人をひきつけることはできない。したがって、立派な経営をするにあたっては、私自身(稲盛さん)の考え方・人生観・哲学というものをみがいていかないといけないのではないか」と結論付けた。
しかし、本来自由である思想・考え方というものを、「われわれはこういう考え方をしよう」といったものだから、従業員からは、当初たいへん反発を受けたとのことだ。特に大卒のインテリは。
稲盛さんは、大変悩んだ挙句「京セラ・フィロソフィ」に同調できない人に対しては「ほかの会社に行ってもらっても結構」というしかなかったそうだ。
そこで、この哲学の内容を2、3紹介しておく。
「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」という方程式であるとのことだ。
つまり、いくら能力が優れていたって、熱意が低かったり、ネガティブな考え方を持っていると、結果は低くなるどころか、マイナスになるとのこと。
稲盛さんは、自身の経営塾である「盛和塾」でこういうそうだ。「誰にも負けない努力をしなさい。本当に「誰にも負けない努力をしなさい」」
つまり、人が寝ているときも、起きて頑張れということだ。
これは「モーレツ!だ、ブラックだ!」と言われるかもしれないが、ここまでやらないと部下はついてこないし、仕事の本質はわからない。つまり経営のことが分からない、というのだ。
この京セラ・フィロソフィ手帳は京セラの社員が全員携帯しているものだが、あまりにも評判がいいので、加筆して書籍化することになったのだ。そう、この本を読んだ方は、稲盛さんに、近づけることができるのだ。
最後に「京セラフィロソフィ手帳」では最初このようなことを掲げている。
「経営理念で高らかにうたわれているように、京セラでは全従業員の物心両面にわたる幸福と人類社会の進歩発展に貢献することを経営の目的としています。」
「私たちが目指す物心両面の幸福とは、経済的な安定や豊かさを求めていくとともに、仕事の場での自己実現を通して、生きがいや働きがいといった人間としての心の豊かさを求めていくものです」
「また、私たちは、常に技術を磨き、次々にすばらしい製品を世に送り出していくことによって、科学技術の進歩に貢献するとともに会社として利益を上げ続け、多くの税金を納めることになどを通じて、公共の福祉の増進に貢献していくのです」
「今後もこうした経営目的をはたしていくために、私たちは自らの力で、京セラをさらに発展させ続け、社員一人一人が安心して将来を託せる会社にしていかなければいけません。。。」
とある。ここまでは京セラ・フィロソフィの総論である。では具体的にどのように経営上の問題にあたっていくかの各論は各自、本書を購入して掴んでほしい。私はこの本の購入を決定しました。
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稲盛和夫さんが京セラをどのようにして大きくして行ったのか。それについて、心構えをどのように持つのかについて書かれています。社内で共有されている「京セラフィロソフィ」について、一つ一つその内容を紐解かれています。どのような経緯で、この言葉がフィロソフィに上がっているのか。非常に分かりやすい解説で、読みやすかったです。特に経営という観点から腑に落ちやすく、自身に取り入れることもできるものも多くあり為になります。
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JALフィロソフィに触れる機会があり、ぜひオリジナルを読んでみたいと思って購入しました。
仕事で不平不満を言いそうになったら、
いや、毎日でも読み返したいくらい素晴らしい本です。
特に、稲盛さんの人生・仕事=考え方×情熱×能力のベースとなった、「袁了凡」の話が気になったので、ネットで検索しました。
人生観が変わるくらい、目からウロコです。
私も日々、善行に励もうと思います。
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稲盛和夫さんのまじめな人柄がよくわかる。
慎重に、かつ、シンプルに物事をとらえ、核心を突いた経営を理想とする。
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・自分にとって耳の痛い言葉こそ、本当は自分を伸ばしてくれるものであると受け止める謙虚な姿勢が必要。
・人格とは、仕事に打ち込むことによって身についていく。
・一つの物事を究めれば万般に通じていく。
・「土俵の真ん中で相撲をとる」=「余裕のあるときに、全力でことに当たる」
・話を聞く時は、すべての意識を集中させなければならない
・構想を練る時は楽観的に、
計画を練る時は悲観的に、
実行する時は、楽観的に取り組む。
・有言実行とは、言葉を実行のエネルギーに変換する
という作業。
・人格は変化する。
・立派な人格を維持するために、謙虚で、反省のある
毎日を送る。
・「心の手入れ」を怠らない。
・透明性の高い経営を進めることができ、従業員みなが、経営者マインドを持つことができた。
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はるか昔、大学を卒業したあと友人の男の子が京セラに技術者として採用され、
たまたま集まったときに
「うちの会社こーんなのあるんだよ」
と見せてくれたのが、生徒手帳のような「京セラフィロソフィ」でした。
「社員はみんな家族と思え」
という内容に、
「なにこれ〜校則みたい〜〜」とみんなで爆笑しました。
その後京セラはぐんぐん大きく成長しちゃいましたね。
あらためて読み返すと、その言葉の重さにびっくりします。
ほんとうに企業経営には「フィロソフィ=哲学」が欠かせないものなんだなあ、と実感しました。
真面目にやっている者を笑ってはいけません!