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片山健さんは印象派だったのか。
この本の絵を見て真っ先にそう思いました。
でも、ちょっとはっきりしない感じの絵なので、折角のコンセプトが分かりづらくなっている気がします。
迫力はあるのだけど、何が起こってるのかよくわからない。
折角の視点変更が文字通り、ぼけてしまっている感じです。
動きの激しい部分こそはっきりしてほしいのに、宇語彙の激しい部分ほどぼやけ具合が激しくなって何が何だかよくわからない…。
勿体ない。
追記。
コツは「離して見ること」らしいです。
なるほど、少し遠くから見たほうがきちんと見える。
となると、読み聞かせには向いてるのかもしれませんね。
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図書館で目にしてきれいだなぁと思い、借りた。
「なつやすみの あるひ。
ひるすぎの ひょうたんいけ。」
色々な生き物の視点が楽しめる。
きれい。
『タンゲくん』よりも、こちらの絵のほうが好きかも。
しょうちゃんやとんびの視点、勢いがあっていいな。
自分ではない誰かになれる感覚、絵本で感じたのは初めてかも知れない。
夏休みのきらきらした感じ、色々な虫、蒸し暑い空気、草の感触、池の揺らめき、なども感じられる。
夏の絵本だと知っていたのだけれど、まあ今日も今年一番の暑さだったからいいでしょう。
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絵も綺麗だし、なるほど~と思えるんだけれど、見る方向が多すぎてだんだんわからなくなってきます。もう少し数が少なくても良かったかなぁ。
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夏のある日の池の様子を、色々な視点で捉えるというもの。
ものには、たくさんの見え方があるということを生き生きと描いている。
油絵の荒いタッチが独特で、想像をさせるには良い面もあるけれど、絵本としてみるには、少し見にくかった。
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一つの池での風景を、様々な人や動物からの視線で描かれる風景を油絵っぽい絵で描いたもの。絵が綺麗で良いとは思ったが、お話としては単調で、面白みには欠けた。
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ここにいる、私を取り巻く世界は、私だけの世界じゃない。
私の世界について、絶対的優先性を作り出してしまった近代の科学思想は、同じ思想によって相対化できるという可能性を、「ふと」提案している。
「人間」様の世界が、この後50年くらいで破局を迎えるんじゃないかということを、十年後に大人になるひとたちが、「ふと」気づくと面白いね。
死んじゃったけど、高木のアイデアの、型が、ぼくは好きだ。
ブログも書きました。
https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/201906090001/
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池の周りの様子を色々な生き物の視点から描く絵本。違った角度から同じ時を切り取っており、繋がりがあるのが面白いです。
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油絵タッチの綺麗な絵。
ひょうたん池に釣りに来たしょうちゃんとよしくんと周りの動物たちからの視点から見た景色をそれぞれに切り替えながら描いた作品。だけど、我が家の5歳にはピンと来なかった様子。視点が切り替わっているということは分かっているみたいだけど…。
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科学絵本というと、「なんだか難しそう」とか「勉強するためのもの」なんて感じる方が多いようです、化学という言葉がつくために、そういう印象を持ってしまうのでしょう。しかし、「かがくのとも」はなにをおいても絵本である!と声を大にして言いたいと思います。物語絵本と同じように、まずは読んだ子どもたちに「楽しい」「面白い」と感じてもらうことが大切なのです。
ここは森の中の池のほとり、鳥や虫や魚など、たくさんの生き物がかくれています。それぞれの生き物になりきって、その視点でこの世界を見てみましょう。生物それぞれの多様な”立場”について考えさせられます。
(『かがくのとものもと』福音館書店 2019 より紹介)