投稿元:
レビューを見る
人間、順調にいっているうちは、ありきたりなことをやるだけで、本当に新しいことは出てこない。困り果て、万策尽きた時こそ、新しいものが生まれる可能性がある 宇宙に満ちているマイクロ波という電波を精密に計測することで、宇宙が創られてから36万円たった時の状態が見えてくる。ニュートリノがちゃんと測れたら、ビックバンから三秒後の宇宙が見えてくる
投稿元:
レビューを見る
ノーベル賞受賞者である小柴先生へのインタビューを本にしたもので、物理学の解説ではなく、生い立ちとか経験に焦点が当てられている。はっきり言って、面白かった。
幼少の頃から頭脳明晰だったこと、中学で小児麻痺になって自力で克服したこと、貧乏で苦学したこと、大学の成績は芳しくなかったこと、朝永振一郎ら先生や友人に恵まれたことなどなど、どれも印象深いエピソードで、人生訓としても味わい深い。中でも、3歳で母を亡くし、本当に甘えられる人はいないと子どもながらに自覚した話は感動的だし、また、ぎりぎりまで考えた先のヤマ勘は当たるという話は自分にも覚えがあり、なるほどと思った。
本書は、活字や行間が大きく、一見するとスカスカな印象だが、読み進めていくうちに、次々とページをめくる感じがインタビューを聞いているような感覚になってきて、中々よく考えられたレイアウトという気がした。
投稿元:
レビューを見る
小柴さん。
すごい人生送ってきてるなって思った。
自分でやらなきゃって想い。
教材化できないかな。
いつか道徳でやりたい。
投稿元:
レビューを見る
ノーベル物理学賞を受賞した小柴氏の簡単な伝記。少年時代からニュートリノ発見まで書かれている。あまり物理が好きでなかった小柴氏が好きなものを見つけて研究し、ノーベル賞を受賞する。本当にやりたいことを見つけて努力することが大事であると語っている。