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大いなる眠り みんなのレビュー

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みんなのレビュー57件

みんなの評価4.0

評価内訳

57 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

やれやれ

2016/03/29 07:20

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぽんぽこ仮面 - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹作品の原点がここにあると言っても過言ではないでしょう。活き活きとしたキャラクターが大いなる比喩の嵐のなかで活躍してくれて読み応え満点です。

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紙の本

男の矜持

2018/03/05 02:30

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:J・P・フリーマン - この投稿者のレビュー一覧を見る

ハードボイルドの代名詞、フィリップ・マーロウの第一作。前半は恐喝事件に対処し、後半は失踪した娘の旦那を探すマーロウ。誠実な依頼人には忠実で、おのれの美学で動くマーロウはタフな男そのもの。

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紙の本

有名なので期待しすぎました

2023/06/27 09:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る

このタイトルではありませんが、映画チャイナタウンのジャック・ニコルソンの探偵に似ていたような。原亮さんの探偵も良いですよ。

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電子書籍

チャンドラーの知識ゼロで読み進めた私は

2022/08/31 21:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:象太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

レイモンド・チャンドラーの知識ゼロで本書を読み進めた私は、主人公マーロウを追ううちに、その人物像がかつて見た映画の探偵と重なった。当時大学生の娘がレポートを課されていた授業の題材で、私も横からちらちら観ていた映画だった。その探偵は、たばこを常にスパスパと吸っていて呼吸の8割は喫煙している感じで、紫煙を文字通り纏っていた。
 本書読後、その映画を早速探そうと、「映画」「探偵」「たばこ」の言葉でネットで検索した。記憶と重なるのがすぐに出てきた。映画のタイトルは『ロンググッバイ』。この映画の探偵もマーロウと呼ばれていたから、私が本を読んで想像した人物と同じだった。映画のマーロウは想像のマーロウよりやや軽い印象を受けたが、よく再現されていた(俳優さんはエリオット・グールドという人だったのですね)。
 有能、毒舌、独自の正義感、女にもて友情や尊敬を抱く男は一握りだ。松田優作とルパン三世を足して割ったような人物像だが、年代を考えると、彼らのモデルがマロウなのだろう。 
 本書の筋となった事件は少々入り組んだ部分がある。できるだけ丁寧に読んだ方がいい。読み飛ばしや斜め読みはおすすめしない。かと思えば、作者の書き忘れもある。あとがきに訳者の村上春樹氏が紹介したエピソードが面白い(映画化にあたったハワード・ホークスが、原作者チャンドラーに電報を打って「○○の犯人は、いったい誰なのですか?」と尋ねた逸話はあまりにも有名だが「私は知らない」というのが著者の返した電文だった)。読者がいくら丁寧に読んでも報われない部分があるということだ。
 でも、マーロウに惹かれて、読み進めるアクセルをいつのまにか深く踏んでいる感じを味わえる。面白い作品に出会った。

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紙の本

マーロウ氏の

2021/11/22 19:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ケロン - この投稿者のレビュー一覧を見る

マーロウ氏の初登場というわけで、かなりワクワクしながら読みました。
最初からクールでタフだったんですね!
こんなに頭が回ると、知らなくていいことまで知ってしまいそうで、生きづらい?

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紙の本

『大いなる眠り』と『長いお別れ』

2015/10/28 17:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:saihikarunogo - この投稿者のレビュー一覧を見る

『大いなる眠り』は『長いお別れ』と対になっている感じがする。どちらも、「死」を連想させるタイトルだし、探偵の友となる人物の置かれた構図が似ている。偉大な父親と、美しく放埓な娘二人、父親がひょっとしたら娘よりも好意や愛情を持っているかもしれない、娘婿。その娘婿が姿を消す。『大いなる眠り』では偉大な父親が探偵の友となり、『長いお別れ』では娘婿が探偵の友となった。『大いなる眠り』では最初から最後まで、娘婿とマーロウが出会うことはなく、『長いお別れ』ではマーロウは偉大なる父親とも会って話している。
『大いなる眠り』では、将軍の娘が、自分の夫を探すように依頼されたのかと、マーロウに問いただす。他にも何人もの人から同じ質問をされる。そうまでされたら、マーロウでなくても、気になるところだ。彼の失踪にどんな意味があるのか、あるいはなぜ将軍は彼の捜索をマーロウに依頼しなかったのか。
『大いなる眠り』では、マーロウは将軍との友情を守るために、将軍を安らかに「大いなる眠り」につかせるために、頼まれた以上の仕事をした。『長いお別れ』では、友とほんとうの「長いお別れ」をするために、頼まれてもいない仕事までした、と言えるだろう。
村上春樹訳で『大いなる眠り』を読んだので、小説の冒頭、マーロウが将軍と温室で初めて出会う場面では、村上春樹の『1Q84』のヒロイン青豆が柳屋敷の夫人と温室で会う場面を思い出した。確かに村上春樹はレイモンド=チャンドラーの影響を受けている、とニヤリとした。
フィリップ=マーロウが活躍している時代は、第二次世界大戦前から戦後にかけての、10年ほどの間だ。『大いなる眠り』よりも後の時代の話となる『湖中の女』には、歩道のラバー・ブロックが政府に供出するためにはがされる場面が最初に出てきて、アメリカ合衆国にもそういうことがあったのか、と思う。しかし、同じ時代の日本と比べ物にならないぐらいに豊かで、供出といっても、日常生活に影響を与えるほどではない。日本と戦争していたときのアメリカでマーロウが依頼を受けた大金持ちはこんなふうに暮らしていた、などと思うと、彼我の差に茫然とする。
マーロウが、警察でも、ギャングでも、相手の言葉や行動から、裏に隠された事実を洞察する力に感心する。マーロウの魅力は、口を開けばへらず口をたたく、その皮肉の鋭さと、みかけが丁寧であるか否かに関わらず本質的に紳士的な態度と、友情の篤さ。恩義があるとか世話になったとかじゃなく、『大いなる眠り』でも『長いお別れ』でも、何かちょっとしたことで人間的に共感を覚えた、そのささやかな絆を命がけで守り抜く頑固さ、強靭さ。

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2014/09/17 19:24

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2014/08/03 13:47

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2014/09/03 10:42

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2014/08/24 21:53

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2014/08/30 17:26

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2014/08/31 13:56

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2014/10/13 19:14

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2015/10/19 20:01

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2015/05/16 11:23

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