投稿元:
レビューを見る
第一次世界大戦により働く女性が増えた。
ジャージ生地や働きやすい服が売れた。
ナンバー5は10個のテスト用からシャネルが選んだ
投稿元:
レビューを見る
恋愛経験豊富なシャネル!
社会的な成功と女の幸せは両立出来ないものなんだろうか。シャネルはカッコ良い女性だと思うが、シャネルのようになりたいとは思わないな。
投稿元:
レビューを見る
映画ココシャネルを見て興味を抱いて買った一冊。
華やかな印象のシャネルという女性の強さや悔しさを知ることができた。同時に、やっぱり華々しい交友関係やあまりにかっこいい先見性や生き様は、同じ女性であるけれどけっして同じじゃない。
投稿元:
レビューを見る
「嫌悪」と「怒る」ことの重要性。
"あたしは確かな 「嫌悪の精神 」を持っている 。あたしはなにより 、嫌いなものを作らない 。"
"*もっと怒っていい 「穏やかさ 」は美徳 。これを否定しないが 、 「怒る 」ことも 、もっと認めるべきなのではないかと考えさせられる 。世のなかのおかしなことや醜いことに対して 、もっと反応してもいいのではないかと 。シャネルは 、小切手を首の周りにぶらさげているような宝石使いをしている女たちに怒っていた 。 「男に依存している証明書 」のような宝石使いをしている女たちに怒っていた 。それが新しい装飾品の世界を作り出した 。なにか 、ことを起こそうとするとき 、怒ることはやはり強烈なエネルギ ーとなり得るのだ 。日頃おそらく無意識に抑圧しているこの感情に 、もう少し光をあてるべきなのではないか 。"
何より今だからこそ考えたい女性の自立について、男なりに色々考えさせられた。シャネルみたいな女性がいたら絶対に一瞬で惚れる。。。
投稿元:
レビューを見る
友達からもらって読む。ココ・シャネルの伝記風の、どちらかというと、生き方というか啓発本な感じである。
一番興味深かったのは、おしゃれやブランド物とは無縁であるから、シャネルが高級品ギラギラみたいな貧弱なイメージしかなったのが、品よく、シンプルで、家にシャネルのスーツが二着あればいい、みたいなコンセプトだったのは、とても興味深かった。
ココ・シャネルの出生から、ターニングポイントになった男性とのお付き合いや事業拡大などの筋を追う。
元孤児だった彼女にのってのバイタリティは、「自由になること」。そのためにはお金がいる、と思って歌手や帽子づくりをしたりする。しかし、お金を持っている人と結婚して、不自由ない暮らしをしたかったわけではなく、そのような所有に胡坐をかいて座る女性たちが暇を持てあますところを見て、彼女たちはぜんぜん自由じゃない、と嫌悪する。
男性との関係もタイミングが合わなかったり、不運が重なったりして、うまくいかず、仕事に生きることに。
自分が働く上であったらいいとおもうスタイルの服を、どんどんデザインしていく。ピカソやコクトーといった、名だたる芸術家のサロンに入り浸るようになる。
その影響もあり、イギリスやロシアの服装や文化をとり入れた斬新で彼女らしい、カッコイイ女性の着る服をつくる。
パリの店は繁昌し、もてはやされるが、第二次世界大戦のいざこざに巻き込まれ、50歳を越えてからスイスに亡命。そこで15年間沈黙を保ち、彼女のスタイルが全否定されたモードが流行しているただなかに、実に70歳になって、ふただびパリに挑む。
シャネルといえば香水くらいしかない中、ものすごいバッシングを受けてそのショーは失敗に終わるが、働く女性たちの多いアメリカでうけがよく、そのまま世界に再度返り咲く。
なんと、70歳を越えてはじめての仕事上での大失敗。そもそも、安定しはじめた50歳を越えて戦争という憂き目が訪れたことすらおそろしいのに、さらにその老年で仕事上の大失敗をするとか、なんって人生ってすさまじいのだろう。いつ寝かせてもらえるのだろう。と思う。
また、面白かったのは、彼女の「スタイル」をつくる、という生き方。香水も、調合師にイメージを伝えて香水を作ってもらい、そのなかから自分が選んで、名前を付けただけ。
実際の香水をつくってもいないし、売ってもいない。彼女のブランド力というか、デザイン性というか、すごいと思った。そういう仕事の仕方もあるのだな、と。
いいものがスタイルになるのではなく、彼女だからスタイルになる。ショルダーバックを作った人がいたとは。読む前のイメージから一転、シャネルを持つ女になってみたい、そんなふうに思わされた。
投稿元:
レビューを見る
シャネルの人生、その生きざまについて書かれた唯一の本。
何回かリニューアルされている中の一番古い本ではあるがとても勉強になった。
新しくなった本も読んでみたいと思った。
ココシャネルの人生やメッセージについて知りたい人はぜひ読むべき本だと思う
シャネルは過去を隠していた。隠しておくだけでは不十分だから嘘をついた。
最愛の人、カペルの事故現場でシャネルは数時間、激しく泣いたという。このことからあのシャネルでさえも最愛の人の死に分別をつけるためにはそれほどの苦労があったことが伺える。