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逆に言えば、と言わない。相手の神経を逆なでにする。
素人の毒舌ほど危険なものはない。
他人を否定したり、足を引っ張りあったりするのではなく、新しい価値を創造しよう、自分たちが価値を生み出していきなさい(ニーチェ)
ネガティブな発言は雰囲気を重くする。
仕事が出来る人は先送りしない。決定がとにかく早い。短い時間の中で相手の力を見極めて、そして相手にかけてみることができる、そしてその決断には自分でリスクを取る。
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自分の口癖や思考の傾向を見直すチェックポイントとして参考にできる本です。が・・・思い当たることがけっこうあったので私の心は血だらけです(涙)
「行けたら行く」は迷惑とか、「グラタンがいい」と「グラタンでいい」は大違いとか・・・今どきのコミュニケーションを学ぶのに最適な本だと思います。
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読んでいて、自分もやっている余計な一言が書かれていてドキリとした。
気を抜くと出てしまう余計な一言。
今後も気をつけねば。。
一見、余計な一言には見えない「頑張れ」。
これは、言わないように気をつけていた。
自分がこの言葉に追い込まれたことがあるから。
言葉は、一度口に出したら回収ができない。
慌てて、それを訂正したところで、その言葉が出たという真実は消えない。
そして、言った方は忘れても、言われた方はずっと覚えている。
言葉はコミュニケーションの最大の武器であると共に、最大の落とし穴でもある。
少しだけでも、自分の発する言葉に気を使うようにしようと、思った。
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極めてわかりやすく、為になる。
4章の『がさつで無知で無神経』は
特に肝に命じようと思った。
繰り返し読んで身につけたい。
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「余計な一言」は、ときに人間関係を破壊しうるくらい恐ろしいものであり、普段から気を付けて話をしましょう、ということが書かれている本。特に気を付けなくてはならないのが、「本音」と「正論」。普段のコミュニケーションにおいて、ほとんどの場面では本音も正論も求められていない。本書では、そこのところを勘違いしている人が多いと指摘している。とはいっても、常に建前や定型句しか発言しないのではストレスが溜まってしまう。一昔前であれば、居酒屋で本音を言い合っても、その場限りという暗黙の了解があったのだが、現代ではそれも通用しない。著者は、1人でいいので、どんなことでも話せる人(メンター)を持つことを勧めている。身近にいないのであれば、精神科医や心理療法士でもいいとのこと。
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コミュニケーションを台無しにする「余計な一言」についての解説とそれを防ぐためのヒントを記した本。自分に思い当たる節が多く、どきっとした。文体から著者のやさしい人柄がうかがえてグッド。
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自分がどうしゃべっているのか 気になって気になって仕方なくなりました・・コワイ・・・
き、きをつけよう
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「でも」の背景は、自己防衛的な心理。自分を否定されないために、自分の主張を「逆接」を用いてはっきり伝えたい。
「しかし」話題を前に進めるつもりでつかっている人が多く見られます。自分の発言に注目してもらいたいのか、相手の話の流れを止めてしまう人までいます。つまり、まったく無意味なのです。
本音で言うことにはさしたる意味がない。
さわやか握手、相手と意見が一致するごとに握手する
甘える力をもっていて、距離感をコントロールできる人が上手に甘えると、可愛げが生まれる。一方で、距離感をコントロールできない人が下手に甘えると「生意気な奴だ」「礼儀知らず」「敬語を知らないバカ」などと批判の対象になってしまう。
返事は一回でよい
自分自身を守ろうとしている、失敗を深いところではきちんと受け止めようとしていない、早くやり過ごそうとしている、という思いが透けて見えます。
バックパス人間
当事者意識がない、先送りする、リスク取れない
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相手をイラッとさせる「余計な一言」が具体的な事例をあげながら紹介されていた。
