紙の本
楽しいアンソロジー
2015/02/05 15:53
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミル - この投稿者のレビュー一覧を見る
アンソロジーの醍醐味は、今まで読んだことのなかった知らない作家さんとの出会い。
『ペットのアンソロジー』は、作家近藤史恵さんが、好きな作家さん達に、“ペット”をテーマに、リクエストして書いてもらった短編集です。
このアンソロジーは、今まで読んだことのなかった作家さんが多くて、面白かった作家さんのは、他の作品も探してみたり。
ペットといっても、犬や猫だけではない。
我が家にも愛すべきペットがいる身としては、憤ったり、驚いたり、涙がとまらなかったり、それぞれの作家さん達の紡ぐ物語を満喫出来ました。
紙の本
シャルロットが可愛い
2017/05/28 21:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
みな楽しめるかなりお得なアンソロジーです。ほんわかする話、泣かされてしまう話各種入っています。自分的には元警察犬のシャルロットのエピソードが気に入っています。
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ペットのアンソロジー。オーソドックスに犬猫から、爬虫類まで。
柄刀一の「ネコの時間」は、少女とネコの出会いから別れまでをストレートに描いた作品ですが、動物との死別、特にネコとの死別を経験している人には、ある種の救いになるお話だと思います。ただ、読み始めから死を予感させるので、外で読む場合には要注意です。
個人的には、大倉崇裕の「最も賢い鳥」がうれしかった。そう「小鳥を愛した容疑者」の続編です。
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近藤史恵さんリクエスト、という文言に惹かれて購入しました。近藤史恵さん、井上夢人さんの作品が読みたかったのもありますが、どの作品も面白かったです。近藤史恵さんが好きな作家さんに依頼したアンソロジーなので、読んだことのある作家さんはもちろん、この本で初めて読んだ作家さんについても、もっと知りたくなりました。ペットに関する話が集められていますが、猫や犬だけではなく、ジャンルもミステリーあり幻想奇譚的なものありと、なかなかバリエーションに富んでいます。このアンソロジーは他にも出ており、そちらも読んでみようと思いました。
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柄刀一氏による「ネコの時間」は、通勤の電車内で読んでいて、ヤバい、と思うぐらいに涙腺を刺激された。
動物ものの小説を書いて動物好きの読者の涙を誘うことそれ自体は、テクニックとしてはそれほど困難なものではないのかもしれないが、この作品はそのプロセスにある種のギミックというかトリックを仕掛けており、カタルシスに至るまでのその流れが上手かった。
他にも、我孫子武丸氏、井上夢人氏という性格の異なるミステリーの名手たちによる、いかにも"らしい"小話が読めるし、これまたオムニバスの中で異彩を放つ皆川博子氏の「『希望』」も実に雰囲気に溢れている。
冒頭を飾る森奈津子氏も見事にスタートダッシュを決めており、通読においてはその印象も大きかったかもしれない。
最後に収められた、発信者の立場であるところの近藤史恵氏の作品が、他に比べると少し見劣りしている…のも今回はご愛嬌。
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作家が一つのテーマを元に、他の作家に短編をリクエストするアンソロジー作品。この作品は、ペットをテーマにした作品集になっています。ペットと言っても、幅が広いですね。犬、猫から爬虫類までいろいろ扱われています。
元々動物をベースにした作品を書いている大倉崇裕さんの作品は、元々の作品・本編がもう一作という感じですね。
また、我孫子武丸さんの作品は、途中まで登場人物たちを誤解していました。わざとそう仕掛けていたのだと思いますが。
井上夢人さんは最後の逆転(?)が印象的。皆川博子さんの作品は、ごめんなさい、良く判りませんでした。
中々面白かったです。
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すべての方が初読みでした。
可もなく不可もなしでした。
でも、大崎梢さんのが意外性があったかも…。
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ペットにまつわるアンソロジー。初めての作家さんも多く、楽しめました。皆川博子さんはさすが。色々なペットが出てきて、読み応えがあります。
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そこまで期待せずに購入したわりにはなかなかよかったw
全然知らない作家さんもいたり。
こーれはズルいよー、反則~~!!!と思いつつ、ウルッとしちゃったりw
ホラーもあったりw
楽しめました~(●’ᴗ’●)ノ♪
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ショートショートに続いて短編アンソロジー。
隙間時間に読める幸せ。
というか、時間ないよーと嘆きつつ、実は意外に読書時間とれてるかも(笑)
★3つはちょっぴり厳しいかも?な佳作揃いの1冊ですが、中でも読了直後の今一番印象に残っているのは「ネコの時間」。
なんにせよ楽しい読書時間でした(^^)
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動物は大好き。特に犬が室内犬を飼っていたのですがもう10年前に死にました。私達も年で今では飼う事が出来ない。外犬を見る度に可愛いと思う、家で飼っていたのはダックスで名前はチョキ、本を読んでいたらチョキに会いたくなった。
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動物好きな人にはたまらない一冊。
中でもネコの時間が特に良かった。
久しぶりに小説で泣いてしまった。
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好みがあると思うけれども、読み終えて1番の感想はスッキリ。
思わず、この話続きを読みたいなと思う作品もありました。
まだ知らなかった作者の方にも出会えますし、その方の別の作品を調べてみたりと新しい作品とも出会えます。
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図書館。シリーズで読んだものがあったし、短編を読みたかったので。
「里親面接」は面白かったし、「最も賢い鳥」も好きだった。初めて読む作家さんもいて、意味がよくわからない作品もあった。軽い読み物として。