ふしだらな束縛 みんなのレビュー

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投稿者：まぐろ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレ注意です。

無理やり系が読みたかったため購入。
内容は無理やり、撮影、脅迫、監禁、貞操帯と盛り沢山です。
エロ自体は大満足です。
ただ、最初の無理やりは特に縛られているわけでもないし、抵抗できたのでは…？と思ってしまう。
10年後の最初のえっちが1番好きですね。
拘束して逃げられないようにするの大好きです。
そして10年経っても快楽を忘れていないから感じてしまうの大好物です。

ストーリーに関しては監禁生活が長めです。
受け攻め両方の視点があるのでお互いの気持ちは分かりやすいのですが、それは依存では…？と思ってしまいました。
特に受けです。
わたしとしては、受けが攻めから受けた仕打ちを考えるとあっさり攻めを愛するのもどうかと思うので、ラストに関してはこれも一つの結末か、ぐらいに思っております。

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投稿者：ぷしこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

いとう先生の作品で一番好きなお話です。

悲しくてもどかしくて切ない、愛と呼ぶには少し遠い、そして壊れそうに脆い繋がりが、どういう形で収まるのか、読んでいるこちらも苦しくなりました。
囚われてるのは、身体なのか、心なのか…
関係の始まりは最悪だし、攻めが受けを繋ぎとめるやり方もひどい。
でも狂おしいほどの、執着ともいえる受けへの熱い想い。
言葉で伝えればいい、という単純なものでもなく、深い確執がこの二人にはあるのです。

二人の苦悩と、心情がとても細かく描写されており、大人だけど、心はあの頃に留まったまま。
愛憎劇なのにとてもピュアに感じました。
気持ちが通じ合えた時は涙しました。
受けの気持ちは、これからさらに確固たるものになっていくはず。
大人の落ち着いた強さで、遅い青春を甘くやり直しながら、たくさん幸せになっていってほしい。