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生物学は過去の知識がどんどん刷新されている、最も活発な学問なのだそうですが、本書は様々な生物の不思議がとてもわかりやすく説明されていて、子供から大人まで楽しく読むことができます。
現代は第6回目の大量絶滅時代と呼ばれているそうです。人間の活動による影響がその主な原因となっているらしいのですが、そのため地球上の種の絶滅スピードは自然状態の約100~1,000倍にも達し、毎年1年間で4万種もの生物が絶滅しているのだそうです。100 年前の絶滅のスピードは、1年間で1種と推定されているので、そのスピードは近年急加速しているのです。
生物多様性の劣化は人類のみならず、地球規模の大きな不利益を生じさせます。この世の神秘、生命の神秘を感じると同時に、地球の危機的状況を再認識いたしましたぁ。
べそかきアルルカンの詩的日常
http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/
べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ”
http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2
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タイトルから、生物の機能を現代技術に応用したものを紹介してるのかなあと思ってたら、全然違うものだった。
小中学で習うような生物の基礎的な知識をわかりやすく語ったもの。とはいえ初めて知るような面白い豆知識も多くて、軽く学べて軽く楽しめる。
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6/30 のりまきさんより、Oさんへのプレゼント
ラッピングワード 「そう、口が再生するのです。」p23
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http://www.asuka-g.co.jp/book/business/knowledge/006768.html
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がんには見かけだけでは区別できない「がんもどき」と「真のがん」の二種類がある。「がんもどき」は増殖速度もゆっくりで、浸潤も転移も起こさないので、慌てて治療する必要はない。それに対して「真のがん」はごく初期から浸潤・転移を起こすので発見された時点で既に治療しても生命予後を改善しない。がんの早期発見・早期治療は無意味である。近藤誠氏のがん治療不要説である。医療不信もあり、近藤氏の論は多くの支持を集めている。これに対して左巻氏は、がんというのは、近藤氏が言うような単純に2つに分けられるようなものではなく、きわめて多様な疾患であり、悪性度もさまざま。各疾患ごとに、また、患者の状況ごとに治療を考えるべきと述べる。ちなみに癌の名は、腫瘍が岩のように頑固であることから、岩を意味する癌の字があてられている。本書には、へーそーなんだー、といった生物に関するトリビアが精選50話も収められている。植物、動物、人の体のしくみ、生殖、遺伝と進化、食物連鎖と生態系など、カバーする範囲は広い。いずれも著者によれば中学~高校初級レベルの内容とのこと。専門用語はない。平易な言葉で非常にわかりやすく書かれている。
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内容はあまり深くありませんが、その分、気軽に読めて良かったです。知っている話題も多かったですが、これまで得た知識のまとめ的な感じで読むのもいいかもしれません。
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読書マラソン感想カードより;
高校生物の資料集のコラムに載っているような話題が集められている。平易な表現でわかりやすかった。(そのかわり内容はあまり深くない)電車とかでパラパラ読むのに良いと思います。
あたらし(海洋政策文化学科)