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山岳小説。面白い。でも、写真の件、どっかで似たような話を読んだ気がするなぁ。登場人物は全然違ったけど。
続編があってもいい感じ。
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山登りミステリ。
山小屋バイトの主人公が遭難者を助けたが、後日この人物が殺人事件加害者の遺体となって発見されてしまう。主人公は真相を追うために奔走するのが大筋。
独特なのは、事件は下界なのでクローズドサークルでは無い。山小屋で働く仲間達、山登りの魅力がたっぷり込められていて山小屋に行きたくなる感じ。山モノといっても非常にテンポが良いのですらすら読めます。
少し人嫌いでスレ気味な主人公が最後は成長しているのが分かり後味も思った以上にさわやかでした。
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どんでん返しの裏側があまりに素っ気のない犯罪心理なので,面食らう.しかし,現実の犯罪なんて社会悪の如き重厚感漂うものではないのかもしれない.
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話はテンポ良く進み、それはそれでいいのですが、ラスト至るまでの伏線があまり丁寧に描かれていないので、?マークの結末となっているのが残念。
駆け足過ぎるラストですねー。
そんな唐突に言われても、という感じ。ちょっともやもや。
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山の話なのか、と思ったら……。
自分が助けたばっかりに、などと単純な考えに落ち着かなくてよかったのでは。
自分が納得するまで調べる。何かに引っかかるというのは、そうではナイということなのかもしれない。
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白戸君や動植物管理係を思うと違いに驚くガッツリ読ませるミステリです。ワンゲル部だったという著者は山の情景も読ませますが、実際に事件を追うのは山を下りてからなので山岳より普通のミステリかもしれません。ある事件によって自分から警察官であることをやめた主人公。自信がなく自分のしたことに苦悩する彼が事件に関わっていく様子は元警官という事情からハードボイルドな面もあり、また登場人物が端役までみな魅力的で夢中で読みました。ラストが少し肩すかしで惜しかったですが、著者の書かれた他の山岳ミステリも読んでみたくなりました。
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元警察官だった男が主人公
主人公が遭難者を助けた(主に発見)が、それからもろもろあり事件を追うことになる
登山の描写は良かったです
事件の経過は終盤前まではまぁよかったのですがそのあとがちょっといまいちでした