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本当にどのキャラクターのきちんと役割を持っていて、ドラマに深みが出てる。読み応えたっぷりでおもしろかった
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叶葉と鴇子を連れ敵機・神鯨が向かったのは、現在も鬼虫の八番式・無明の柊のいる都市、落地だった。単身落地へ辿り着いた九曜は黒塚部隊との戦闘かいくぐり、暴走した柊の奪還を目指す。
同刻、黒塚舞台を追って帝都から鬼虫が動き出した。連れ去られた叶葉と鴇子も、鬼虫も柊も向かうところは敵地、物語は収束へ向かって動き出す。
ぱらぱらと捲ったとき見えた、冬寂という章題から今巻登場する柊に関しては悪い予感(ストーリーの展開的に)がしていたが見事に的中。まさにこうならざるを得ない展開を見事に描ききる力量に賞賛。
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この物語を読み終わった時、感じたのは「美しさ」でした。
鬼虫六番式蟋蟀「鉤行(こうぎょう)の庵」たとえ敵側に操られていても、いずれ目を覚ますと期待していました。
しかし実際は予想外でいて、美しいラストでした。
主脳の庵も副脳の蟋蟀も愛しています。
鬼虫八番式蜉蝣「無明(むみょう)の柊」元気な姿をもっと見たかった。
とても可愛らしくて、蜉蝣の言葉遣いも素敵でした。
凄まじい強さを誇る鬼虫たちですが、八番式は一番美しい戦い方をしていると思う。
ラストも彼女らしく。
万字、庵、楓、柊、夢の中、どうか安らかに。
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敵本拠地への侵攻と、六、七、八番式の退場。次巻が最終巻だけれど、自陣も敵陣もまだまだ余力を残している状態で、どう決着をつけるのだろうか。
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最後の鬼虫・蜉蝣が登場。
やっぱり、クライマックスを目前にした盛り上がりっていうのは、本当にアガる。
いつものことでは有るんだけどさ、このくらいの長さのシリーズに付き合ってくると、思い入れもかなりのものになってる。なので、読んでて泣けてくることもしばしば。
この巻も井筒や柊や鴇子の決意とか、竜胆の復活からの叶葉との邂逅とか、蟋蟀の意志とかさ、名場面がいろいろあった。
そんなシリーズも次でいよいよ最後。
読むのが惜しい気もするけど、読まずにはおれないので、読みます。