普段使う何気無い一言が、聞く人によって危険で余計な一言に繋がるんやな。
「頑張れ」の安売りは確かに納得。
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○明治大学教授の斎藤孝先生の作品。
○日常の「余計なひと言」を言ってしまうメカニズムや事例を紹介し、その対処法(防ぎ方、言い訳など)を解説したもの。
○事例も分かりやすく、〝あるある”の作品。とてもためになる。
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齋藤孝の本。シェイクスピアも松本清張も余計な一言をもとにした戯曲やミステリーを書いている。以前なら軽い冗談と笑って済ませられた一言も問題発言と化してしまう現代において、なぜそのような一言が生まれてしまうのかを、思考段階、癖から紐解く。
以下メモ
⚫︎結婚記念日を覚えていて妻が一瞬喜び、好きなものを作るから何がいい?、と聞かれ、グラタンでいいよと回答すると激怒。がとでの違い。手間のかかる料理を作らせるのも悪いと思い気遣ったら仇となる。相手のやる気を削いでしまった。甲斐がない、ことになる。
⚫︎あと、と言って質問や発言を続ける人は、精神的に幼く社会性が希薄な人に思える。最初の提示をする、今の話を伺っていますと、などで対応。15秒プレゼンで訓練。
⚫︎祝辞で毒や辛口は不要。本当に思っていることを黙っているのは不誠実、という思い込み。話したくても話してはいけないことを話さずに我慢できるのが政治家の資質。本音を言うことにはさしたる意味がない。本音を言わないと気分が悪いという人は本音イコール自分であると思いがち。しかしその本音と思っていることすら、永久不変ではなく、その人の「現在の認識」にすぎない。失言をする人にはその認識が足りない。
⚫︎怒りが怒りを生む。遅れると分かった時点で連絡してくれればいいのに。ちょっとメールするだけでいいのになぜしないのか。遅れたことを怒ってるのではなく、連絡しないということは私を軽んじているんだろ。喧嘩の論点がずれていく。今度から遅れるとわかったらその時点で連絡を必ずしてほしい、これでこの話はおしまい。分かりやすく短く伝える。
⚫︎変換ミスが残っているような人間には任せられない。漢字や数字の表記の統一がなされていないようでは企画自体が信用できない。口癖というよりも思考の癖。本質よりも細かいミスが目につくのは日本人に多い。仕上げは最後で良い。細かいところはまだ整ってないが、この企画書はなかなか良くできているよ。
⚫︎一言言っておこうという姿勢で批判的な物言いをすることを批評眼がある、知性がある、インテリっぽい、は錯覚。細かいことにこだわらないで新しいものを生み出す。新しい価値を創造していけることが本当の知性。
⚫︎ネガティヴなことばかり言う人には、なるほど、とボールを投げ返す。
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題名がすべてを語っている…(笑)
齋藤先生も、けっこうやらかしちゃいましたね…
という、体験に基づく反省がそこそこから感じられます。
おっと、これこそ「余計な一言」か!
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フォーマルな場では笑いを取るというリスクは絶対冒すべきではない。素人の毒舌は極めて危険。笑いを取ろうなどという暴挙は余計な一言の元凶。型どおりで面白くなかったと評されることを恐れず挨拶するのが大事。有吉は長い低迷の末、毒の絶妙な調合による挿入ができるようになった。毒舌はプロだけのものと肝に銘じなければならない。
「で」と「が」では大違い。「だって」「でも」「ただ」は人間関係を逆説にするだけ。二重否定の罠。羨望や嫉妬心は無意識に余計な一言を生んでしまう。・・・・ちょっとした言葉の使い誤りが大きな誤解を生み感情の阻隔をつくる。ん~テリブル。テリブル。
終章には言葉の菓子折りによるリカバリー方法も紹介されている。転ばぬ先の杖も併せて活用したい。
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内容は分かりやすいし、文章も読みやすい。読者の誰もが、あるあると言いたくなるような事例が満載で、理解の助けになる。自分が無意識のうちにこういう言い方をしていないかと振り返ることが大切だなぁ、とつくづく思った。読書レビューに関する記述を見て、自分はどうかと、誤読はしていないかを再考する必要性を感じた。言いっぱなしにならないよう、自分の言葉に責任を持てるようにしないといけないなと、反省。
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たくさんの失敗例が秀逸です。少し誇張されていますけど、非常に分かりやすかったです。
自分も、ついうっかり使ってしまっているのでは、と怖くなってしまいました(笑)