紙の本
芸術に青春を捧げる
2018/05/05 06:04
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
パリの街並みの中で理想に燃える、ひとりの青年の姿が心に残りました。現実に打ちひしがれていく様子には胸が痛みました。
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パリの情景と人々の暮らしに関する、青年・マルテのモノローグである。彼は見ることから学び、そして考える。断片的な思索の過程そのものと、世界と絡まる自身の内面を描いている。「病み」の中に隠れている健全さも印象的。
表紙の絵はまさしく「クラインの壺」。
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死から生。視ることと書くこと。愛することと愛されること。愛されたくないこと。
いろいろ言葉は知ってるけど、今回は何も言いたくないです。多分言葉にしちゃったら、言葉の外にある思いまで閉じ込めちゃうからかな(某ゲーム四天王風に笑)。
でもこれだけは言わせてください。マルテ、マジグレートです!
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ぷつぷつと思いつくままに話しがかわっていき、目の前にあることと子どもの頃の記憶の境目が曖昧になっていく…
とっつきにくいイメージの本だったけど、断片的な記憶をたどるのは存外に楽しいことでした。
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ドイツ文学の傑作?だそう。手記と訳されているように短い断片を積み重ねて描き出される詩人の苦悩と再生の物語。読後になぜか、感想が思ひ浮かばない。パラパラめくってその日の気分で流し読みくらいがちょうどいいかと。マルテはパリで物を見る訓練を自分に課している。路地の匂い、区別できるかぎりでは、ヨードホルム、フライドポテト、不安の匂い。感覚が鋭いんだろうと思う。なかなかまた1から読む気になれない。けど嫌いではない。
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↓皆さんの感想がざわついているのでちょっと気になり調べてみる。
いわゆる詩人の書いたまとまりない文章。物語を繋げるのではなく、その時に感じたことを写真のように描写している。
これだけならよくある古典の1つだが、傑作とか書かれてるのがね、どうなのよ?ってことなんだと思う。
でもやっぱり描写は素晴らしい。病気なのかと案ずるほどに、繊細神経質。
あとがきにデヴィッド・リンチのインタビューで表現してたものが、この作品の世界で表現された物と一致するとか書いてあって、そっち系なんだよ。読む価値はあるはず。
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リルケって女性かと思ってた!マリア、って男性の名前にも使うのか?(ミドルネームだから?)
ジョジョラビットでめっちゃ引用されてて気になった
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イメージ的に兼好法師の徒然草って感じの作品。
随所に「お、いいな」と思う文章があったりするんだけど、とりとめなさすぎなので私の記憶には残りずらい作品だった。