紙の本
土偶ラブ
2019/09/19 03:35
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投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
土偶に興味があるというと、ちょっと前までは異色な感じでしたけれど……土偶への愛がたくさん詰まった一冊です。一緒に土偶を愛でましょう。
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①安産、漁労、木の実の採集など食糧確保の成功、②病気治癒、③生命の再生などを祈願したのではないかといわれています。
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仕事(?!)で必要になって読んだもの。
専門外からの意見なので要スルー(何
「選りすぐりの土偶」というが、有名なものは当然として、それを併せ、全国まんべんなく紹介しようという姿勢を感じてよかった。
あと、巻末の収録土偶の収蔵博物館紹介がすごくいい!
初心者入門者には最適といえるのではないでしょうか。
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何とか女子と言うのがいろいろあるが、土偶に魅せられて土偶のファンになっている「土偶女子」がいるとは知らなかった。今回の本は、土偶に対する愛情にあふれる本。北海道から熊本まで、50体を選んでしかもそれぞれにニックネームを付けるという土偶萌えぶりがよく分かる今回の本。
50体の土偶をざっと眺めてみると、一つ一つに個性があり、顔、形にこれはと思うような違いがニックネームで現れていて面白い。
展示・所蔵施設情報として各地の博物館や文化財センターなどが紹介されている。東京の場合、東京国立博物館、明治大学博物館(駿河台キャンパス)、國學院大学博物館(渋谷)と、東京都立埋蔵文化財調査センターが「土偶&縄文への旅 東京土偶散歩」のコーナーで取り上げられている。国立博物館以外は入場料無料と書かれている。明治なら神保町から近いので、古本祭りが開催される10月下旬から11月上旬にかけて土偶を拝みに行くのもいい。
これからもいろいろな所で土偶が発掘される機会があるので、またこれはと思うような個性あふれる土偶が出てくると楽しいなあ。
東京国立博物館のサイトを見ると、「考古展示室リニューアルオープン平成館 考古展示室 2015年10月14日(水) ~ 2015年12月23日(水)」の情報が載っていました。
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1755
J-WAVEで著者が取り上げられています。
http://www.j-wave.co.jp/original/iam/times/086.html
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国宝
長野県茅野市棚畑遺跡出土「 縄文のビーナス」、
長野県茅野市 中ッ原遺跡出土 「仮面の女神」、
山形県船形町 西ノ前遺跡出土 「縄文の女神 」
重要文化財
群馬県東吾妻町郷原出土「ハート形土偶」
青森県つがる市木造亀ヶ岡出土「遮光器土偶」
青森県八戸市 風張1遺跡出土「合掌土偶」
すごーーーーい!!
映画「縄文にハマる人たち」が観たい!!
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いろんな土偶の写真をゆる〜く眺められる本。解説はそれほど詳しいわけではないけど、著者の土偶愛が伝わってくる。
発掘調査の流れや修復についてのお話が面白かった。土偶と出会える各地の博物館の案内は便利。旅の楽しみが増える。
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「なんで土偶に興味あるわけ? ウケる(キモい、だったかも)」この本を見た娘の弁である。
そんな事言ったら今までも相当キモいしウケる本を読んでいると思うのだが。土偶はやっぱりインパクトでかいのか。そう、でかいのです、そして表紙の土偶写真と、土偶というその文字が。
さて、本書は「はじめての」というだけあって筆致はライト、ではあるものの読み進めていくとディープな世界です。おそらく続篇は出ないだろうけど、あともう少し(少しでいい)知りたい、そんな気になります。そういう人のために、行くべき場所も紹介されている。
土偶は怪我の箇所を移したり、出産という一大事を乗り切るための霊的要素があっただろうといわれていますが、それにつけてもデザインの凄まじさと美しさよ。