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内容(「BOOK」データベースより)
江戸っ子の心を満たす一膳飯屋「だいこん」。深川ならではの気風にもまれ、ふんばって生きる女あるじの心意気!祭の興奮と職人たちの気概あふれる深川繁盛記。
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「だいこん」の続編と知らずに読んだお江戸細腕繁盛記。主人公つばきの真摯な生き方に心打たれます。恋の行方も気になりますが、「だいこん」も読んでみようと思います。
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一膳飯屋つばきさんの話。
粋と見栄とを描いた山本先生ならではの江戸もの。
読み終わりはいつもながらしゃっきりした気分。
次回作が楽しみ。
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女性ながらも江戸っ子気質のつばきが、以外とあっさりとオトコに恋愛感情を持ってしまうアンバランス感が面白い。
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浅草から深川に移ってきた一膳飯屋「だいこん」。
店主つばきの才覚とメシ炊きの技は評判だが、
深川には独自の商売が息づいていた…。周囲に
助けられながら、ひたむきに商いする女あるじの
繁盛記。
ずいぶん災難が多く降りかかった感じ。
でも、つばきは人柄も手伝って強く進む。
もうちょっと自分に優しくてもいいんじゃないかい?
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「だいこん」続編
前回、材木屋豊国屋との諍いが原因で寛政元年五月、浅草から深川へと移ってきた一膳飯屋「だいこん」。
深川という土地、水の違いや祭りに対する思い、妹たちは嫁いでいき新しく雇いいれた奉公人たち、色々と変わったけれど、店主つばきのメシ炊きの技や商売の才覚、気っ風の良さは相変わらず。
そこに柔らかさが、加わった。
以前よりも、ぐっと堪えたり一息つくということができるようになっていて、大人の女性になった感じがする。
騙りにあったりと痛い目にもあったけれどタダでは転ばないつばき。たくさんの人を味方にしていく様が気持ちよかった。
物語は棄捐令の出された直後で終わる。つばきの決意はどこへ向かうのだろう…。
なぜ、彼女はいつもきっぱりとこれまで積み上げてきたものを捨ててしまえるのだろう。
そんなことを思う一冊でした。
そして、50半ばの弐蔵と30前のつばき…。
続きが気になる。
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才色兼備なつばきのスーパーウーマンっぷりがすごすぎて若干引くが、基本的に江戸時代の細腕繁盛記は好きなのです。
なんとなく続きを思わせる終わり方。
続刊が出るならば、読んでもいいかなと思うレベル。
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みをつくしシリーズの高田さんの本を読んだ後だと見劣り感が否めない。話が散漫なのと主人公の定まらない性格が全くスッキリしない。あきない世傳の大阪の慎ましいあきないに比べ、粋を生業とする江戸のあきないの比較は読んでいて楽しいが、まあ、澪には到底勝てないよなあ
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しっかりもののつばきが、だいこんという名の店をきりもみする姿を描いたもの
聞くは1時の恥、聞かのは松代の廃止と言う一切を、あんたはご存知か?
飽きないでは儲けを出すのが大事。ただし程良い儲けであることがさらに肝要
はが丈夫なものは、硬いものでもバリバリと音を立てて食う。はが丈夫であることには、なんだありがた味を感じるままに、である